さて、2021/22V.LEAGUE Divison1も、10月15日(金)の開幕も、2週間後に迫りました!

 

今年も、去年に続いて、新型コロナウイルスの影響は避けられない状況ですが、数日前に緊急事態宣言も解除され、リーグの開幕は行えそうな予定となっていますね。

 

そこで、ここ数年、毎年類似の記事を書いてきていますが、今季も、V1リーグに属する12チームについて、メンバー構成や昨季との比較等を概観し、整理してみたいと思います。

 

 

なお、昨季の類似の記事は、下記に記載しています。

 

「2020/21V.LEAGUE Division1 概観①」

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12626872395.html

「2020/21V.LEAGUE Division1 概観②」

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12627112724.html

「2020/21V.LEAGUE Division1 概観③」

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12627317288.html

 

 

その前に、少し、ここ数年のリーグの大会方式を振り返ってみますと、Vリーグは、2018/19季から、「スーパーリーグ構想」と銘打って、リーグの編成や対戦方式の改革を図り、従来のプレミアリーグとチャレンジリーグの区分けを、Division1Division2の編成に変えるとともに、レギュラーラウンドではカンファレンス制を採用し、東部地区と西部地区に分かれて、ホーム&アウェー方式で戦うという方式を採用しました。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12279630565.html

 

ところが、2018/19季を終えてみますと、東西分離のカンファレンス制は、西部地区の下位チームが東部地区の上位チームの成績を上回るという、西高東低の結果が生じ、実質的な不公平感が生じることとなったことから、2019/20季は、その反省のもとに東西での区分けを廃し、前季の成績を基準としたプレミアカンファレンススターカンファレンスに分かれて戦うという方式に変更されました。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12529074074.html

 

そして、その2019/20季(2019年10月~2020年1月(この季は、2020年の夏に東京オリンピックが予定されていたため、1月までの短期のリーグが予定されました))の結果は、悪くはなかったのですが、その閉幕直後の2020年2月頃から、新型コロナウイルスの感染拡大が始まり、昨年の2020年中は、黒鷲旗やサマーリーグ、国体などほとんどの公式大会が中止されることとなりました。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12626872395.html

 

そのため、昨季の2020/21季は、なんとか開催にはこぎつけたものの、カンファレンス制によるリーグは断念し、全12チームによる2回戦総当たり戦のレギュラーラウンドを行う方式に変更されるとともに、カンファレンス制を維持した新しい短期決戦の大会であるVCupが行われました。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12626872395.html

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12654646146.html

 

しかし、昨季は、リーグ期間中に、緊急事態宣言が発令された地域などが生じたことから、各大会直前にリモート開催(無観客試合)に変更されたり、中止になり、あるいはチームによっては出場辞退などが生じて、各チームによって消化試合数が異なることとなったことから、リーグ途中で順位決定方式が勝ち数基準から勝率基準に変更されるなどし、何とかリーグを全部終える結果となったのでした。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12654646146.html

 

こうして、大変苦労をしながらも、一応全過程を終えられたのが昨季でしたね。

 

 

そして、今季の2021/22季も、まだまだ新型コロナウイルス感染の終息は見通せてはいない状況ですが、昨季と同様に会場の人数制限などの一定の制限を受けながらも、全12チームによる3回戦総当たりのレギュラーラウンド(RR)と、RR上位3チームによるファイナルラウンド(ファイナル3とファイナルに分かれます)が開催される予定となっています。

https://www.vleague.jp/season/outline/728

https://www.vleague.jp/topics/news_detail/21993

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12676464308.html

 

今季は、何とか全過程が予定どおりに開催されることを願いたいですね。

 

 

なお、2021/22季の日程概要については、下記記事に記載しています。

 

「2021/22V.LEAGUE Division1 日程概要 発表!!」

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12676464308.html

 

また、今季レギュラーラウンドの順位決定方式は、現時点では一応従前どおりに、勝ち数基準勝ち数→勝ち点→セット率→得点率)によることとされていますが、実際の開催状況等によっては、勝率基準(勝率→勝ち点→セット率→得点率)によることとなる可能性はあるかもしれませんね。

 

 

