口中調味は日本独特の食べ方 | 心と身体を元気にする!大磯FOODBASE since2009~

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昨日、今日と2日間、

 

マレーシアからきた大磯滞在の旅行者の方たちと、

 

朝食を共にする機会がありましたナイフとフォーク

 

昨日の朝食は、典型的な日本の「The 朝食」という感じで、

 

みそ汁、ごはん、焼き鮭、卵焼き、小鉢2種でした。

 

マレーシアの方、おかずは全部食べられていましたが、

 

白いごはんだけお腹いっぱいで食べられず残していました。

 

見ていると、

 

おかずはおかずだけ食べられていらっしゃいました。

 

日本人だったら、

 

鮭を一口、

 

次にごはんを一口入れ、

 

口の中で一緒にして混ぜ合わせて食べることが多いと思います。

 

これは、口中調味といって、口の中で料理を最後仕上げているのです。

 

これは、日本独特の食べ方です。

 

一方、一皿ずつ頂くスタイルの欧米人などは、

 

口中調味ができないそうです。

 

マレーシアの方は、

 

もしかすると最後白米だけ残って、食べずらかったのかもしれないなあ、と思いました。

 

翌日、

 

ごはんも一緒に食べてもらえたら、とちらし寿司を作って持参させてもらいました。

 

こちらは、とっても気に入ってもらえて、おかわりされていました。

 

口中調味とは別名「三角食べ」とも呼ばれる食べ方です。

 

主食の白米と主菜、副菜、汁物などを交互に少しずつ食べ、

 

口の中で混ぜ合わせて味の広がりを楽しんでいきます。

 

近ごろは、この「三角食べ」ができなく、「ばっかり食べ」をするお子さんが増えているそうです。

 

野菜⇒肉、魚類⇒ごはん の順に一品ずつ食べていくのがすすめられていますが、

 

口中調味は、複雑な味を感じる能力が高まるとも言われています。

 

個人的には、小さいうちは三角食べで良いんじゃないかな~という気がしています。

 

最後の調理は、お口の中でするんだよ、とお子さんに声をかけてあげてください。