恋愛の第一段階 | 世紀末救世主伝説

世紀末救世主伝説

愛を取り戻すために…

恋愛の第一歩

少しだけお堅い話も交えながら…

建前を作ろう

社会的に人が他者に関心を持つ理由は二つある。
ひとつは動物的な性に由来する衝動であり、
もうひとつは社会的な役割に由来する道理である。

そして、特に社会的役割が強い性である女性は
ゆるマンの汚名で非モテ上司やオバサマ達から嫌がらせを受けたくないために
男の側からキチンとエスコートして付き合っていく必要がある。

そうして、男の側に責任があると女はようやく恋愛を楽しめるため
恋愛の重要な節は全て男の側が決定しなければ(悪くならなければ)ならないのだ。

ただ、この際に関係性が変わる物事の際に建前が無ければ
建前を作れない男の無知か非モテを見抜き
女は一発で拒否反応を示して恋愛関係を破綻させる。

それも、そのはず
目を見る、話す、名前を呼ぶ、デートする過程で男の正体を見分けなければ
接触の過程に入ってしまい、建前ではなく流れを受けいれる態勢にて
男の性を判別する段階に半ば強制的に入ってしまうのだ。

ゆえに、セックスに持ち込むまでは女は男のボロを探すことが
男はより手早く接触の段階に持ち込むことが各々の恋愛における命題となる。

そして、セックスの相性で相手の性的な強さを判別して
女が男の性を認めて初めて依存した態度を取って男に気に入られようと振舞いだす。

それまでは、女が気に入られようとする振る舞いをしてもいないのに
相手の身体的な事を褒めてもただキモいだけなので
セックスするまでは社会的関心を示すに留めておきましょう。

名前を呼ぼう

名前とは両親に与えられた、世界に対する絶対的な己の尊厳たる誓いである。
この誓いを共有する者に心許すのは、実在を認める者への感謝の気持ちの現れなのであろう。

苗字は血族に対して、名前は相手個人に対して
関心を表すものとなるため、恋愛対象は名前で呼ぼう。

関係性の主導権は先に関心を示した者が手にするため、
建前を構築する手間はあるもののそれ以上の意味があるのだ。

相手の名前を知らないならば名前を聞けば次からは名前で呼べる。
もし、知っていて当然の状態であるならば、名前の呼び方や由来など
相手の名前が話題となる世間話をすれば全く問題ない。