「下流志向」=「学ばない、働かない」人が増えているのが話題になったことがあります。
そんな中、資格や検定の勉強を自主的にしている人もいます。
彼らは「下流志向」でないことはわかります。
ただ資格や検定を取って企業内でも企業外でもいかしたい印象はないです。
ただ取るだけ、持っているだけ、だから知識や実務はどうでもよいになります。
どうでもよいので試験勉強はただの攻略になります。
実際、過去問を何度か解けば合格するのですから仕方ないです。
しかし資格や検定の試験の内容が変わってきました。
過去問で見たことのない問題もあります。
どうすればよいか?
攻略の仕方でなく試験に対する考え方を変えないといけないでしょう。
資格や検定を、仕事や生活で本当に使うのか、使うあてがあるのか?
使わないなら、使うあてがないのなら受験しなくてもよいです。
また仕事の憂さ晴らしで受験するのもよくないです。
収益の高い部門にいる仕事のできる人は資格や検定を受けるより既存事業の立て直しや新規事業の立ち上げで忙しいでしょう。
収益の低い部門にいる仕事のできない人が暇に任せて受験して合格してもあまり意味ないでしょう。
仮に短期間で低コストで合格しても転職先では仕事の実績を見られますから。
また本当に短時間で低コストで受かったか疑問です。
例えば、効率よく宅建、管業、マン管、賃管を受かったとしても数百時間から数千時間かかるでしょう。
宅建やマン管をいかして独立ならまだわかります。
その後、なぜか行政書士や司法書士を目指します。
そうであるなら最初から行政書士や司法書士を目指したほうが良いでしょう。
数百時間から数千時間がもったいないです。