今週から暑くなるそうです
意外なことに、
熱中症が多い時期は5月、6月。
体が暑さに慣れていないことが原因です。
体が暑さに慣れるのは、
体内の血漿量と関係があります。
血漿とは、血液の中の55%を占める成分で
9割が水分。
体内の血漿量は
7~9月に増加しピークに達し、
夏の暑さに体を対応させます。
けれども、5~6月は4月の頃と
ほとんど変わらないため、
体が暑さについていけず
熱中症リスクが高まる、
ということです。
この血漿量は持久力と相関関係にあり、
持久力が低い人ほど、
血漿量が少ない傾向にあります。
つまり、
持久力が低い子ども=体力がないお子さんは
熱中症リスクが高いということになります。
小学生の子どもなら
普段から外遊びやスポーツを通して
体力作りが大事
ですね。
また、体内の筋肉量も
熱中症と関係しています。
筋肉には
水分を蓄える働きがあり、
筋肉が多い人ほど
体内の水分量に余裕があり
熱中症になりにくいのです。
真夏の熱中症警報が出る日でさえも
炎天下でずっと野球をしてきている二男。
幸い熱中症にかかったことはなく
熱中症になるチームメイトも
ほとんどいなかったのですが、
体力、筋力だけはともにあるので
納得です