Blog前出「失敗が出来る環境作り」で登場したコンプレをもらった社員に、その後こんな事を言った。
「1日のうちに何回、お客様から【ありがとう】と言われる?
あまり記憶に無いなら、まずは5個/1日のありがとうを集めよう!そしたら、祝杯だ!」
工程管理は少し緩めにして、しばらく様子を見ていた。
どうすれば、「集まるのか」「ありがとう=喜んでもらえるのか」なんて事は一切アドバイスせず、
自分自身で感じ、考え、行動出来るような訓練になればとやり始めた事。
元々彼は少々頭は足りない感じはするものの・・・
人当たりも良く挨拶も出来る子で、仕事への姿勢は素晴らしいので投げかけたのも理由のひとつ。
その日から今日まで彼の集めたありがとうの数は1日3個が最高。
そんな彼にアドバイスしたのは、「相手の立場になって仕事をしてごらん。」だった。
そもそもお金を払うお客様が「ありがとう」と言う場合は、最低いいサービスをしないと言われない。
ありがとうと言われるのは、お客様が気持ちよくお金を払ったという証拠でもある。
この感覚は特にサービス業、接客業をしている人間であれば絶対的に必要な感覚だ。
いいサービスをするには直接的原価はかからない。
またこの感覚を「達成感」として味わう為には、何もお客様だけで無くてもいい。
彼に新たな課題を出したのは、
「じゃあ一緒に働いている人からの「ありがとう」も集めよう!でも数は5→7個へ修正ね」
彼なら従業員を含めれば、彼の仕事ぶりならこの数はすぐに達成するでしょう。
でもこの「ありがとうを集める」という、行動を通して得られる成果は彼の今後の成長に、
おおきなアドバンテージをもたらすと思う。