確定した病名と、他人事 | PENGUIN散歩

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ARS抗体陽性 皮膚筋炎
特発性間質性肺炎/非特異性間質性肺炎。
のんびり、ゆっくり生活しています。同じ病気の人の参考になれれば。

2023.9月新たに子宮体癌が見つかり、10月27日摘出手術。

母のメールが届いた日、

病院で間質性肺炎であることは

間違いないと言われました。




血液検査の結果、

500が上限のKL-6の値が

1700ありました。

間質性肺炎かどうかを判断する値が

それだけ出ていて、

レントゲン写真に影が映っているので

間違いはない、と。

間違いない…。




それでもまだ、

そんなに深刻な気持ちにはなれませんでした。


「へ~」


という感じ。

低い生存率も、

KL-6の値も、

どれも自分の体では感じられません。


少し息苦しいときがある、

あー年かなあ、とは思っても、

大きな病気だなんて。


他人事というか、

先生の声も頭に入ってこないというか。





ただ一つ気がかりなことは、

親にどう伝えるかということ。


その日の夜、実家で食事をしました。

いつ切り出そうかと思っていると、

普通の会話もキレがなく…


あー泣かせてしまうなあ、

驚くだろうなあ、

心配するんだろうなあ、


そう思うとユウウツでたまりませんでした。


涙ながらに病名と、検査の結果と、

これからのことを伝えました。

そして返ってきた答えは、


「そっか。

 じゃあ、忙しくなるね。

 がんばらないと。」


泣くかと思ったよ。というと



「泣いてる暇なんかないよ!」


と。


朝のメールで感じた安心感は間違いではなかったようです。

でも、帰った後に泣いてるんだろうな

心配かけるんだろうな、と思うと

病気になったという事実よりも

そっちのほうが悲しい気持ちでいっぱいでした。