いつもご覧頂きありがとうございます。
おじさんがタイヤ外すとこ見ててよ、Seaweed Engineering Nori'sブログです。
という事でまずドラムのラグナットを外します。
タイヤ外すのに!?(笑)
そっからなの!?(笑)
ハーレー屋さんはそういうリアクションします。
使う工具は1/2の長い六角レンチみたいなやつですね。
ハーレーはちょい細い7/16インチの工具。
インディアン6本、ハーレー5本。
おじさん別にどっちかを贔屓したり、変な忖度があったり、そういうのはないんですよ(笑)
固かったらタイヤ接地させるか誰かにリヤブレーキ踏んでもらって下さい。
インパクトレンチはお勧めしません。
ハブにスタッドボルト、つまり現代の自動車と同じ方式でドラムにホイールハブが付いている1953年式のインディアン・チーフ。
同形状ですがボルト仕様だった前期型よりも、アップデートされていると言って良いでしょう。
先日のブログに書きましたように、結構なトルクで幾度も脱着を繰り返す場所、これの相手が鋳物ですと、やはり強度の永続性ってとこに不安がありますよね。
ちなみにハーレーはずっとボルト仕様です(笑)
ほとんど増し締めする人が居ないので、もっとマメに締めてやって!と拡散したい部分です。
そしたらアクスルナットは7/8インチのメガネで。
お帰りは、スレッドコンパウンドを塗布して締めましょう。
で、このデカいナットはドラムを固定しているやつです。
なので今はスル〜。
もうシャフト抜いちゃいます。
付くようにしか付きませんが、この組み合わせを忘れないようにして下さい。
今はパシッと写真撮れるので超楽チンですね。
1番内側のメータードライブには爪が2つあります。
もちろん2つがハブ側にハマるところで組んでください。
そしたら軽く圧入されているハブとドラムを引っ剥がします。
通常は引っ張ってもドラムからハブは外れません。
何度も言いますがここは軽くてもクリアランス的に圧入されています。
すぐ外れて来ちゃうやつはダメです。
プライバーやバールのようなモノを上手に使い、こじるようにして文字通り引っ剥がして下さい。
愛用してる道具は師匠が師匠に教えてもらって使っているやつなので、写真自主規制させて頂きました。
お仕事としてご依頼下さい。
で、笑っちゃいけないんですけどタイヤの空気完全に抜いて、軽くビード落ちてるくらいじゃ無いと、
フェンダーから抜けないんです(笑)
もうジャッキは目一杯上げて下さい。
フロントはメンテナンススタンド掛けて、バイクゴローン!て転がらないように気を付けて作業しましょう!
で、ご覧になってお分かりかと思いますが…
何かあって、このラグナットが飛んで行ったり、ハブのスタッドがバキボキ折れたりして。
そしたら見たまんま、全くブレーキ効かない状態になりますので注意です。
今日はおじさんがホイール外すの見ててもらって、ありがとうございました。
明日もよろしくお願い致します。