2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前、整列
さて、いよいよ第７２回国民体育大会（笑顔つなぐ愛媛大会）・バレーボール競技（成年女子）が開幕しました！！
今日は、その初日として、岡山県代表の岡山シーガルズは、第２試合で、山形県代表のプレステージ・インターナショナルアランマーレと対戦しました！
結果は、以下のとおりでした。
なお、今国体の全試合の結果は、下記記事にメモしていっています。
「第７２回国民体育大会・バレーボール競技（成年女子） 全試合結果」
https://ameblo.jp/seagullsfan/entry-12316818787.html
【公式サイト】
（えひめ国体公式サイト）
http://www.ehimekokutai2017.jp/kokutai/
http://www.ehimekokutai2017.jp/kokutai/kyogi/post_1/index.php#seishiki
（伊方町実行委員会サイト）
http://ehimekokutai-ikata.jp/index.html
（ＪＶＡサイト）
http://www.jva.or.jp/index.php/domestic/2017/kokutai/outline
（試合結果サイト）
http://www.jva.or.jp/index.php/results/scorebox/340
http://kirokukensaku.net/5NS17/discipline_110_20171006.html
http://kirokukensaku.net/5NS17/index.html
第７２回国民体育大会・バレーボール競技（成年女子） 第１日
２０１７年１０月６日（金）
伊方スポーツセンター
岡山県（岡山シーガルズ） ３－１ 山形県（プレステージ・インターナショナルアランマーレ）
第１セット ２２－２５
第２セット ２５－１３
第３セット ２５－７
第４セット ２５－１５
やりました！！
前記事にも書きましたが、第１セットは、中盤以降、少しリズムを崩してしまってプレステージに取られる結果となってしまいましたが、第２セット以降は、力の差を見せつけて完全に相手を圧倒しての危なげない勝利でした！！
第３セットなど、相手に７点しか取らせませんでしたから、もの凄い圧倒劇でした。
お見事でした！！
今日は、愛媛国体の初日でしたが、蓋を開けてみますと、出場メンバーは事前の登録メンバーと幾分違っていましたね。
事前の登録メンバーでは、宮下選手、吉岡選手、林選手が入られていましたが、今日は、実際には、この３選手に代わって、宇賀神選手、髙野選手、磯部選手の３名が入られていました。
宮下選手については、まだ右膝の故障の回復が万全ではなく大事を取ったのではないかと想像しますが、吉岡選手と林選手については情報がなく、意外な結果でした。
このご両名も何か故障が生じたということでなければいいですが、ちょっと心配ですね。
そんなことができるのかどうか分かりませんが、今回の国体の対戦組合せからしますと、準々決勝で久光と当り、これに勝ち進んだときには東レと当ることが予想される組合せとなりましたので、この点を踏まえてメンバーを入れ替えたということはあったでしょうか。
なお、宮下選手は帯同はされており、今日は記録係の席で観戦されていました。
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・第４セット開始前、記録係をされる宮下選手と丸山選手
それはさておき、今日は、何に驚いたかって、第１セットの先発メンバーに、冒頭から山口キャプテンが登場されたのには、驚きましたね。
今日の第１セットは、前衛左から、
萌選手、渡邊選手、山口選手、
川島選手、宇賀神選手、金田選手、リベロ森田選手
の構成で入りました。
チャレンジリーグⅡのプレステージ・インターナショナルアランマーレに対してこのメンバーですから、今大会に対するシーガルズのチームの気持ちの入りようがヒシヒシと伝わる構成メンバーでしたが、ただ、この第１セットは、少し選手の皆さんの動きが固く、リズムに乗り切れませんでしたね。
セット序盤は、冒頭に数点プレステージに走られましたが、すぐにこれを挽回して逆転し、セット中盤までは、シーガルズのリズムで数点リードして進みました。
しかし、明らかに力の差はあると感じられつつも、要所要所でシーガルズのミスが絡んで３点くらいの点差を広げられないままに中盤まで至り、次第にリズムを失って、１５－１５で同点に追いつかれ、確か１８－１９で逆転される結果となって、そのまま逆に点差を広げられる形で、このセット、２２－２５でよもやの失セットとなりました。
今日は、個人的な印象からしますと、試合序盤は、選手の皆さんが少し固くなられていた気がしますね。
そして、選手の皆さんの動きが悪いためにレセプションが安定せず、相手のサーブに大きく崩されることが多発しましたし、何本かエースも決められました。
これがチームのリズムを崩す原因となって、相手の攻撃はブロックもうまく機能しないし、拾えないという状態になり、セット中盤からは、完全に相手に流れを持っていかれてしまいました。
このセット、途中で、山口選手に代わって居村選手（１９－２１場面）、宇賀神選手に代わって高田選手（１９－２２場面）が入られましたが、流れを取り戻すには至らず、何か、すぐに挽回できるのではないかと思っているうちにいつの間にか取られてしまった、というような失セットとなりましたね。
ただ、このセットは、チームの結果としてはうまくはいかなかったものの、個人的には、久々に山口選手の華麗なプレーが見られたのは、非常に嬉しかったです。
そのスピード感や身のこなし、少し荒れたトスへの柔軟な対応など素晴らしく、やはりコートの中の山口選手は、その佇まいからして天下一品だと感じさせて頂きました。
そして、このようにして第１セットを取られたときには、この試合どうなるかと少し心配になりましたが、第２セット以降は、もう万全の試合展開になりました！
第２セットの先発は、第１セットの終盤の構成を基本として、前衛左から、
渡邊選手、居村選手、萌選手、
金田選手、川島選手、田口選手、リベロは森田選手
という、セッター不在の変則スタイルで入りました（但し、シーガルズのサーブからのスタートでしたので、田口選手がサーブを終えてすぐに、田口選手に代わって高田選手が入られました）。
そして、このセットは、冒頭は少し悪い流れのままにプレステージに先行されましたが、セット序盤にすぐに逆転し、その後どんどん点差を広げて、セット中盤以降は、何度か連続得点もし、ダブルスコア以上の点差をつけて完全に相手を圧倒することに成功しました。
今日は、特に、山口選手と宇賀神選手に代わって入られた居村選手と高田選手のお二人が非常に活躍されましたね。
ここのところずっと先発されてきたお二人でしたが、この試合、第１セットの先発を外れられたことによって、発奮されたでしょうか。
