シーベルズキッズクッキングクラブです。
昨日、今日と2日間、
マレーシアからきた大磯滞在の旅行者の方たちと、
朝食を共にする機会がありました
昨日の朝食は、典型的な日本の「The 朝食」という感じで、
みそ汁、ごはん、焼き鮭、卵焼き、小鉢2種でした。
マレーシアの方、おかずは全部食べられていましたが、
白いごはんだけお腹いっぱいで食べられず残していました。
見ていると、
おかずはおかずだけ食べられていらっしゃいました。
日本人だったら、
鮭を一口、
次にごはんを一口入れ、
口の中で一緒にして混ぜ合わせて食べることが多いと思います。
これは、口中調味といって、口の中で料理を最後仕上げているのです。
これは、日本独特の食べ方です。
一方、一皿ずつ頂くスタイルの欧米人などは、
口中調味ができないそうです。
マレーシアの方は、
もしかすると最後白米だけ残って、食べずらかったのかもしれないなあ、と思いました。
翌日、
ごはんも一緒に食べてもらえたら、とちらし寿司を作って持参させてもらいました。
こちらは、とっても気に入ってもらえて、おかわりされていました。
口中調味とは別名「三角食べ」とも呼ばれる食べ方です。
主食の白米と主菜、副菜、汁物などを交互に少しずつ食べ、
口の中で混ぜ合わせて味の広がりを楽しんでいきます。
近ごろは、この「三角食べ」ができなく、「ばっかり食べ」をするお子さんが増えているそうです。
野菜⇒肉、魚類⇒ごはん の順に一品ずつ食べていくのがすすめられていますが、
口中調味は、複雑な味を感じる能力が高まるとも言われています。
個人的には、小さいうちは三角食べで良いんじゃないかな~という気がしています。
最後の調理は、お口の中でするんだよ、とお子さんに声をかけてあげてください。