7月22日(火)

 

 今日は年休をとって「上高地」(※1)日帰りハイキングです。

 

 「はとバス」(※2)の添乗員曰く、「夏休みに入ったので、渋滞等があれば上高地バスターミナル手前の大正池や帝国ホテルで降りるかも?」だそうです。

 

 なので、上高地バスターミナルまでスムーズに行けるかどうかは現地近くまで行かねば分からないことになります。

 

 結果的には、大型バス3台分の(駐車場の)空き待ちになり「少し待てば上高地バスターミナルまで行けそう」と言われました。

 

 でも、バスから上高地バスターミナルが見えたので降ろして貰うことにしました。

 

 歩いてみると上高地バスターミナルまで数分で着き、河童橋まで歩いても10分ぐらいで行けたので、降ろして貰って正解だったと言えます。(^o^)v

 

河童橋からの穂高連峰

 

 途中、上高地バスターミナル内を歩きましたが、観光バスで満車状態にあり大型バス3台分が空くまで思ったよりも時間がかかりそうな気がしました。

 

 上高地バスターミナルまで行くのか厳しい時は、ずっと手前の大正池前とか上高地帝国ホテル前などで降ろされ、上高地ターミナルや河童橋まで60分ほど散策しながら向かうことになります。

 

 日帰りツアーの場合は現地滞在時間に限りがあるので、そういうことで時間を取られると散策したい場所に行けなくなることがあるから困りますよね。

 

 今日は雲ひとつない青空ではありませんが、まずまずの天気なので良かったです。

 

 河童橋が近づくにつれて穂高連峰が目に入って来ます。

 

 すると、その景観美に「はっ!」とさせられます。

 

 ちなみに、西穂高岳、間ノ岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳とありますが、未だにどの山がどれなのか分かってないので説明できません。(^_^;)

 

河童橋からの梓川下流側

 

 梓川の水は冷たそうで川沿いを歩くだけでもヒンヤリとしていそうです。

 

 この梓川を渡って川沿いに下るとウェストン碑があります。

 

 さらに下ると田代橋や穂高橋、さらに下ると大正池に至ります。

 

 河童橋まで来たので、まずは森林浴ウォーキングになりますが、河童橋から明神池までを周遊するに滞在時間3時間では厳しい。

 

 河童橋から明神池まで60~70分かかるので往復だと120~140分になるからです。

 

 昼食やティータイムを考えると30~60分は欲しいので、3時間という滞在時間は長いようで実はかなり短いと言えます。

 

 それで、カミサンの意向を大いに取り入れて今日の行動予定を決めました。

 

 大きな変更は河童橋から明神池まで歩くのは諦めたということです。

 

 

 まずは河童橋の手前、「五千尺ホテル」(※3)前からの森林浴ウォーキングに60分、片道30分で往復し河童橋に戻ります。

 

 その後は河童橋を渡った向かい側の白樺荘からの湿原散策に40分、これも片道20分で往復し河童橋に戻ります。

 

 こうして残り時間をティータイムとランチタイムにあてます。

 

 「五千尺ホテル」から明神池方向に向かうと「上高地ビジターセンター」(※1)があります。

 

 何の予備知識もなく上高地に来られた時は、ここに立ち寄って四季の移り変わりや植物や動物に関する知識を軽く詰め込んでから散策するのがベターに思えます。

 

 

 森林浴ウォーキングでは、森の景観(色彩、遠近感)や香り(匂い)、空気(気温、清浄さ)、鳥(鳴き声)、せせらぎ(水の流れ、音)などを五感でいっぱい感じることで心身のリフレッシュになります。

 

 植物や虫が大好きなカミサンはいろいろと見つけてはデジカメで接写しまくってました。

 

 ちなみに、この紫色の花びらをつけた珍しい植物は「トリカブト」(※4)だそうです。(^_^;)

 

 上高地ビジターセンターから、さらに進むと小梨平キャンプ場があり、そこを過ぎるとカラマツやハンノキなどの樹林の道になります。

 

 

 この辺りから森林浴ウォーキングがより楽しめます。

 

 緑の濃さがディズニーリゾート界隈の街中とはまるで違ってました。

 

 ここまでの道は平坦ですが、ここから先を歩くとアップダウンがあり、ゴロゴロした石があったりなので、底の堅い靴で来ないと足を痛めます。

 

 片道30分の森林浴ウォーキングを楽しみ河童橋に戻るともう午後1時近くになりました。

 

 約80分ほど時間を費やしたことになり残り時間を考えて、まずはティータイムにしました。

 

 時間が少ないと落ち着けず、”はとバスツアー”に付いている”ケーキセット券”を使って「五千尺ホテル」でのティータイムが楽しめないからです。

 

 

 30分ほどティータイムを過ごした後、今度は河童橋を渡り明神池方向に向かい、岳沢湿原までを散策しました。

 

 尾瀬ヶ原と同じように木道がありますが、湿原自体の規模は小さい。

 

 その湿原地帯の真ん中に、山から流れて来た水が溜まってたような沼地があります。

 

 その沼地を良く見ると小さな魚が泳いでました。

 

 何だろうと思いながら、近くで測量をしてたお兄さんに聞くと「山女魚」とのことでした。

 

 ちなみに、対岸の森林浴ウォーキングに比べると多少のアップダウンがあり、沢に出たり森に入ったりを繰り返しながら歩いて行くルートになります。

 

 

 湿原散策を終えて再び河童橋に戻ると午後2時過ぎでした。

 

 上高地に滞在できる時間はもう40分足らずになりました。

 

 こうなると、のんびりとランチタイムは取れないので目の前にあった”そば”メニューのあるカフェに入り遅めのランチタイムを取ります。

 

 カフェだから”そば”は美味しくもなければ不味くもないと言ったところです。

 

 忙しいランチタイムを終えると隣にあった土産物屋に飛び込みササッと買い物を済ませて上高地バスターミナルへと向かいます。

 

 いやはや、実に忙しすぎる上高地滞在になりました。(∋_∈)

 

 つづく

 

 

 ※1 上高地公式ウェブサイト

    http://www.kamikochi.or.jp/

 

 ※2 【公式】はとバス|バスツアー(日帰り・宿泊)

    https://www.hatobus.co.jp/

 

 ※3 上高地の宿泊なら五千尺ホテル上高地

    https://www.gosenjaku.co.jp/

 

 ※4 植物界最強の毒花・トリカブト。秋の散策では美しい花にご注意を!

    https://tenki.jp/suppl/kous4/2016/10/12/16361.html

 

 

 「秋の上高地」 松本市(長野県) 2007.11.2

 https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516516397.html

 

 「アルペンローゼ」 上高地帝国ホテル(長野県) 2007.11.2

 https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516516376.html

 

 「夏の上高地」(その1) 松本市(長野県) 2008.7.22

 https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516518433.html

 

 「夏の上高地」(その2) 松本市(長野県) 2008.7.22

 https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516518452.html

 

 「夏の上高地」(その3) 松本市(長野県) 2008.7.22

 https://ameblo.jp/seasky-sun/entry-12516518478.html