薬局で
ココナッツオイルタブレットを発見。
遠方に住む認知症の母にと
購入してみる。
認知症になぜココナッツオイルなのか。
アルツハイマー病になると、脳でブドウ糖をうまく使えなくなります。
脳にエネルギーがなければ、
脳は働くことができません。
でも、
実は
脳はハイブリッド型。
エネルギー源として、
ブドウ糖だけではなく、
脂肪酸を原料とする
ケトン体も使えます。
つまり、
ココナッツオイルに含まれている
エネルギーになりやすい
中鎖脂肪酸を摂取することで
体内でケトン体が作られれば、
脳のエネルギー不足が解消され、
認知機能が改善すると考えられます。
ただし、
認知機能改善効果が
期待できるのは、
神経細胞の死滅が
それほど進んでいない
段階まで
脳のエネルギーになるだけでなく、
in vitroの研究で、
ココナッツオイルは認知症の原因の一つ
アミロイドβを減少させる効果があることも判明(2014)。
Coconut oil attenuates the effects of amyloid-β on cortical neurons in vitro.
軽度アルツハイマー患者の食事に
ココナッツオイルを取り入れたところ、
症状の改善や進行を抑制が確認(2013)
Retrospective cohort study of the efficacy of caprylic triglyceride in patients with mild-to-moderate Alzheimer’s disease
認知症が少しずつ進んでいる
実家の母。
とうとう、
近くの郵便局からの帰り道が
一瞬分からなくなったそう。
明日は我が身、
と思う時もしばしば。
母を助けることは、
未来の自分を助けることにもなる。
目標は認知機能の改善!