資格より学歴、学歴より職歴の理由 | 実務家でもなく講師でもなくマニアでもなく

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還暦間近な独身男性が資格検定について書きます。

理由は簡単です。学習時間が長いからです。

 

資格を取得するまで行政書士、社労士、中小企業診断士なら1000時間前後、学習すると言われています。

 

1年なら1日3時間で333日、子育て、仕事、介護などの合間に大変だったと思います。

 

しかし高校(大学)入試を考えると学校で授業を受ける時間は1日6時間×250日×3年間=4500時間です。

 

もちろん子育てや仕事や介護などありませんが子どもは子どもで部活動などあります。

 

朝練や土日の練習試合や遠征など忙しいのです。

 

また職歴を考えると1日8時間×250日×1年=2000時間です。

 

資格の学習時間1000時間は新入(中途)社員の半年分の時間です。

 

皆さんは半年でどの程度仕事ができたでしょうか?

 

学習時間の1000時間は資格検定に合格するまでの時間です。


独立開業ましてや開業後の成功に必要な時間ではありません。

 

資格を取ってすぐ独立開業して士業としてお金を稼ぐ、素晴らしいと思います。

 

しかし実際アメブロのブログを見ると独立開業して士業としてお金を稼ぐ人より師業としてお金を稼ぐ人が多いように見受けられます。

 

皆さんがおひとりなら構いませんが配偶者や家族がいるならどうでしょう。

 

うまくいかない場合、経済生活が不安になるおそれがあります。

 

周囲の理解協力などが得られないなら自己啓発として資格を取るだけでもよいような気がします。