予想模試を信じた人が不合格で、首をひねりながら解いた人が合格 | 実務家でもなく講師でもなくマニアでもなく

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還暦間近な独身男性が資格検定について書きます。

私は昨年、賃貸不動産経営管理士を受験して合格しました。

 

さて市販の予想模試ですがどれも一長一短あります。

 

ただかわいそうに思ったのは「予想模試3回とも合格基準点を上回っていたのに不合格」だった人です。

 

本試験、初めての受験する人もいれば2回目3回目の人もいたでしょう。

 

準備して予想模試が3回とも合格基準点を上回っていたのに本試験が不合格の方に対しては、私はとても残念に思います。

 

それに対して私のように首をひねりながら解いて合格した人もいます。

 

私が首をひねりながら解いた理由は、質・量とも適切でない場合が多いと判断したからです。

 

質ですが、管業・マン管で出題されたのでしょうか、そのような問題が散見されます。

 

賃管と管業・マン管では、対象や内容が異なると思うので、出題されないのでは?

 

実際、会計(仕訳)や共同住宅に係る防犯上留意事項などは出なかったです。

 

量ですが、本試験28ページ、予想模試47ページ?、20ページも差があります。

 

よいトレーニングになったと考えるか、レビューにありましたがオーバースペックと考えるか、微妙なところです。

 

まあ、できなくて不安にさせて直前模試を受講させるのが狙いならよいですが。

 

一般に講師やテキストに文句を言う人は不合格者に多く合格者には少ないです。

 

合格した人は「これで受かりました」「これだけやれば大丈夫です」と講師に言うでしょう。

 

講師もそれをうのみにするでしょう。

 

ところが昨年に比べて問い合わせや受講生が減っているでしょう。

 

予想模試を信じた人が不合格で首をひねりながら解いた人が合格。

 

あまり望ましい状態でないと考えます。