今季V1リーグで戦う12チームについては、昨季の12チームと変更はありませんが、以下では、昨季の成績の下位から順に、3チームずつ、4つの記事に分けて、簡単に各チームの構成メンバー等をみてみます。

https://www.vleague.jp/topics/news_detail/21993

 

なお、昨季の最終順位は、以下のようになっていましたので、この記事では、昨季12位のKUROBEアクアフェアリーズ、11位のトヨタ車体クインシーズ、10位のヴィクトリーナ姫路について、みてみることになります。

https://www.vleague.jp/record?round_id=v1women_total

 

 1位  JTマーヴェラス (前季1位)

 2位  東レアローズ (前季6位)

 3位  NECレッドロケッツ (前季8位)

 4位  デンソーエアリービーズ (前季4位)

 5位  埼玉上尾メディックス (前季3位)

 6位  岡山シーガルズ (前季2位)

 7位  日立リヴァーレ (前季9位)

 8位  久光スプリングス (前季7位)

 9位  PFUブルーキャッツ (前季11位)

10位  ヴィクトリーナ姫路 (前季12位)

11位  トヨタ車体クインシーズ (前季5位)

12位  KUROBEアクアフェアリーズ (前季10位)

 

 

 

 

 

1.KUROBEアクアフェアリーズ (昨季12位)

 

(Vリーグ登録選手)

https://www.vleague.jp/women/team_detail/277

(チームサイト選手紹介ページ)

https://www.kurobe-aqua.jp/player/player.html

(V公式・チーム紹介ビデオ-間橋・舛田選手)

https://www.youtube.com/watch?v=IFkjkKuWD8E

 

 1 舛田紗淑 選手(OH)

 2 小西愛衣 選手(S)

 3 間橋香織 選手(OH)

 4 金杉由香 選手(OH) *新加入

 5 菊池杏菜 選手(S) *新加入

 6 山城愛心(あみ) 選手(OH) *新加入

 7 島田美紅 選手(MB) *新加入 

 8 道下ひなの 選手(MB) *昨季加入

 9 立石優華 選手(L) *昨季加入

10 細沼 綾 選手(MB)

11 メレーテ・ラッツ 選手(OH/アメリカ) *新加入

12 浮島杏加子 選手(OP)

13 梅津憂理 選手(OH)

14 小杉凜華 選手(MB) *昨季加入

15 戸部真由香 選手(MB) *昨季加入

16 星加 輝 選手(S)

18 鈴木千代 選手(S) *新加入 

26 ピンピチャヤ・コクラム 選手(OH/タイ) *新加入

 

以上、18名。

 

 

キャプテン

舛田紗淑 選手(OH)

副キャプテン

星加 輝 選手(S)

https://www.kurobe-aqua.jp/upload/file_3_626_3.pdf?1622473200

 

監督

丸山貴也 監督

https://www.kurobe-aqua.jp/upload/file_3_626_3.pdf?1622473200

 

入団

菊池杏菜 選手(S/165cm) ← 東海大学

山城愛心(あみ) 選手(OH/176cm) ← 筑波大学

島田美紅 選手(MB/175cm) ← 順天堂大学

https://www.kurobe-aqua.jp/upload/file_3_591_3.pdf?1608044400

鈴木千代 選手(S/OH/172cm) ← クロス・ヘッド(株)(ビーチバレー)

金杉由香 選手(OH/177cm) ← ヴィクトリーナ姫路

メレーテ・ラッツ 選手(OH/206cm/アメリカ) ← GS Caltex Seoul KIXX (Korea)

ピンピチャヤ・コクラム 選手(OH/176cm/タイ代表) ← Rattana Bundit University

https://www.kurobe-aqua.jp/upload/file_3_633_3.pdf?1630594800

 

退団

丸山紗季 選手(1/OH)
馬場ゆりか 選手(4/L)
シモーン・リー 選手(10/OH)
杉原若葉 選手(11/MB) → トヨタ車体に移籍
https://www.kurobe-aqua.jp/upload/file_3_615_3.pdf?1618153200

https://vbm.link/53927/

 

