背骨コンディショニング スペシャリスト/作業療法士の鈴木諒です。

 

 

まず筋トレする時間を優先的に確保!

残りの時間で体操する習慣づけを

 

 

皆さんは1日のうちにどのくらいの時間を運動にあてることができますか?

 

20~30分、もしくは1時間程度。 

忙しいから数分しか時間を作れないという人もいるかと思います。

 

 

不調改善を目的とした運動を行う際に特に意識してほしいことが

筋トレする時間をまず優先的に確保する

 

 

運動に慣れていない方に多い傾向ですが、運動する時間を作ったときに

「まず体操する」

ということをやりがちです。

 

そして体操をしたあとに疲れてしまったり時間が少なくなったりすると

「なかなか筋トレまでいかない」

というお話を聞くことが多いです。

 

 

背骨コンディショニングでは

①ゆるめる ②矯正する ③筋力向上

 

という三つの要素から構成されており、3要素と全てが大切と考えています。

 

 

先ほどのように「まず体操で背骨や関節をゆるめる」ということはもちろん大事なんですが、ゆるめるだけで終わってしまうと背骨や関節の正しい位置で支えることができないので根本的な解決にはなりません。

 

逆に筋トレだけでは関節や神経が硬いままだと怪我のリスクも高くなりますので、筋トレだけでいいということでもありません。

あくまで3要素全てが大事です。

 

 

でも筋トレをしなければ背骨を支えることができないので、「体操だけ続けて少し調子が良くなってもまた戻る」ということを繰り返してしまいます。

 

 

 

その時に

まず筋トレする時間を優先的に確保する!

 

ということを意識することで、運動に使える限られた時間を有効活用することができると思います。

 

 

ちなみに私自身は、筋トレは仕事に行く前に朝のうちに済ませてしまいます。

 

その理由としては 

・朝は身体の疲れが少ないので運動に取り組みやすい

・朝のうちに筋トレしてしまえば1日のノルマが終わって気が楽に過ごせる

 

などがあります。

 

 

筋トレをやる時間帯は特に決まっていませんが、仕事が終わってご飯を食べてお風呂に入って…

夜寝る前から「よし筋トレするぞ!」

 

…という気持ちに、私はなれませんでした。

 

一時期は夜も試しましたが、その日の疲れがある状態で筋トレしてもただ苦しいだけでした。 

 

また、寝る前に筋トレすると身体が活動状態になるため、寝つくまでに時間が必要になるということもありました。

 

 

自分自身の生活を見直して

どのタイミングが一番筋トレに取り組みやすいか

 

ということを考えた時に、私は「朝仕事に行く前に筋トレを済ます」という結論になりました。

 

そのおかげで今では筋トレが習慣になっており、自分の状態に合わせて体操や筋トレのメニューをこなすことができています。

 

 

もちろん筋トレの内容や取り組む時間は人それぞれ全く違ってきますが、いずれにしろ時間は1日24時間と限られています。

 

その中でそれぞれの生活でやらなければいけないことがある中で

 

・どう運動(特に筋トレ)を習慣化するか

・日常当たり前のものとして取り組むことができるか

 

といことが不調改善のポイントになってくると思います。

 

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今日の西岡福住地区センターさんのサークルでは、皆さんの改善したい不調をお1人ずつ聞いて、それに対して運動メニューの構成や運動を習慣化するためのコツなどをお伝えさせていただきました。 

 

1年以上前からサークルに参加されている方も、最近新しく来られた方も、それぞれご自身の体調に合わせたメニューを少し整理されたようです。

 

 

繰り返しますが、不調改善の根本解決には筋トレが必須です。

 

その筋トレをどう自分の生活の中に組み込むか・習慣化するか、ご自身の生活に合わせて是非筋トレを習慣に取り入れてみてください。 

 

 

 

 

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