昨年末に有機酸検査という検査を受けました。
有機酸検査では、
腸内の状態を見ることもできます。
腸の常在菌でカンジダ菌というのがあります。
イースト菌の一種でカビやきのこと同じ真菌の仲間です。
通常、このカンジダ菌は「酵母型」として体内に存在します。
免疫にかかわっていたり、
善玉菌の栄養源になっています。
ところが、ストレスや食生活の乱れ、抗生物質の使用など
一定の条件下で増殖し、
「菌糸型」に形態を変えて異常繁殖をしはじめます。
File:Candida albicans 2.jpg - Wikimedia Commons
この異常増殖によって、菌糸が腸壁などにはびこっていくと、
私たちの身体が反応し、
炎症がおき、アレルギーなどの不調を引き起こしたりします。
腸に穴をあけるリーキーガッド症候群を引き起こしたり、
過敏性腸症候群、便秘、下痢、腹部膨満、ガス等の
原因になることがわかっています。
腸にカンジダがはびこると味覚がかわり、
甘い物への欲求が止まらなくなります。
カンジダのエネルギー源が単純糖質だからです。
カンジダは鉄も大好きなので、
私のように貧血治療で鉄剤を飲んでいるとカンジダが増えることがあります。
カンジダ菌はアセトアルデヒドというを産生します。
アセトアルデヒドは、アルコールですから、
酔っぱらったような状態になって
うまく思考がまわらなくなり、
記憶力の低下もおこります。
また、エネルギー代謝を阻害するので、倦怠感があります。
ということで、
カンジダがあると、生活の質は断然落ちます!
実際、
カンジダ除菌をすることで、
疲れやすさと頭のブレインフォグがとれ、
頭がクリアになり、
別人のようにすっきり動けるようになりますから
やって良かった!感はすごいです。
カンジダ除菌をする際の注意点、
食事法などまた次回に