【2022/23新加入選手】

佐藤彩乃 選手(17/S/165cm) ← 青山学院大学

福本 眸 選手(19/L/162cm) ← 国士舘大学

中山夏菜子 選手(20/MB/182cm) ← 国士舘大学

https://www.kurobe-aqua.jp/upload/file_3_651_3.pdf?1638802800

中村安里 選手(7/MB/180cm) ← 日立Astemoから移籍

山口真季 選手(10/MB/175cm) ← ルートインから移籍

https://www.kurobe-aqua.jp/upload/file_3_682_3.pdf?1656255600

髙橋愛未 選手(3/OH/174cm) ← ルートインから移籍

安田美南 選手(11/S/179cm) ← NECから移籍

Tugba Ivegin(トゥーバ イヴェギン) 選手(4/OH/185cm) ← トルコ女子代表

https://www.kurobe-aqua.jp/upload/file_3_683_3.pdf?1659279600

ピンピチャヤ・コクラム 選手(26/OH/176cm) ← タイ代表

https://www.kurobe-aqua.jp/upload/file_3_684_3.pdf?1659538800

 

 

今季のKUROBEは、どうでしょうね。

 

長年KUROBEの主軸を務められ、昨季はキャプテンもされていた丸山監督のお嬢さんの丸山紗季選手(OH)が退団され、また、こちらも長年チームを支えてこられたリベロの馬場ゆりか選手も退団されましたので、少しチームの柱が抜けた感はあります。

 

しかし、その分、ここ数年非常に成長されてきた舛田紗淑選手(OH)や細沼綾選手(MB)、梅津憂理選手(OH)らは健在であり、さらに今季は退団選手が4選手だったのに対して、新規加入選手が7選手となったことから、昨季の15名体制から比べますと、18名と、選手層が厚くなりました。

 

また、新外国人選手のメレーテ・ラッツ選手(OH/206cm/アメリカ)ピンピチャヤ・コクラム選手(OH/176cm/タイ代表)がどの程度チームになじんで力を発揮されるかが不透明ですが、特にラッツ選手は、身長が206cmともの凄く高く、強烈に高いところからブロックの頭越しに爆発力のあるアタックを打ってきますから、これは、他のチームは、脅威ですね。

 

(参考動画-メレーテ選手)

https://www.youtube.com/watch?v=1b8xjmENfAg

(参考動画-ピンピチャヤ・コクラム選手(16番))

https://www.youtube.com/watch?v=rtGx-zDCjOM

 

多分、今季のKUROBEは、このラッツ選手にボールを集めるバレーを試みることになるのではないかと想像しますが(但し、冒頭のチーム紹介ビデオでは、監督や舛田選手が今季はミドルの突破力に重点を置きたいと話されています)、他にもタイ代表のコクラム選手(OH)や姫路からの金杉選手(OH)などの加入もありますから、攻撃力は昨季よりも数段アップされたと感じられます。

 

あとは、このチームは、合計18名の選手の中に本職のリベロはまだ新人の立石優華選手(L)しかいませんので、こうしたメンバー構成で、いかにチームがまとまり固い守備力を発揮できるかが、今季のこのチームの出来具合を決することになるでしょうか。

 

 

昨季のKUROBEは、シーズン前半は苦戦したものの、途中から一時驚異の集中とチームワークで上位チームを撃破する闘いを見せましたが、間橋選手の故障などがあり、最終的には12位に沈むこととなりました。

 

今季のKUROBEは、そろそろ上位を目指したいところでしょうし、その可能性を十分に感じさせる布陣になっていますね。

 

 

なお、今季は、KUROBEは、背番号の変更があり、昨季とはかなり違うことになりました。すぐに慣れると思いますが、舛田選手(OH)の1番とか、小西選手(S)の2番など、若干不慣れで、違和感がありますね(もちろん悪い意味では全くありません)。

 

 

 

 

 

2.トヨタ車体クインシーズ (昨季11位)

 

(Vリーグ登録選手)

https://www.vleague.jp/women/team_detail/266

(チームサイト選手紹介ページ)

https://queenseis-tab.com/team/member/

(V公式・チーム紹介ビデオ-山形・薮田選手)

https://www.youtube.com/watch?v=HZ5078GKPcs

 

