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昭和29年制作のハーレーダビッドソン、Seaweed Engineering Nori'sブログです。
乗り始めてもう25年になります。
当時食い入るように見ていた雑誌の、編集長がチョッパーで旅をするやつが好きでした。
はい〜、タンクキャップ前方にある突起はガソリンコックです。
水道の蛇口みたいな感じで回してオン、引っ張り上げるとリザーブです。
エンジン始動前にキュッキュとコックを開けていると、よく、「何してるんですか?」と聞かれます。
使えるガソリンタンク容量は、約12リットル。
リンカートキャブレターは小さい口径のクセに意外と燃費が悪く、リッター10キロくらいしか走りません。
満タンで120キロしか走らないとなると、このルートは予備の燃料積んで無いと無理だな、という感じで通る道は結構決まって来ます。
この満タン120kmは、今時のオートバイと比べると、クソみたいな性能です(笑)
でも昭和29年生まれですので勘弁してやって下さい。
ゆっくり、ゆっくり行きましょう。
排気量は1200ccです。
圧縮比の7.5:1はこの年式だとフツー。
でも今時のエンジンからすると低過ぎて草みたいな感じです。
ピストンは、.020インチオーバーサイズ、キャブはリンカートM74でカムはシフトンの112。
1955年から採用される"Hカム"が付いていないマイルド仕様だった'54Seaweed号は、ちょっとだけハイカムにしたいという大人の背伸び仕様です。
ちなみにシャベルと同じインテークバルブにしてる人はバルブ当たりますので注意。
ポン付けでも結構体感出来る感じです。
そもそも油圧タペットオッケー!というのがガチ勢ではない証。
バルブスプリングもノーマル、アッパーカラーはタイタニウム。
ちゃんとエンジンやったら、こういう仕上げのパーツチョイスがやっと生きて来ます。
写真ばかり撮っていて発進しないオジサン。
北海道の冬、正午過ぎればもう夕方、です。
なんか寒くなってきました。
ラーメン大好きさんより拝借致しました、今回参加させて頂いた、東京都大田区にありますリトルウイングエンジニアリング
さんの忘年会ツーリングの地図。
そして、それはNoriさんのオートバイ乗り納め。
どんな目に遭ったかによって来年1年の吉凶を占う、恒例の行事となりました(笑)
25台が参加のジェントルツーリング。
あくまでも美しく、スタート致します。
さて左側は…
五感を刺激するノンロッカー、メカトップのジョッキーシフトです。
雑貨屋で買ったドクロの置物を改造してシフトノブに。
下顎がカクカク動いてたんですが、行方不明になりました。
オープンチェーンはサンダンスさんのプライマリーチェーンでオイルレスに。
メッキのクラッチシェルがチョッパー感を増して行きます。
ギヤ及びシャフトはオールAndrews、ブッシュはJims製。
結構クロスしてる1〜2速、実は3rdとトップはノーマルレシオを組み合わせた4速Nori'sスペシャルは、もちろん北海道仕様です。
今回はこれでBMW勢を追い回します(笑)
そしたらこれ付けて下さいね〜。
苫小牧港を夕方6時45分発、翌日の午後2時ちょうど到着です。
ビシッと緊縛。
ここまでは、まさに小春日和。
ご機嫌で乗船したら、たまたまSeaweedツーリングでご一緒した54年式パンヘッドオーナーのNさんと一緒の便で…!
もちろんパンヘッド談義になりました(笑)
次回に続く!