背骨コンディショニング スペシャリスト/作業療法士の鈴木諒です。
今回は「重い物を持ってはいけないのか?」というようなお話をし
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重い物を持
特に
「重い物を持った瞬間にぎっくり腰を起こしてしまい
というようなご相談はよく受けます。
そうなると
・重い物を持ってはいけないでしょうか?
・そういう動きは避けた方がいいでし
と言われることがあります。
結論を先にお伝え
重い物に負けない筋力をつけましょう!
ということに尽きるんですよね。
日常的に重
例えば、日常生活で掃除をする時。
掃除
それで日常生活が事足りるのであればいいんですが、ごく一般的な暮らしをしていれば何かしら物
でも「重たい物を持つことを避ける」といったことを続てしまうとどういうことになるか…
単純に
物を持てなくなります
物を持った時に支えるために必要な筋力がどんどん弱くなってしまうので、結果的に自分の体を弱くしてしまうっていうことと同じなんです。
このあいだパーソナルのクライアントさんが、職場で水のタンクをたまたま持ち上げたときの話。
筋力に不安が
その方は「これからは若い職員の方に頼みます」とおっしゃっていましたが、現時点ではそれが正解だと思います。
では、この先ずっとそのような重い物を持つことを避け続けていいのか?というと、そういうこ
・現時点の自分の筋力、自分の許容範囲って
・これ以上重たい物を持つと、今の自分自
と理解して欲しいです。
今の自分の許
どうすればいいか?
それは、やっぱり
筋トレ
という視点がとっても大事だと思います。
現
今度は8kg…それでも不安。
じゃあ次に5㎏はどうか?5㎏も
というようにどんどん持つ重さを軽くしていってしまうと、本当に軽いものしか持てなくなります。
1kg、2kgぐらいの軽いものしか持てないとなると、どうでしょう?
想像してみてほしいんですが、牛乳パック1Lを2本。
それでもう2kgですよね。
それしか持てないと、日常的な買い物でも支障が出るかもしれません。
許容範囲を超えるようなものは確かに負担は強いかもしれ
現時点の自分の許容範囲を見極めたうえで、重い物を避け続けるのではなく、許容範囲を広げるために筋トレをちゃんとやるということは本当に大
重たい物を持って腰を痛めるという方
背骨コンディショニングの筋トレ
背骨コンディショニン
筋肉をつけるにはちょっと頑張ったくらいではつきません。
ちゃんとした方法で取り組んでも年単位かかります
繰り返しになりますが、現時点では重い物を持つことを避けたとしても、いつまでも避け続けるわけにはいきません。
筋トレは将来の自分の体を守るために、今回のような体を痛めるリス
特にお尻や背中、つまり体の後ろ側の筋肉を鍛えることを本当に意識して日々取り組んでいただけたらなと思います。
とても大事なことですので、ぜひ参考に
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