とにかく、お二人ともにサーブが非常によく、ことごとく相手を崩すことに成功しましたし、居村選手は持ち前の瞬発力でブロードやクイックでかなりの得点を決めら、さらに高田選手も、上背がないにもかかわらず、今日は３本くらいブロックを決められたと思います。
お二人ともに素晴らしかったですね。
そして、第２セットで力を見せつけて、大差でこのセットを取って以降は、プレステージも少し元気をなくし、第３セットは、２５－７という、もの凄い大差でシーガルズが取ることに成功しました。
このセットも、先発は、第２セットと同じメンバー（田口選手に代わって高田選手）で臨みましたが、このメンバーは、国体中国ブロック大会のときから皇后杯中国ブロック大会と一貫して基本とされてきたメンバーですので、チームとしてのコンビネーションや繋ぎはとてもいい状態にありますね。
特に今日は、前にも書きましたように、居村選手と高田選手のサーブがよく、これに加えて、渡邊選手や川島選手も連続サーブで得点を重ねることに成功しました。
このあたりになりますと、もう全く危なげない展開で、負けることはあり得ないという安心感のもとに観戦することができました。
そして、セットカウント２－１として王手をかけた第４セットは、渡邊選手に代わって磯部選手が入られる形でスタートしましたが、このセットも、ここまでの勢いのままにセット序盤からシーガルズがリードする展開となり、第３セットよりはプレステージの得点を許したものの、やはり全く危なげない展開で、途中、高田選手・磯部選手と宇賀神選手・渡邊選手の二枚替えや髙野選手の投入（金田選手と交代）などしながら、２５－１５の１０点差で、このセットも取り切ることに成功しました！
いやぁ、今日のシーガルズは、第１セットこそ少しぎこちなくなったところがありましたが、チャレンジリーグⅡのプレステージ・インターナショナルアランマーレを相手に、大きな力の差を存分に見せつけた試合となりました。
素晴らしかったですね。
第１セットも、決して山口選手や宇賀神選手の調子が悪かったわけではなく、この試合が大会初日で選手の皆さんが全体的に少し固くなられていたことや、このメンバーでの実戦不足からくるコンビのズレなどが原因で、うまくリズムに乗り切れなかっただけではなかったかと思います。
今日は、結局、登録メンバー１２名の全員がコートに立つことができましたが、どのようなメンバー構成であっても、やはりチーム力はかなりあると感じさせて頂けた試合だったと思いますね。
非常にいい試合でした。
さて、問題は、明日ですね。
明日の準々決勝は、やはり予想どおりに佐賀県代表の久光製薬スプリングスと対戦することとなりました！
今大会、久光も、新鍋選手や石井選手、野本選手、岩坂選手、長岡選手などの主力選手が不在で、若手中心のメンバーで臨んできていますので、そのメンバー構成からすれば、シーガルズが勝てる可能性は十二分にあると思いますし、むしろ勝たなければならない試合ではないかと私は思います。
シーガルズは、３年前の長崎国体では、上記の主力メンバー全員が入った超ガチメンバーの久光を、粘りに粘って翻弄し、見事に破って優勝を果たしました！！
今回、宮下選手が不在のシーガルズといえども、高田選手も実戦を重ねられてきており、今のシーガルズが今大会の久光に勝てないわけがありません！！！
ぜひぜひ明日の準々決勝では、選手の皆さんが冒頭から高度な集中で結束し、強敵久光を撃破して頂きたいです！！！！
十分に、いけると思います！！
明日の試合が非常に楽しみです！！
頑張れ、岡山シーガルズ！！！！！！！！！！！
＊今日の選手の皆さんです。
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、山口選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、金田選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、髙野選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、居村選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、磯部選手、背後に渡邊選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、山口選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、渡邊選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、川島選手と高田選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、川島選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、田口選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、萌選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、山口選手・居村選手・田口選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、山口選手、手前に高田選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、山口選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、森田選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、宇賀神選手、背後に萌選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、高田選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前練習、田口選手
2017.10.6 第72回国民体育大会 第１日 山形県戦（プレステージ）・試合開始前、集合
＊豆情報（2017.10.6pm10:06追記）
今国体の大会プログラムによりますと（伊方町実行委員会のサイトの観戦案内サイトにも同様の記載がありましたhttp://ehimekokutai-ikata.jp/information.html#main_box）、明日（大会２日目）以降は、体育館の３階フロアにアリーナ席が設けられ、３階席と４階席からの観戦が可能となるようです（初日は、４階席からの観戦のみでした）。
見にくいと思いますが、ご参考に座席図を貼付しておきます。
2017.10.6 第72回国民体育大会 第２日以降、伊方スポーツセンター３階座席図
http://ehimekokutai-ikata.jp/pdf/volley/place3F_2day.pdf
2017.10.6 第72回国民体育大会 第２日以降、伊方スポーツセンター４階座席図