 1 鴫原ひなた 選手(OH)

 2 稲葉早生 選手(OH) *昨季加入

 3 ケルシー・ロビンソン 選手(OH/アメリカ) *新加入

 4 原 幸歩 選手(OH) *新加入 

 5 周田夏紀 選手(MB) *新加入

 6 山形理沙子 選手(S)

 7 舟根綾菜 選手(OH) *新加入

 8 黒須咲良 選手(OH) *新加入

 9 松本亜弥華 選手(MB) *昨季加入

10 熊井風音 選手(L) *昨季加入

12 加地春花 選手(S) *新加入

13 中屋夏澄 選手(OH)

14 小出雛(ひなる) 選手(L) *新加入 

15 安井由香子 選手(L)

16 大川愛海 選手(OH) *新加入

17 藪田美穂子 選手(OH)

18 山上有紀 選手(S)

19 杉原若葉 選手(MB) *新加入

20 ハッタヤ・バムルンスック 選手(MB/タイ) *新加入

 

以上、19名。

 

 

キャプテン

藪田美穂子 選手(OH)

副キャプテン

山形理沙子 選手(S)

原 幸歩 選手(OH)

https://queenseis-tab.com/2021/07/?post_type=post
 

監督

印東玄弥(いんどうはるや) 監督

https://queenseis-tab.com/2021/07/?post_type=post

 

入団

原 幸歩 選手(4/OH/178cm) ← 関西大学
大川愛海 選手(22/OH/175cm) ← 八王子実践高等学校
黒須咲良 選手(23/OH/178cm) ← 八王子実践高等学校

舟根綾菜 選手(OH/181cm) ← 下北沢成徳高等学校

周田夏紀 選手(25/MB/177cm) ← 就実高等学校

加地春花 選手(21/S/172cm) ← 駿台学園高等学校

小出雛(ひなる) 選手(24/L/160cm) ← 下北沢成徳高等学校

https://queenseis-tab.com/manage/wp-content/uploads/2020/12/0aa9f0f6f6388efdb62153622747d3eb-1.pdf

ケルシー・ロビンソン 選手(3/OH/188cm/アメリカ代表)

https://queenseis-tab.com/topics/

ハッタヤ・バムルンスック 選手(20/MB/180cm/タイ代表)

杉原若葉 選手(19/MB/180cm) ← KUROBEアクアフェアリーズ

https://queenseis-tab.com/2021/09/10/%e6%96%b0%e5%8a%a0%e5%85%a5%e9%81%b8%e6%89%8b%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/

 

退団

渡邊 彩 選手(7/MB) → 日立Astemoリヴァーレに移籍

https://queenseis-tab.com/topics/

https://www.vleague.jp/player/announcement

https://www.hitachiastemo.com/jp/rivale/topics/topics20210707/

榊原美沙都 選手(8/L)

村永奈央 選手(6/OH)

杉 郁香 選手(15/MB)

辻 彩乃 選手(9/MB)

インドレ・ソロカイテ 選手(13/OH)

ポーンプン・グーパート 選手(12/S)

https://queenseis-tab.com/topics/

荒木絵里香 選手(11/MB)

https://www.sanyonews.jp/article/1176979/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

 

【2022/23新加入選手】

林田愛佳 選手(21/MB/179cm) ← 福岡大学

https://queenseis-tab.com/2021/12/07/2022%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e3%80%80%e5%86%85%e5%ae%9a%e9%81%b8%e6%89%8b%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/

村永奈央 選手(11/OH) ← 昨季退団後、復帰

https://www.vleague.jp/women/team_detail/266

立石優華 選手(13/L) ← KUROBEアクアフェアリーズ

https://queenseis-tab.com/2022/07/08/%e6%96%b0%e5%8a%a0%e5%85%a5%e9%81%b8%e6%89%8b%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b-2/(2022.7.8追記)

ダニエル・カッティーノ(Danielle Cuttino) 選手(9/OP/193cm) ← アメリカ代表

https://queenseis-tab.com/2022/08/12/%e5%a4%96%e5%9b%bd%e4%ba%ba%e9%81%b8%e6%89%8b%e5%8a%a0%e5%85%a5%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b-2/

