W杯アジア3次予選第4戦
△ 6/7 22:15(日本時間)
オマーン 1-1 日本
(オマーン・マスカット)


後半に、遠藤の技ありPKで同点に追いついてのドロー試合。

38℃という過酷な状況での戦い。どの選手も前半早々から汗をびっしょりかき、ユニホームが体に張り付いていた。そんな中、選手は集中とペースを崩さずに主導権を握りよく頑張っていたのではないだろうか。

ただ、相手に先制点を取られるのも想定内だったと思うが、実際にオマーンに先制され、ゲームプランが崩れたように感じた。日本としては試合開始から少しペースを上げてでも先に点を取り、主導権とゆとりを持って試合を進めたかったのではないだろうか。

退場者を出したのも、お互いに予想外だったと思うが。

日本が主導権を握って攻め続け、前掛かりになったところをオマーンカウンターを狙う。典型的な試合になった。

日本の出来は、決して悪くはなかった。いろいろ言えばキリがないので、こういう短期決戦の時は、“次”へ早く切り替えることである。


テレビ生放送にて観戦)
W杯アジア3次予選第4戦
6/7 22:15(日本時間)
オマーン-日本
(オマーン・マスカット)


5日前にホームで対戦し、快勝。その対戦相手との今度はアウェーゲーム。

今回も快勝できると思う人はいないと思うが、油断大敵である。

ただでさえ中東のチームはホームゲームになると、水を得た魚のようになる。そして今回突然の監督交代劇。前回対戦したではなく、全く別チームとの対戦と考えるべきだろう。

中東は気温も40℃になり、そして乾燥している。試合開始5分で既に喉が渇くらしい。日本代表も横浜での試合後、すぐに現地に入り気候に対応とコンディション維持のために念入りに調整している。

怪我などで先発が変わる選手もいそうだが、大方前回と同じメンバーで試合に入るだろう。果たしてホームで出来た事が、どれだけ出来るだろうか…。

余計な心配かもしれないが、2ヶ月前の悪夢を繰り返して欲しくないものです。

絶対に負けられない戦いが、そこにはある。
W杯アジア3次予選第3戦
○ 6/2 19:20
日本 3-0 オマーン
(日産ス 46764人)


選手もスタッフもそして観客もメディアも、余計な不安要素を一掃するような勝利でした。特に得点シーンの3点は、日本の強さを出すような素晴らしいゴールでした。

1点目の中澤の力勝ちの豪快なヘッドも、3点目の松井の粘りからのパス、そして俊輔の左足フェイントからの右足ゴールも素晴らしかったが、特に2点目の大久保ゴールは素晴らしかった。

闘莉王のタイミングの良いスルスルっとした上がり込む、右サイドでのタメ、そして俊輔ののロングパス、闘莉王の素晴らしいポスト、最後の大久保の確実なゴール。どれを取っても、理想的な流れのゴールだったのではなかろうか。

欲を言うなれば、後半早々に決定的な追加点を奪い、その後も再三良いボールがゴールに上がりながらも、4点5点を奪えなかったことだろうか…。

逆にオマーンは、中東の鋭いカウンターは見られず、速攻を狙いたいのは分かるが縦にばかり攻撃するので、日本としては守りやすかったのではないだろうか。

ただし、これは日本のホームでの戦い。次戦は同じ対戦でアウェー。
浮かれていけば、また中東で同じ目に合う。

勝って兜の緒を締める!

テレビ生放送にて観戦)