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こんな恋のかたち ~ハノイでの日々

日本、イギリス、マレーシア、20年ぶりの日本、そしてべトナムと思いもよらぬ展開で人生に流されてきた僕がXuanと出会ったのは2011年3月だった。年の差、国籍の違い、不治の病に出生の秘密とこれからもいろいろと大変だ!

昨夜はウサギMizukiの電話を待っていながら、寝てしまった。12時ごろに電話をかけたけれども、つながらないので、「寝たのかな?」と思いながらうたた寝。


夢を見た。悪夢ではないけれども、なんだか居心地の悪い夢だった。

父の実家の様な部屋で寝ているのだけども、二階に上がっていくと母の話し声が聞こえ、どこかのおっさんが母の横で聞いている。(この辺からしておかしい)


母の彼氏?マッサージ師?と思いながら、なんだかキマヅイので話しかけずに階段を下り、また寝ようとする。


弟が二人、やってきて、(はるきつよしかな?)二人ともまだ、子供で、はるきが僕のひざの上に座っているところまでは覚えている。(この二人の年齢さが合わない)


深夜の1時45分頃、ウサギMizukiからの電話で目が覚める。


「なんで、こんなに遅いの?」と不機嫌な僕に


「ゴメンね、愛してる、怒らないで寝て、明日電話するから」


とあしらわれ、寝た。眠かったし。それに、不機嫌だったのは彼女の帰りが遅いと言うよりは、変な夢のせいな気がしたので。

昨日の朝からウサギMizukiはシンガポールを訪れている


モデル仲間の友人が、シンガポール大学にいるので、


彼女の寮に泊まっているとのこと


昨日はオーチャードの高島屋、ランチは和食、


夜はジャンボで海鮮料理、カニが美味しかったそうだ。


来年4月頃には二人でシンガポールに移住をする計画なので、


来月には僕も一緒に行く予定でいる


マレーシアから車で行こうかと


今回彼女はバスバスで行ったけども、帰りは格安のフライトがあるので


飛行機の予定だそうだ飛行機




実家。普通は両親、祖父母、兄弟なんかが住んでいる、そこだけは時間の流れがゆっくりとした空間であろうが、僕の実家はとても複雑な状態で、ここ数年人の出入りが絶えない。


先週、ひと月ぶりに寄ってみた。いつものようにドアに鍵はかかっていない。二階に上がると、誰もいない。でも、外に車があったから、よっちゃんは部屋にいるのかも。


家を出て、隣のスナック・喫茶マキに行く。見せに入ったところのカウンターにマキのママがいた。麦茶を飲んで、枝豆をつまみ、コーヒーを入れてもらい、せんべいを食べて、あんまんを食べながら、最近の話を聞く。

つよしはパチンコに行っていて、その状況をメールで母に伝えている。「もう一回カクヘンが来たら呼ぶかも」(変わりに続けて打ってほしいそうだ)彼は別のパチンコ屋の店員の仕事をしていて、遅番なので夕方から仕事だそうだ。結局その日は、2万5千円ぐらいの小遣い稼ぎが出来たようだ。


今回の話題は彼の新しい恋人。年齢は同じぐらいだけども、バツイチで10歳の男の子と6歳の女の子の子持ちだそうだ。祖母もよく思っていないらしい。まあ、分からないでもないけども。でも、僕の母も子連れでよっちゃんと再婚したのだから、「因果応報」じゃあないですか?とコメントしておいた。当時、僕が10歳ではるきが5歳ぐらいだった。(はるきは父に引き取られていったけど)


他に気になる点を聞いたところ:

①女の子の方はダウン症だそうで、これからも手がかかる様だ

②彼女の母も4度の結婚・離婚をしていて、それぞれの相手と子供がいて、4人の異父姉妹だそうだ

③姉妹とお母さん全員に刺青(白虎?!)があるそうだ


まあ、そんなわけで、長年、小学校の図工の先生をしていた、共産党員の祖母も、経歴的にはいい勝負のも、心配をしているらしい。


ということで、実家には①祖母、②母、③よっちゃんとつよしという3世帯がともに住んでいる。実質は祖母、母、つよしで生計をともにしている感じだけども、なんだか不思議な家である。昨年までは、そこにつよしの彼女だったりか、友達のゆうちゃんKちゃんが同居していた。


当時も祖母は良く思ってはいなかったと思うが、正直に言うと「一難去って又一難」という気分だろう。


マキのカラオケででフェイ・ウォン、テレサ・テンとアンジェラ・チャンの歌(18曲)を歌い、実家に戻ると、祖母も帰ってきていた。絵を教えるバイトから帰ったようで、疲れていた。「曾孫が出来たようで、良かったですね」と言うと嫌な顔をした。「私は反対」と言ったが、これまで彼女の反対に力があれば、この家はこんな状態にはなっていない。


話題は宮崎の土地になった。何年か前に、飫肥にある土地の名義を、随分前に亡くなった祖父から母へ変えた。長年、祖父の弟夫婦がその土地に家を建て、住んでいるのだけども、名義変更の為、当たり前のように母のところに固定資産税の請求が来るようになった。それとは別に母には、滞納している税金(住民税、市民税、保険料など)があり、とうとう役所からは宮崎の土地を差し押さえられたそうだ。


「あの土地をおじさんが買ってくれないかな。」


祖母「義弟にはお金がないから、無理よ」


「なんとか、固定資産税だけでも、払ってもらえないかなあ」


そんな話しをしていると、どうやら今皆が住んでいる実家も差し押さえられた様だ。よっちゃんの税金の滞納の為、差し押さえの通知が来ていた。とは言ってても、滞納金額が40万円ほどなので、シリアスではないが、いったいどうなってるんだろう。祖母も戻ってくるはずの所得税の還付金が差し押さえになっていた。


差し押さえ一家だあ。


よっちゃん:僕の母の二度目の再婚相手で、つよしの父。大分前に離婚をし、それ以来独身。実家の二階の6畳間に住んでいる。実家の名義は彼になっていて、家のローンの返済中?元々は魚屋を経営していたが、現在は昼は工場で働き、夜は飲み屋のマスターをしている働き者。

:僕と弟の春樹を生んだ後、父と離婚。マキで働き、よっちゃんと再婚しつよしを生む。その後、離婚。年下のパキスタン人、ターリックと再婚したが、ともに暮らした期間は短く、最近になり彼とも離婚。職業は長年無職(パチプロ)。

マキのママ:マキの経営者。20年前は繁盛していた駅前の飲み屋。大工の棟梁だったご主人を亡くした後、3人の娘を育てた、多彩な趣味をもつ人。


つよし:異父兄弟、26歳、音楽、ゲーム好きのパチンコ店員。


はるき:弟、35歳、区役所に勤めている。父と継母、異母兄弟のなつき(25歳)と練馬に住んでいる。


祖母:90歳、年金で一家を支える大正生まれの大黒柱。小学校の先生をしていたが、洋画家としても活躍中。出身は宮崎の豪族。