相模原法人会主催で
薬を使わない薬剤師
宇田川久美子氏のセミナーが
分子栄養医学も薬をなるべく使わずに、
栄養で体を整えていくという考えがベースになっているので、
宇田川先生のセミナーはとても楽しみでした。
受付で本が売っていたので早速購入。
サインも頂きました
高齢者の寝たきり率。
日本を100とすると、、、
日本と同じ皆保険のスウェーデンはたったの10。
日本の寝たきり率高いですよね。
スウェーデンでは、
80歳以上の人はICUに入れないという決まりがあるそうです。
60歳以上でも基礎疾患がある人は入れないというのはびっくり
ICUに入れるかどうかの基準は、
「治ってまた働けるかどうか」がだそうです。
日本はお薬出しますよね~、たくさん。
こういうのが国の医療費圧迫の原因ですよね。
厚生省も多剤服用が体に悪影響を与えると発表していて、
6種類以上の服用から急に不具合が生じてくるそうです。
薬と言えば、
数日前、二男が怪我をして、
整形外科にいってきました。
処方されたのは、
ロキソニン錠60mg
ネキシウムカプセル20mg
の2種類の薬。
ロキソニン錠は、プロスタグランジンの生成をおさえ、
炎症に伴う、はれや痛みを和らげる薬。
ネキシウムカプセルは、
胃酸の分泌をおさえ、抗菌薬の抗菌作用を高める、
と書いていました。
ロキソニン錠と同じような作用をするのは、
オメガ3系のサプリメント。
炎症をおさえ、痛みをやわらげるので、
上記のような症状がある場合は、
私はオメガ3系サプリをとっています。
ネキシウムカプセルについては、
今回は抗菌薬は出ていないので何で出たのか不思議。
病院には息子が一人で行ったので、
質問できませんでしたが、
宇田川先生にお聞きしたかったです。
胃酸の分泌をおさえるので、
怪我の回復にたくさんの栄養が必要な時に、
栄養の消化吸収が悪くなってしまう懸念がありますね。
宇田川先生、
日本は国民皆保険があるので、どこの国よりもお薬が大好き国民で、
薬を飲むことで症状が治まってしまうと何故そうなったのか考えようとしなくなる。
コロナ禍で忘れられていること、それは、私たちには自分で自分を治す力があるということ。
だとおっしゃっていました。
国民皆保険制度は、安心して医療を受けられるという点では素晴らしいけれども、
それが国民の健康意識向上にはつながらないですね。
風邪など自己治癒力の範囲内で対応できそうな症状に対しては、
医療費負担を上げて、病院に頼りすぎないシステムを作るべきなのだと思います。