 

 

今季のトヨタ車体は、大きくメンバーが変わりましたね。全12チームの中でも最もメンバー変更の多いチームではないかと思います。

 

特に今季は、長年にわたってバレー界に貢献されてきた荒木絵里香選手(MB)が引退されて、また日本代表の渡邊彩選手(MB)も退団(日立に移籍)されたのが大きいです。

 

他にも長年このチームを支えてこられた村永奈央選手(OH)や杉 郁香選手(MB)、辻彩乃選手(MB)なども退団されました。

 

昨季のトヨタ車体は、リーグ序盤から相当苦戦し、最終11位でチャレンジマッチに回らなければならないという不本意な結果に終わりましたので、大幅に新陳代謝が図られたという感じですね。

https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12657372395.html

 

全部で19名のチームのうち、半数以上の10名が今季新加入の新人選手、さらに3名が昨季加入の選手ということになりました。

 

 

ただ、このチームも、荒木選手や渡邊選手、杉選手に辻選手といった主力のMB陣が退団されたのに対して、新たなMB陣の加入は、新人の周田選手とKUROBEから移籍加入の杉原若葉選手、タイ代表のバムルンスック選手(20/MB/180cm/タイ代表)の3名であり、他には昨季加入の松本亜弥華選手しかいませんから、その4名全員がチームにとっては新人に近く、若干チームとしてのまとまり、コンビに不安が感じられなくはないですね。

 

新加入のアメリカ代表のケルシー・ロビンソン選手(3/OH/188cm/アメリカ代表)は超強力ですので、今季のトヨタ車体もこのロビンソン選手中心のチーム作りになるのではないかと思いますが、このチームも、果たしてどこまでチームとしてのまとまりが取れるかが課題になりそうな気がします。

 

(参考動画-ケルシー・ロビンソン選手)

https://www.youtube.com/watch?v=6XByV1knhVw

(参考動画-ハッタヤ・バムルンスック選手(12番))

https://www.youtube.com/watch?v=9N3JmCP_04U

 

 

なお、新人の周田夏紀選手(5/MB)や大川愛海選手(16/OH)は、昨季終盤から内定選手として試合に出られていましたが、このご両名はすでにチームにフィットし、チャレンジマッチでも活躍されるなど、大変な貢献をされました。

 

特に大川選手は、昨季終盤からすでに得点頭と言えるようなご活躍でした。

 

今季も、この両選手のご活躍は大いに期待されるところですね。

 

なお、冒頭のチーム紹介ビデオでは、監督が、今季は多彩なサーブに力を入れて練習したと話されていますので、そのあたりも、今季のトヨタ車体の見どころになりそうですね。

 

 

 

 

 

3.ヴィクトリーナ姫路 (昨季10位)

 

(Vリーグ登録選手)

https://www.vleague.jp/women/team_detail/481

(チームサイト選手紹介ページ)

https://www.victorina-vc.jp/player/

(V公式・チーム紹介ビデオ-荒谷・貞包選手)

https://www.youtube.com/watch?v=loJxf7Y135M

 

 1 貞包里穂 選手(OH)

 2 櫻井美樹 選手(S)

 3 大元朱菜 選手(MB)

 4 花井萌里 選手(L) *昨季加入

 5 長野有紗 選手(MB)

 6 セレステ・プラク 選手(OH/190cm/オランダ) *新加入

 7 堀込奈央 選手(S)

 8 宮地佳乃 選手(OH) *昨季加入

 9 吉岡可奈 選手(MB)

10 脇田美怜 選手(OH)

11 荒谷 栞 選手(MB) *昨季加入

12 孫田菜奈 選手(OH) *昨季加入

13 田中咲希 選手(OH)

14 佐々木千紘 選手(MB) *昨季加入

15 松本愛希穂 選手(OH) *昨季加入

16 清水茜里 選手(OH) *昨季加入

17 清田 萌 選手(S) *昨季加入

19 福井愛加 選手(L) *昨季加入

21 渡邉かや 選手(OH) *新加入

22 金田莉実 選手(OH) *新加入

23 坊野明里 選手(S) *新加入(追記)

