前回、ルート面接について紹介したが、そのことを知っているのと知らないのとでは、就職活動や処世の立ち回りに偉い差が出ると思う(意外にそのことを知らない人が多い)。

でも、かつての戦友が毎回面接官(人事担当)であるとは限らない。そういう場合はどうすればいいのか?


しかし、入りたい会社の社員では一応あるわけだから、その人に頼んで紹介してもらえばいい。やはり、通常の面接よりは採用される可能性は高い。


あと、ルート面接以外の知り合いが面接官だったという場合(たとえば部活仲間とか、学校での同級生など)や、これは実際に経験したケースだが、自分には面識がなくても相手には面識があるというケース(よく行く常連の店で印象に残っていたらしい)も、採用率が高い。


このような面接のパターンを私はハーフルート面接と呼んでいる。経験上ルート面接ほどではないが、やはり通常の面接よりは採用される可能性が高い。


基本的に面接というのはゴルフのパットのようなものだと思う。通常の面接の時は1530のロングパット(あるいはグリーン外)で、傾斜や芝目をうまく読まないと、決める(採用される)のが難しい。

しかしこれがルート面接やハーフルート面接なら、5メートル以下のショートパット、または30センチにもなる。これは外す(採用されない)ほうがおかしいぐらいだ。


基本的にルートや、ハーフルートを駆使していけば、面接というのはある程度スムーズにいくし、多ければ多いほどリストラされた時や、転職したくなった時に困るものではない。ある意味、将来安泰の盤石の体制を築ける。


前回少し言いそびれたが、ルート面接の場合、電話でこっちは「あっ、○○社にいた時に一緒にいた××だな。」というのが声などで事前にわかっていても、向こうは気が付いてないことが多い。もちろん最初から調査済みでわかっている時もあるが‥‥。


そんな場合、面接の時に偶然を装って会えば、相手はどんな気分だろう。モノマネ番組でご本人登場!ぐらいの、うれしいサプライズを演出することができる。もちろん偶然ルートモード(こちらが予定してないルート面接)になれば、両者にとってうれしいサプライズではないか?これを運命の再会と言わずしてなんというのか?採用される確率はかなり高くなるのは間違いない!


そうやって、ルート面接やハーフルート面接できるところを増やしていくことも、処世術の一つといえる。

基本的に面接というのは、面識のない者同士(初対面)になることが多いから、どうしてもハラの探り合いになると思う。

では、面接官が昔の職場にいた同僚や、上司・部下(ちと微妙だが)の場合(以下、戦友と呼ぶ)はどうなるだろう?

この場合は通常の面接(飛び込み面接)と違いルート面接(あるいはカミカゼ面接・確変面接)になるが、採用される可能性が高いのではないのだろうか?

文字通り神風並みの自分に有利な風が吹いている状態といえる。


お互いの近況を語り合うのもいいだろう。昔話に花を咲かせるのもいいだろう。

やりたくもないハラの探り合いをしなくても済むし、こうやっていい雰囲気で談笑できたら、少なくとも採用の有無が即決で決まるところなら、ほぼ確定とみて間違いない。


こういう言い方はアレだが、どこの馬の骨かもわからない奴と、かつて同じ職場(戦場)で苦楽を共にしてきた戦友。あなたが面接官だったらどちらを採用するか?当然の理ではないか?


とにかく面接官とかつての職場仲間(戦友)というのは、ほかの志願者と比べてかなりのアドバンテージが取れると思う。


まあ、確かにこんなことはめったにないんだが、滅多に吹かないから神風であり、○○社の面接官はかつて△△社で働いていたころ、一緒にいた××というのがわかっていれば、ある程度は意図的に吹かせることが可能である。


そのためにも数多くの職場(なるべく異業種)を経験しておくことが大切なのだ。


まあ、中には顔見知りは採用しない人&使用しづらい職種というのがあるようだが、たいてい自分の経験上かつての戦友というのは有利に働くと思う。面接される側にとっても採用の皮算用が予想しやすいと思うのだが。


これから私はいつもかつての職場の戦友が面接官をやっていることを祈って面接に行こう、そう思える今日この頃である。

私自身、面接を数多くこなしている人間だが、採用の脈があるかないかは面接の時(電話の時に分かることもあるけど‥‥)、話をしてれば大体分かるし、大体当たる。


面接の時に「ああ、追い風になっているな。」とか、「これはちょっと向かい風だな。」とか、面接の時に感じる風向きでわかる。


大きく分けると次のように分けられる


追い風……好印象・脈あり・経験のある業種へ行くと多い、基本的に採用にこぎつけることが多い。


向かい風……悪印象、脈なし、未経験の業種か、応募多数の所へ行くと多い。あるいは条件(面接の時の印象や、労働条件など)に難色を示している場合。不採用になる率高い。


無風状態……可もなく不可もなく。採用・不採用の確率が大体5050。脈があるのか無いのかよくわからない。面接官がポーカーフェイスの場合にもある。先読み不明。


まあ、こんなところだろうか?面接というのはたいがい面識のない者同士がやるものだから、こんなものだろう。


なかには滅多に吹かないが(意図的に吹かせることは(条件は少し厳しいが)可能)神風が吹く場合もあるが、これは次の機会に……。