元気で長生きは「オキシトシン分泌」が鍵 | 心と身体を元気にする!大磯FOODBASE since2009~

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湘南・大磯で食と健康に関する講座やコンサルを開催。
元気で心豊かな生活を送るための方法をお伝えしています。
 〇食に親しむ子供料理教室
 〇より深く食を切り込む中学生料理教室
 〇50度洗い&低温調理
 〇心と体を変える栄養相談
 〇分子栄養療法セミナー

長らくブログ更新しておりませんでした。

が、ブログ経由でお問い合わせ頂くことも多く、

こちらももっと投稿していきます♪

 

先日、

80歳くらいの方のお家にお呼ばれして、美味しい手作りのお食事をご馳走になりました。

(芋もちのあご出汁汁、漬物、ほうれん草のゴマダレ和え、オートミールクッキー  どれも本当に絶品でした!)

 

その方、

ご自身の若さキープのためにも、

よくご友人をご自宅に招かれて

作ったお食事を出して

会話を楽しまれています。

 

正直、年齢をお聞きするまでは、

全く80歳には見えないくらい

お若いです。

 

頭が特にお若い!

そして、お元気。

病気一つされていません。

 

年相応の身体的な衰えはあるとのことでしたが、

それ以外は本当にお元気でした。

 

病気をせず元気に長生き、
というのは目指したいモデル。
 
それには、
脳を鍛え、
運動をし、
栄養のある食事をとならいといけない!
と思いますが、、、
 
もちろんそれも大事ですが、
実は、
タバコ吸ったって、食をそれほど気にしなくたって
元気で長生きできる、という研究があります。
 
「ロゼトの奇跡」といわれるアメリカの研究があります。
 
「ロゼト」とはアメリカにある小さな町。
イタリアのある村から移民した住民
千数百人程度が住んでいます。
 
この小さな町は、
心臓疾患で亡くなる人が
周囲の町と比べて半分以下ということで
注目を集めました。
 
その理由は何なのか、
研究者たちの追跡が始まりました。
 
住民たちの飲酒、喫煙、食事、健康行動や意識、生活水準は
周囲の町と変わりませんでした。

最終的に研究者たちが導いた答えは、
心臓疾患を抑制していたのは、
住民同士の
「助け合う」
「他者のために行動する」
「親切にする」
という行動でした。
 
助け合うこと、
親切にすることが
どうして心臓疾患を予防するのか。
 
それは
「オキシトシン」
というホルモンが関係していました。
 
オキシトシンは、
愛情ホルモンとして知られています。
スキンシップや
授乳中、出産の際にで多く分泌されます。
 
このオキシトシン
免疫力を上げることでも知られています。
免疫調整作用、
抗ウィルス作用、
抗酸化、
抗炎症
などのストレスを緩和する作用があります。
 
ロゼトの人たちは、
人に親切にすることによって
オキシトシンが分泌され、
心臓と動脈に様々なプラスの効果をもたらすことで、
心疾患を予防していることが分かりました。
 
今回私を招いてくださった80歳の方は、
まさにオキシトシンをバンバン出す生活をされていました。
食事はもちろん気を付けられていますから、
最強です!

 

ちなみに、現在のロゼタは

徐々に助け合うようなコミュニティではなくなり、
住民の食生活も変わり、
心臓病が増えているとのこと。
残念ですね。
 
コロナで人とのつながりが
とぎれましたが、
家に閉じこもって、不安いっぱいに孤独で過ごすことと、
助け合い、交流しながらオキシトシン出して
免疫UPする生き方、
どちらがコロナウィルスに強いか
誰か研究してほしかったなあ。

オキシトシン出したい方、
是非栄養料理教室にいらしてくださいね。
人との交流、
美味しい物を食べる、
会話をする、
これでもオキシトシンがバンバンでますから!
 
お会いできるのをお待ちしています!