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道の駅「高田松原」内、高田松原津波復興祈念公園
そこから三陸道で北上し、
やって来たのは山田町立鯨と海の科学館。
全国的にはマイナーな山田町は、
宮古市の南に位置する港町です。
ちなみに岩手沿岸の市町の位置関係は以下の通り。
「(南) 陸前高田市→大船渡市→釜石市→大槌町→山田町→宮古市
→岩泉町→田野畑村→普代村→野田村→久慈市→洋野町(北)」
あざらしは洋野町には行ったことないなぁ…
確か大学院在学中に種市町と大野村が合併した…か(。´・ω・)?
で、この鯨と海の科学館。
大学時代に両親と訪れたことがあるのですが、
実はココも東日本大震災で大きな被害を受けています。
津波と書かれているライン、分かります?
山田湾と船越湾に挟まれた半島の付け根に位置するため、
2方向から津波がきたそうです。
トンデモナイ高さの波が襲っています
当然ながら収蔵品も瓦礫に覆われましたが、
貴重なマッコウクジラ骨格標本は奇跡的にその姿を留めていたそうです。
その後、多くのボランティアの手によって、
洗浄作業、安定化処理が成され、再び展示されています。
あれが浸水ラインか…
そりゃ、瓦礫も引っ掛かる訳だ(;´・ω・)
先に震災関連事項をお見せしてしまいましたが、
この辺りは順路としては中間地点となります。
それでは最初に戻って…
館内を螺旋状に降りて行きます。
海の広さや深さ、
海流と気候の関係が学べるパネルは興味深いですね。
コーナーに合わせて生物標本が展示されています。
これは磯の生物。
磯だから、魚だけでなく海藻もあります。
今回道の駅でわかめソフトは食べられませんでしたが、
山田町は海藻の宝庫です。
海藻のハーバリウムなんて珍しい展示物も。
ワークショップも開かれているそうですよ
つ、作りたい…( *´艸`)
三陸の海が如何に豊かなのかが、
この海流と回遊魚の分布で分かります。
あとは鯨の博物館でもあるので、
捕鯨の歴史、鯨の寿命や年齢査定法 etc...
魚の年齢査定は耳石に刻まれる輪紋で行われます。
クジラは魚ではないので耳石査定ではありません。
ヒゲクジラ類は耳垢栓、ハクジラは歯で年齢査定しますよ
クジラのひげも複数展示されています。
ヒゲに描かれた絵や、歯とヒゲで作った杖なんていう
工芸品みたいな展示もありましたよ
パネルクイズや
深海コーナーもちきポンズには好評でした
ちきポンがハマるかな?と思ったら、
ボムさんの方が色々心にビビッときたようでした
出口近くには、如何に震災から復活したか映像が流されており、
色々経てようやく全館オープンにこぎ着けたんだなぁ
…と感動すら覚えました。
ちょっとマイナーな博物館ですが、
ぜひ観て頂きたい場所の1つです