自分のカラダを知るための検査 | PENGUIN散歩

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ARS抗体陽性 皮膚筋炎
特発性間質性肺炎/非特異性間質性肺炎。
のんびり、ゆっくり生活しています。同じ病気の人の参考になれれば。

2023.9月新たに子宮体癌が見つかり、10月27日摘出手術。

また新しい言葉を聞きました。


「ガリウムシンチ」


この検査をすると

間質性肺炎が進行中なのかどうか

わかるそうです。


2013年10月8日、

まずは注射をします。

2日後の検査の時に、

進行具合を映すための注射です。

そして10月10日ガリウムシンチです。




検査のたびにいつも思います。




痛いですかって聞こうかな。と



痛いのは怖い。

新しい検査は怖い。

そして出てくる結果が怖い。


でも、

自分の体のことを見てもらうためには

必要なんでしょ。

がまんしなさい。



そうやって自分を励まして?

叱って?きました。

これから先、何回、検査をするのかな。

痛い検査もあるのかな。

結果を聞いて絶望する日も来るのかな。

いつも不安でいっぱいです。


結果は、

そんなに進行中ではないとのこと。

急性だと真っ黒に映っているけど、

そんなに、ではない。



間質性肺炎には種類がたくさんあって

その種類によっては進行が速くて

危険なものもある。

どの種類になるのかを調べて、

これからの予定を立てていくことが必要。

そのためには気管から管を入れて

肺を少し切り取る検査か、

麻酔をかけて手術をし、

肺を切り取る検査、

どちらかが必要になる。



どっちもいやです。


こわいこわいこわい。

そんな検査できません。

だって今、元気なんです。

なんでそんなことをしないといけないの?

そんな気持ちでいっぱいでした。

でもところどころ出てくる

先生の励ましの言葉が、

ぐさぐさ胸に刺さる。



「種類によっては長生きする人もいますから」

「ステロイドの治療をすれば、

 ずっと生活できることが多いです」



あー、そんな重大な病気だなんて

知りませんでした。

がんにかかるよりやっかいな病気なんて。

がんにはなりたくないと

漠然と思っていた

私の価値観を変えた瞬間でした。


大変な病気だけど、

長生きできるかどうかなら

その検査もしないといけないのか。

やっと、

そう考えられるようになってきました。


この間、

友達には一切相談できませんでした。

だってついこの間まで楽しく遊んでいたのに。

そんなこと告白したら、

びっくりしちゃう。

言えない。

言いたいけど言えない。

そんなことがあるなんて。

ふぅ。