資格を効率よく取ろうとするが、そもそも資格を取って○○は効率がよいのか? | 実務家でもなく講師でもなくマニアでもなく

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還暦間近な独身男性が資格検定について書きます。

定期建物賃貸借の終わりに投稿し直しました。


昨今の経済状況や雇用不安から資格や検定を取得しようとする人が増えている様子です。

 

忙しい皆さんを対象にして隙間時間で効率よく学習できることを「売り」にしているところが多いです。

 

さてそもそもの疑問ですが資格を取って○○は効率が良いのか?です。

 

○○には年収アップ、転職・再就職、独立などが入ります。

 

私個人の考えを言うと「効率が悪い」になります。

 

必ず受かる保証はないうえ、コストがかかります。

 

独学で市販の教材を使って数千円で合格という人がいますが勉強した時間も考えましょう。

 

仮に100時間でも1時間1000円で計算すると10万円かかっています。

 

もし短時間低コストで受かったとしてもどうでしょう。

 

例えば資格を取って年収アップの場合、資格手当がもらえるなら別ですがもらえないなら、仕事の技量を上げて成果を出すしかないです。

 

仕事の技量を上げるのに必要ならまだしもそうでないなら意味がないです。

 

仮に成果を出しても斜陽産業なら年収アップは難しいです。転社しても同様です。

 

20代30代なら平均年収の高い産業へ転職した方が効率よく年収が上がると思います。

 

実際、経営者は会社に有資格者が必要なとき自分で勉強するかどうか?

 

勉強する人もいますがいつ取れるかわかりません。

 

多くの場合、有資格者を雇うでしょう。

 

もちろん有資格者もバカではないのであまり勉強しない経営者とは距離を置くでしょうが。

 

「資格を取って○○」というのは雇う側の考え方でなく雇われる側の考え方なのでしょう。