☆あらすじ☆
北朝鮮特殊部隊の元工作員で、すご腕のチ・ドンチョル(コン・ユ)は運転代行の仕事をしながら、愛する妻子を殺して韓国に逃走した犯人を捜していた。そんなある日、ある要人の殺害現場に居合わせ、死に際に眼鏡を渡される。自分が犯人でないにもかかわらず警察官に現場で目撃されたことで殺人の容疑者となったドンチョルは、対北情報局室長キム・ソッコ(チョ・ソンハ)と防諜(ぼうちょう)専門のミン・セフン大佐(パク・ヒスン)に追われることとなり……。
(シネマトゥデイ解説ページより)
2013年の韓国映画。
コン・ユさんは先日、ドラマ『トッケビ』で拝見したばかりでしたが、今回の役はとてもワイルドでした。
髪型もサッパリとして男臭く、鍛え上げられた肉体美とアクションシーンがカッコ良かったです!
柔和な雰囲気が魅力的な俳優さんだと思いますが、今回はまた違った魅力が味わえる作品でした。
妻子を殺された北朝鮮の元工作員である主人公のチ・ドンチョルは復讐するため韓国で犯人を追っていましたが、ある日親身にしてくれていたパク会長の殺害現場に居合わせたことにより容疑者扱いされ追われる身となります。
そしてパク会長が死に際にドンチョルに託した眼鏡には重要な機密が隠されていて…。
といったお話。
とにかくアクションシーン、そしてカーアクションも多くてハリウッド映画さながらのスケールで見応えがありました!
特にカーアクションが大胆で凄かったです(''Д'')
普通あんなに大破したら大怪我負ってるやろ~ってツッコミを入れたくなりましたけれども(笑)
ちょっと日本映画でこういうシーンは作れないんじゃないか…と思う規模でしたね。
キャストも良かったです。
女性はユ・ダインさん演じるチェ記者以外ほぼおじさんしか出てこないです。
まずはキム室長役のチョ・ソンハさんが素晴らしい。こういう悪役がとても似合いますよね。
セフン大佐役のパク・ヒスンさんはおそらく初めましてでしたが、ワイルドでめっちゃカッコよかったです。
セフン大佐と共にドンチョルを捜査するチョ大尉役のチョ・ジェユンさんは何度かクセのある役でお見かけしていますが、今回の役柄が一番カッコイイな~と思いました。
137分あるのでちょっと時間が長く感じましたが、見応えがあってなかなか面白かったです!
眼鏡に隠された機密が意外なもので驚きました。
最後は希望のある終わり方だったのも良かったと思います。
アクション系がお好きな方にお勧めの作品です!