子ども達も大きくなり、なかなか遠くに住んでいる両親の元へ帰省することが少なくなりました。
年始の挨拶を電話で交わしたときに、
父に「元気?」と聞くと、
「あまり元気じゃない」
と初めてそのような答えが帰ってきました。
まだ70中盤。
世間では、一般的にまだまだ元気な方も多いですよね。
足腰も弱っているようです(母曰く、本を読んでいるか、ゴロゴロしているか、とのこと)。
ところで、昨年、父に会ったときにすごく気になったことがありました。
口元です。
こんな口の形だったかな、
なくなった祖不の晩年の口の形に似てきたな~とぼんやり思っていました。
最近、それが、「富士山唇」というのだと知りました。
分かりやすくいうと、桐谷美玲ちゃんのような唇です。
もちろんですが、全く持ってこんなにかわいくありません(笑)。
口が半開きの状態であったのことも気になっていました(が、以前した病気のせいなのか、と漠然と思っていました)。
特に生後間もない赤ちゃんは、口の周りの筋肉が未発達なので富士山唇になります。
ところが、大人で富士山唇だということは、
口の周りの筋肉が弱ってきて、
口呼吸である、ということになります。
口呼吸だと、のどの奥の上咽頭部分に慢性炎症がほぼ100%あるそうで・・・
上咽頭に慢性炎症がある場合、胃腸にも慢性炎症が発生しているそう・・・。
もしかしたら、食べていても、栄養の吸収がきちんと出来ていないのかも知れません。
それは、どんどん身体が弱くなるよね・・・
また、普段の食事でよく噛んでないと、口の周りの筋肉が弱っていきます。
もともと父は食べるのが早く、あまりかみません。
よく噛んでいないため、
胃に負担をかけやすく、小腸内に未消化物を残しやすい。
胃腸が脆弱になる要因とのこと。
つまり、長年の父のよく噛まずに飲み込む食べ方が、
父の身体を弱めていたのです。
早速、このことを手紙に書き、
少し足腰鍛えるように、ノルディックウォーキングの杖を送りました。
春には様子を見に会いにいこうとお思います。
皆様も、口呼吸にはご用心を!
そして、良く噛みましょう!