5月15日。

この日は、日本に初めてプロサッカーリーグが誕生した、そう『Jリーグ』が誕生した日です。

1993年のこの日、日本リーグ時代の黄金カード「ヴェルディ川崎vs横浜マリノス」が国立競技場で対戦し、華々しくJリーグが開幕しました。

観客には名前入りのチケット。
記念すべきJリーグ第一号ゴールはヴェルディ川崎のマイヤー選手でした。

あれから満15年。

一言では語れない、多過ぎて思い出せない数々の喜怒哀楽がありました。

Jリーグを観てサッカーを始めた少年も、Jリーガーになり日本代表にまでなる時代になりました。

そんなJリーグは、早い段階で「百年構想」というのを発表した。

「百年構想」をひと区切りとするならば、15年なんてまだまだ始まり。

これから先、どんな“魅了”が待ち構えているのでしょうか?

これからも夢のある“J”であり続けて欲しい。


HAPPY BIRTHDAY!J.LEAGUE!
大竹洋平
(おおたけ ようへい)

1989年5月2日
所属:FC東京
背番号:30
ポジション:MF
身長:165㎝
体重:60㎏
利き足:左足

出身地:埼玉県八潮市
経歴:八潮中央サッカースポーツ少年団(96-01) - FC東京U-15深川(02-04) - FC東京U-18(05-07) - FC東京(08- )


今年トップ昇格したFC東京U-18出身の生え抜き選手。昨年のJリーグユース選手権大会の優勝メンバー。

今年プロ選手になるなり、3月8日にリーグ開幕戦デビュー、4月1日にU-19日本代表候補初召集、4月19日にプロ初ゴール、そしてU-23日本代表候補初召集。まさに彗星のごとく現れたレフティー。

これだけでも注目したくなるが、私事ですが、同じ埼玉県八潮市出身!そして同じ八潮中央サッカースポーツ少年団出身!注目せずにはいられないのである!

まだ一度もプレーを生で観ていないが、抜群のテクニックでキレのある鋭いドリブルやスルーパスが持ち味らしい。先日の川崎戦でのループシュート、小学生の頃から中村俊輔に憧れ、真似をしていたため、動きがそっくりらしい。

Jリーガーに憧れていた子供が、Jリーガーになる。もうそんな時代なんだと、しみじみ思う。

ここ数試合では、少しばかり話題性も落ち着いているが、どれだけ伸びしろを持ち合わせているのだろうか。注目する選手である。
J1第12節
○ 5/10 14:00 雨
川崎 0-1 浦和
(等々力 20335人)

数日前に半袖でいたのが嘘のように肌寒さ。選手にとっては、やりやすい気温だったのではないだろうか。ただ、雨でグランドが、かなりスリッピーで予想以上にのびていた。特に川崎はやりづらそうだった。

今節の試合は、よく頑張って勝ちましたという感じ。特にジュニーニョを押さえ込んだ堀之内が良かった。そして上がってくる憲剛に仕事をさせなかった萌や危ないとこで踏ん張った阿部ちゃんの安定感と堤などと試合を通してディフェンス陣が集中して頑張っていた。最近の守備は阿部勇樹を中心に集中した安定感が素晴らしい。

逆に暢久・相馬のサイドは効果的なものはあまりなかった。守備に重点を置いていたと言うべきか。全体的に相手のボールをよく奪っていた。

得点になったPKは、微妙というかラッキーだった。その直後のゴール前での混戦から川崎ゴールのオフサイド判定は、微妙というか暢久が完全に残っていてオフサイドでなかった。

判定ミスなのかもしれないが、微妙ではあったし、川崎には申し訳ないが、サッカーとはこうゆうこともある。

この試合で一番気になったのは、やはり高原だった。徐々に連携は良くなってきているが、京都戦以来得点が決まらない。もちろん相手も警戒して厳しくマークされているから、なかなかシュートが打てないのもある。パスの出し手が悪いのか、パスの貰い手が悪いのか。周りの期待が大きいだけに頑張ってもらいたい。

GW連戦を相手に恵まれたが、負けなしで乗り越えられて良かった。

来週のG大阪戦(埼スタ)を終えると、リーグは約一ヶ月強の中断に入る。相手はACLの突破を決め、リーグ戦に集中してくるだろう、キッチリ勝って中断期間に入りたい。