こんにちは、缶三郎です。
前作の「SUMMER!/春の日に道が続く(二)」を作ってから、もうすぐ2年です。
続編の春の日(三)を作るのを休止してから、だいたい1年ほど経ちました。
続編待っていただてる方には、大変申し訳ありません。
期間がだいぶ開いてしまいました。
活動休止は、単純に僕の創作に対するやる気がゼロであったためでした。
堪忍してください。
色々あったんですよ。ペットロスとか、親の大病とか、失恋だとか。
出勤中に鳥の糞が落ちてきて白Tにべったりついたり、
デパートで買った弁当に虫が入ってたり、
エヴァが完結したり……
色々あったんです(エヴァの完結は悲しくないです)。
そりゃ創作もしたくなくなると思いませんか。
空は怖いし、弁当も怖い。
気が休まる日はなく、神経は衰弱して、とても創作どころじゃないんだー!という日々でした。
コロナのこともありますしね。
今回、重い現実がのしかかってくることで、自分という人間をよくよく意識させられまして、
気づかされたことがあります。
以前は作品至上主義を気取ってたり、作品が完成すれば死んでもいいんだ!とか、よく思ってましたが、とんでもない。
創作活動から少し距離を取ってみると、自分は全然そんなタイプじゃないことが明らかでした。
気づいてしまえば当たり前すぎて、むしろなんで今まで気づかなかったんだろうか、と自分で不思議でしょうがないほど。
恋は盲目と同じ作用でしょうか。
そうして創作に対する自分の立ち位置を少し冷静に眺められるようになりました。
それがだいたい半年前。
わかったところで今まで通り創作ができるかというと、
なかなかこれができそうにありませんでした。
なので、ここは大人しくしばらく活動休止しとこ。
と思ったのがこの半年です。
さて、そんなわけで。
前置きが長くなりましたが、
このたびぼちぼち創作活動を再開していこうかと思います。
気持ちの整理がついたというのか、
時間が経って少しずつ心のゆとりが生じてきたか。
どちらもあると思いますが、
やっぱり物語を書かないといかん気がする、
ぼちぼち再開しよう、
と最近は思うようになりました。
未練といえば未練です。
未練こそが僕の人生でもあります。
三つ子の魂百までなので、
創作に関しては、延々とそういう感じでやっていくと思います。
とりあえずは、春の日(三)を作らないことには先に進まないので
春の日(三)を作っていきます。
完成予定とか、どういう形式で発表するのかは全部未定ですが、
宮下さん主人公のお話です。
作為的な暗い話は嫌いなのでやりませんが、
どうしたって滲み出るうす暗さはあると思います。
自然なネガティブさのあるお話が見たい方、
そういうの好きな人だけ、どうぞお付き合いください。
僕はずっとそういう話を書いていくと思います。