 

以上、21名。

 

 

キャプテン

貞包里穂 選手(OH)

副キャプテン

櫻井美樹 選手(S)

荒谷 栞 選手(MB) 

https://www.victorina-vc.jp/information/himeji/20210608-11205/

 

監督

中谷宏太 監督

https://www.victorina-vc.jp/information/himeji/20210608-11205/

 

入団

渡邉かや 選手(21/OH/171cm) ← 日本大学

金田莉実 選手(22/OH/178cm) ← 東海大学

https://www.victorina-vc.jp/information/release/20210202-9737/

セレステ・プラク 選手(6/OH/190cm/オランダ代表) ← ベルガモ(イタリアセリエA)

https://www.victorina-vc.jp/information/release/20210715-11870/

坊野明里 選手(23/S/170cm) ← 金蘭会高校(追記)

https://www.victorina-vc.jp/player/bono/

 

退団

溝口由利香 選手(18/L)
https://www.victorina-vc.jp/information/himeji/20210308-10250/
https://www.vleague.jp/player/announcement

https://vbm.link/51535/
金杉由香 選手(6/OH) → KUROBEに移籍
アリョーナ・マルティニューク 選手(20/0H)
https://www.victorina-vc.jp/information/himeji/20210427-10876/
https://www.vleague.jp/player/announcement
https://vbm.link/54445/

 

【2022/23新加入選手】

古市梨乃 選手(18/OH/170cm) ← 順天堂大学

https://twitter.com/Rimisan_fight/status/1478733875400814596

https://www.victorina-vc.jp/information/release/20220121-02/

堤亜里菜 選手(24/OH/170cm) ← 明海大学

https://www.victorina-vc.jp/information/himeji/20220224-02/

吉﨑ひな 選手(20/OH/170cm) ← 鹿児島銀行レジオンウィングス

https://www.victorina-vc.jp/information/release/20220303-03/

宮部藍梨 選手(OH/181cm) ← ミネソタ大学(←金蘭会高校)

https://www.volleynews.it/airi-miyabe-torna-in-giappone-giochera-nel-victorina-himeji/

https://www.victorina-vc.jp/information/release/20220530-01/

セレステ・プラク 選手(6/OH/190cm/オランダ代表) 

https://www.victorina-vc.jp/information/20220922-01/

 

 

姫路は、昨季に大幅改造をしただけに(主力中心の8名退団、10名の新人加入でした)、今季は、大きな選手の出入はありませんでした。

 

しかし、何と言っても、オランダ代表のセレステ・プラク選手(OH/190cm)の加入には驚きましたね。

 

プラク選手は、190cmの高身長ながら、空を飛ぶようなジャンプで豪快なアタックを放たれます。

 

(参考動画-プラク選手)

https://www.youtube.com/watch?v=v3mUFHaKESY

 

この選手が姫路のチームになじんで、自由自在にバックアタックなどを放つようになれば、今季の姫路は、相当な脅威になりそうです。

 

もともと姫路は、昨季に多くの主力選手が退団すると同時に10人もの新人選手が加入し、開幕前には果たしてこれでチームがまとまるのかと危ぶまれましたが、蓋を開けてみれば、貞包選手(OH)や田中咲希選手(OP)、松本選手(OH)や佐々木千紘選手(MB)などを中心に、フレッシュながらも非常によくまとまったチームになっており、一昨季よりも数段レベルアップした力を発揮しました。

 

負けた試合も競り合う展開が多く、最終10位の順位以上の力があったと感じられたシーズンでしたね。

 

そして、これに今季は、昨季今一つ活躍の場が少なかったアリョーナ選手に代わって強烈アタッカーのプラク選手(OH/190cm/オランダ代表)が加わるわけですから、今季の姫路は、相当上位を狙えるチームになりそうです。

 

まだ新人が多いチームであるだけに、昨季は最後のギリギリのところで勝ち切ることができなかった姫路ですが、果たして今季はどうなるか、非常に楽しみなチームのひとつだと思いますね。

 

 

 

 

 

 

以下、昨季9位のPFUから上位3チーム(PFU、久光、日立)については、記事を分けて見てみることにします。