背骨コンディショニング スペシャリスト／作業療法士の鈴木諒です。
今回から、私が音声メディア「stand.fm」で配信している
【背骨コンディショニングがわかるラジオ】
こちらの内容を文字に起こしてお届けしていきます。
（読みやすくなるよう文章は少し直しています）
※音声で理解したい方はこちら
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背骨コンディショニングについてなんですが、まずご存知の方いらっしゃいますか？
SNS 等で見たことありますよーですとか、普段から背骨コンディショニングに取り組んでますよーという方もいらっしゃると思いますし、逆に全然知らなくて勧められて聞きに来ましたという方もいらっしゃるかもしれません。
今日は初回の放送ですので、背骨コンディショニングについて特徴を三つほどに簡単にまとめてお伝えしようかと思います。
その前に少しだけ自己紹介させてください。
北海道札幌市で背骨コンディショニングの活動をしている鈴木諒と言います。
普段は作業療法士としてリハビリの仕事も行いながら、背骨コンディショニングでグループレッスン、あとはパーソナルの運動指導や背骨矯正をおこなっています。よろしくお願いいたします。
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一言で簡単に言いますと、背骨コンディショニングは背骨の歪みを整えて身体の不調を改善していく運動プログラムです。
少し特徴をお伝えしてきます。
背骨コンディショニングのプログラムとしては大まかに三つの要素があるというものです。
一つ目が「ゆるめる」で、二つ目が「矯正する」、そして三つ目が「筋力向上」、この三つの要素から成り立っています。
まず「ゆるめる」というものに関しては、例えば寝そべって仰向けですとかうつ伏せですとか色々体勢を変えながらおこないます。
体操の種類としては200種類以上あるものですけど、毎年新しい体操が出たりですとか体操の中でも本当に簡単な基本的な動きからレベルアップしたバリエーションの体操まで様々あります。それらはご自分の体調に合わせておこなっていくということです。
二つ目の「矯正する」に関しては、少し前に SNS ですとかテレビでも取り上げていただいて話題になりましたけども、「仙骨枕」というセルフ矯正の道具があります。
仙骨枕を使って自分で矯正していく方法で、後は私のように背骨矯正まで行えるインストラクターの所へ行って、実際に運動指導を受けて背骨矯正を受けるといった方法があります。
こちらの矯正というものは背骨、あとは関節ですね。そちらを本来の位置に整えていくということをおこなっていきます。
そして三つ目の「筋力向上」この要素が一番大事です。
もちろんゆるめたり矯正するというのも大切なんですけれども、骨が歪んでしまうのは筋力が弱いから。
それが一番の原因ですので、筋トレをしっかりとおこなっていきます。
この筋トレは、例えばスポーツジムおこなったりですとか重たいマシンを使ってとかそんなハードなものではなくて、トレーニングバンド（ゴムバンド）を使ってご自宅で誰でも安全にかつ効果的におこなえる方法をお伝えしています。
特に優先的に鍛えるのはお尻の筋肉とあと背中の筋肉。
まずはここからしっかり鍛えていきましょうということをお伝えしています。
私も正直学生時代、バスケットボールをおこなったりバレーボールをおこなったりしましたけれども、筋トレは本当にやらなかったんです。
今は運動指導させて頂く立場でもありますので、皆さんにしっかりお伝えできるように日頃から筋トレは取り組んで、そして体の調子もどんどん良くなっている実感があります。
筋トレが得意でなくても取り組める内容ですので、そこはまああまり心配しなくて大丈夫かなと思っています。
とりあえずこの三要素ですね
「ゆるめる」「矯正する」「筋力向上」
この三つの要素から成り立っているのが背骨コンディショニングです。
特徴の二つ目としては、小さいお子さんから高齢者の方まで幅広い年代の方におこなっていただけるという内容です。
初めての方に「小さい子供でもおこなって大丈夫ですか？」とか「私でもできますか？」というようなご質問いただくことがありますが、もちろん年齢関係なく取り組んでいただけるので、その方の状態に合わせて運動の負荷ですね。体操の種類ですとか運動の負荷量を変えておこなっていただくようにしています。
そして三つめの特徴として、これは一番伝えたいことかなと思うんですけれども、今まで病院等でなかなか治りづらかった、良くならなかった症状に対しても効果が出ている方が本当に沢山いらっしゃいます。
代表的なところで言うと腰の痛みですね。
腰が痛いという方は日本でも3000万人くらいと言われてますが、現代の医学で85%の腰痛は原因が不明と言われています。
その原因不明の腰痛に対して、背骨の土台の仙骨があるんですが、そちらの仙骨は現代医学ではほとんど動かない骨というのが常識なんです。
背骨コンディショニングの創始者の日野秀彦さんが、仙骨が実はよく動く骨だと、数センチ単位でよく動く骨だということを発見されて、そこの仙骨が歪むことでその上にある背骨の歪みを引き起こして腰痛ですとか肩の痛み、頭痛などを引き起こすと考えています。
そこの歪みに対して体操したりですとか矯正をしたり、後は歪まないように筋力トレーニングをしっかりおこなうというのが背骨コンディショニングのプログラムですね。
実際に今までなかなか良くならなかった腰の痛みとか肩の痛みですとか、そういった体の不調が本当に改善されてる方が多くいらっしゃるのが、これは本当に自分で運動して自分の体を守るというようなイメージでしょうか。
本当にこれは多くの方に知っていただきたいなと、日々リハビリの現場で仕事しながらも思っています。
運動の実際の動き方ですとか筋力トレーニングのやり方っていうのはなかなか音声だけでは伝わらないと思うので、私も YouTubeのチャンネルにいくつか体操や筋トレの動画をあげていたり、他の背骨コンディショニングの指導者の方々も動画アップしてくれていますので、YouTubeで「背骨コンディショニング」と検索したら色々出てくるかと思いますので、どんなのかなーっていうのはチラッと見ていただけたら嬉しいです。
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ということで今回は背骨コンディショニングの三つの特徴ですね、三つの要素のこと、あとは子どもから高齢者の方まで取り組める内容ですよということ、あとは現代医学でなかなか改善できなかった身体の調子が運動によって改善している方が本当に多いですよっていうことを今日はお伝えさせていただきました。
では次回以降もですね、背骨コンディショニングが何なのかを少し理論的なお話をさせていただいたりですとか、あとは運動のコツとか身体の仕組みのことを、また私の実際の現場とかリハビリ現場でこういう方がいらっしゃいましたよっていうようなエピソードもですね、可能な範囲でお伝えできればと思いますので次回以降の放送も引き続き聴いていただけると嬉しく思います。
それでは、今回の放送はここまでにしたいと思います。
また次回以降の放送も楽しみにしていてください。鈴木諒でした。
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