では、後半Bメロ行ってみませう!
コード進行は
| Am7♭5 | D7 | Gm7 | |
| Cm7 | F7 | B♭M7 | E♭M7 |
| Am7♭5 | D7 | Gm7 G♭7 | Fm7 E7 |
| E♭7 | D7 | Gm7 | G7 |
です。
(1行目)
Aメロの4行目と同様なので割愛します。
(2行目)
Aメロ1&3行目と同様なので割愛します。
(3行目)
前の2小節はAメロ2&4行目と同様です。
問題は3&4小節ですが、ここはルートが半音で進行していますので、各後半のコード「Ⅱ♭7」は「Ⅴ7」の代理コードであると考え、「Ⅱm7-Ⅱ♭7-Ⅰ」を「Ⅱm7-Ⅴ7-Ⅰ」に読み替えます。
従って、| Gm7 G♭7 | Fm7 E7 | は、| Gm7 C7 | Fm7 B♭7 | と考え(このコード表記となっているものも多々あります)、適合するペンタは
| GmP | GmP | DmP D#mP | CmP C#mP |
となります。
(4行目)
1小節目の「E♭7」が問題ですね。この場合、その前からの半音進行の流れから、また同様のトライトーンを持つ「A7」の代理と考え、さらにDに向かうⅡ-Ⅴに分割し、| Em7 E♭7 | すなわち | Em7 A7 | と考えるのがよろしいかと。
また、2小節目以降はAメロ2行目~と同様ですので、適合するペンタは、
| BmP CmP | GmP | DmP | CmP |
となります。
3行目後半から4行目前半が面倒臭いですね。
ここは、不安定感が醸し出されればOKですので、ロックギタリストのばやい、Gmペンタで「トリル&ア~ムダウン」とか「トリル&クロマチック下降」で誤魔化す、もとい処理するという手もあります。(ジェフ・ベック大先生の技でもあります)( ̄ー ̄)
【備忘録】過去のエントリー
ペンタでジャズ
ペンタでジャズ(その2)
ペンタでジャズ(その3)Ⅱ-Ⅴへの応用
ペンタでジャズ(その4)マイナーⅡ-Ⅴ処理方法
ペンタでジャズ(「枯葉」実践編;前半)
【番外編】