トラウマになった同僚の涙 | PENGUIN散歩

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ARS抗体陽性 皮膚筋炎
特発性間質性肺炎/非特異性間質性肺炎。
のんびり、ゆっくり生活しています。同じ病気の人の参考になれれば。

2023.9月新たに子宮体癌が見つかり、10月27日摘出手術。



2013年10月末から

入院することが決まりました。


職場ではまだ、管理職にしか

病気について話してませんでした。

でも入院となると

仕事を頼まないといけないし、

黙っているわけにもいかないので、

話さなくてはいけないな。

それはなんだか

とってもユウウツな気分でした。



まずは仲のいい同僚に話しておかないと、

と思い

隣の席の同僚に話そうと思いましたが

うまく口が開かず、

言葉も出てきません。

仕方ないのでメールを書き、

送信ではなく、読んでもらいました。




ドックで病気が見つかったこと

いろいろ検査してきて

大きな病気だと分かったこと

これからの治療を決めるために

検査入院すること。



言いにくかったけど、

結局はあとで話すことだし


でも・・・



その子を泣かせてしまったんです。

目の前で

大粒の涙をたくさん流してるその子を見て

わたしは何も言えなかったし、

何もできなかった。

近くを通ったほかの同僚に、

なに泣かしてるんだ~!?

なんてちゃかされたけど、

何も言えなかった。



どうして泣いてるの?

どうして?



いや、わかってます。

わたしが泣かせたんです。

泣くようなこと?

泣くようなことなんだね。

話して、ごめん。


もうどうしていいのか

分かりませんでした。

見てはいないけど、

きっと両親も泣いている。

同僚も泣かせてしまった。

これから何回、

周りの人を泣かせてしまうのだろう。

自分の大切な人を、

泣かせてしまうようなことを

わたしはしてしまったのだろうか?


そう思うと、また

悲しい気分になってしまいました。


あー、病気が見つかってから、

こんなことばっかりだ、

いいことなんてない。

何でこんなことになってしまったんだろ。


そんなネガティブな気分にしか

なりませんでした。