背骨コンディショニング スペシャリスト/作業療法士の鈴木諒です。
筋力は鍛えなければ落ちる一方…
早いうちに筋トレ習慣をつけよう!
いきなり私事ですが、先日口腔外科で親知らずを手術で抜いてもらいました。
何年も前から歯医者さんから指摘されており、手術するのが嫌だったのでずっと避けてきましたが限界…
意を決して治療をお願いしました。
手術は無事に終了しましたが、術後の回復が最優先なので先生から
「数日は運動を控えておとなしくしててくださいね」
…
えっ!数日も!?
筋トレしたいのに…
まぁ仕方ありません。
習慣になっている筋トレをしたい気持ちを抑え、1週間全く筋トレしませんでした。
筋トレはしっかり取り組み始めてから、かれこれ4年続けています。
たまに気持ちが乗らなかったり疲れすぎててサボることはありますが、丸1週間筋トレしなかったことは久しぶりです。
こうなると、筋トレできない期間は
「早く筋トレしたい!」
という気持ちが出てきます。
そして今週月曜日から
1週間振りの筋トレ!!
身体が喜んでいます。
あんなに筋トレが嫌いだった私も、今は「筋トレしたい」という気持ちが強いです。
でもそこで感じたことが
「パワーが落ちてる!」
まあ1週間筋トレしなければ当然ですね。
ちなみにヒトの身体は
・週2回の筋トレで筋力が少しずつ向上する
・週1回の筋トレで今の筋力を維持する
ここで気づいてほしいことが。
週1回で維持です。
今の筋力を維持するには週1回筋トレしなければなりません。
ということは、普段筋トレしなければ筋力は落ちる一方!
運動に関心が無い方にこの話をすると、多くの方が
・筋トレしなくても今の状態からあまり変わらない
・筋力が落ちるのは年齢のせい
こんなことを思っていることが多いようです。
そんなことはありません!
大事なのでもう一度言いますが
筋トレしなければ筋力は落ちる一方です!
筋力が落ちると背骨が歪んで神経を引っ張って流れに異常を起こし、腰痛や肩痛などをはじめとした身体の痛みや内臓の不調などを引き起こす可能性が高まります。
これは筋トレしないことによるかなり大きなリスクです。
でも足腰の痛みが強かったり高齢になったりすると、そこから運動習慣(特に筋トレ習慣)を作ることは大変です。
実際にリハビリ現場で高齢者の方々に、あの手この手で筋トレの必要性を何とかお伝えしようとしても実際に取り組める方は1割にも満たないのが現実です。
もちろん高齢でも今から頑張れば筋肉は必ず発達します。
身体はそのように作られています。
それでも筋トレするのを先延ばしにすると後が大変です。
筋力が落ちるのは簡単ですが、背骨を支えるほどのしっかりとした筋力をつけるには1年・2年…それ以上の年月も当たり前にかかります。
ぜひ早いうちに!
一つからでも筋トレを習慣にしてくださいね。
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背骨コンディショニングでオススメする基本の筋トレ3種を動画でご紹介!
ご自宅でもおこなえますので試してみてくださいね。
・バックキック(お尻の筋トレ)
・ハイエルボーローイング(背中の筋トレ)
・ローワーバック(腰~背中全体の筋トレ)
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