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地域包括で働く社会福祉士のBlog

福祉の現場のこと、介護のこと、読んだ本のことや子育て奮闘記など日々の気づきの記録です。

はじめに言います。


この本はお勧めです。

老親介護とお金 (アスキー新書 77) (アスキー新書)/太田 差惠子
¥780
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介護保険入門や介護生活のいろはについて書かれた本は多数出ていますが、これまでのものは制度説明かエッセイ的なものが多かったように思います。


この本は違います。介護生活をはじめるにあたり家族や専門職、ご近所、主治医などでチームを組み、その中からチームリーダーを選出し、目指すべきビジョンを設定するとあります。まるでビジネス書のようです。


介護というととかく手間とか家族愛とか効率性を考えずに、一歩一歩進んでいくことが良しとされていますが、ご存じのようにすでに介護サービスは崩壊の兆しが見えつつあります。それは公的なサービスも私的な家族介護も同様です。


そこでこのような戦略的視点をもって介護を行うことができれば、今の暗い介護状況を打開することができるのではないでしょうか。


特に先にあげたこの本の戦略性の特徴の中でもビジョンは重要です。どんな老後を迎えたいか(迎えてほしいか)、どんな終末期を迎えたいか(迎えさせてあげたいか)、どんな介護を受けたいか(受けさせたいか)というビジョンをしっかり持つことで、素人でもケアマネなどの専門職にしっかりと主張することができますし、介護生活で起こる様々な困難も乗り越えていくことができるのではないでしょうか。


後半の親の経済状況、保険状況を把握して、終末期までの介護サービスを組み立てていくという考え方も非常に斬新かつ現実的で有用だと思います。



介護に携わる専門職はもちろん、これから介護生活が始まる一般の方々にぜひ一度読んでほしい本です。


GTDという整理術の勉強会に参加して2週間ほど経ちました。

勉強会の時はデビッド・アレン氏の著作を読んだだけで、未実施だった私でしたが、勉強会を機会に私なりにGTDを生活に取り入れ実践してみました。

実際にやってみての感想は

・仕事の見通しがつきやすくなった。
・何ヶ月間も気になっていたけど先延ばしになっていたことをやれた。
・買い物忘れが少なくなった。
・なんだかゲームみたいで面白い。

とりあえず、実践してみてとても効果が出ています。
以下は私の実践方法です。


まず、私のGTDはGTD+R という手法を私なりに改良したものを使用しています。

先日の勉強会においてGTD+R の開発者の方が参加していたため、その時に見せていただいたGTD+R の改良版を参考に、私なりにシートを作成してみました。

もちろんRHODIAも購入。+RでメインとなるNo11と、ToDoList用にNo.8も購入し使っています。


大まかな手順はGTD+R とほぼ同じです。気づいたこと、やるべきことをどんどんRHODIAのNo.11に記入していいって、それを毎朝オリジナルシートを用いて、10分間ほどで「TODAY」「WEEK」などに分類していきます。

GTD+RとちがうのはTODAYのものをNo.8に書き写している点でしょうか。ですから。切り取ったRHODIANo.11は持ち歩いていません(これはGTD+Rの開発者の方のアイデアです)。No.8のみを持ち歩き、それにチェックしていっています。


RHODIANo11にどんどん書き込んでいくのは快感ですね。タスクをこなすことがちょっとしたゲームのように感じるようになりました。


課題は・・・

・「PROJECT」を活用できていない。

・RHODIA No.8の使い方

・手帳の活かし方

・職場、家庭両方での資料入れの構造化


などでしょうか。少しずつ改善していきたいと思います。


とりあえず2週間実践してみての感想でした。


勝間和代さんの新作を早速読みました。

断る力 (文春新書)/勝間 和代
¥945
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目次です。

第1章 総論「断る力」の圧倒的な効用を理解する(「断る力」がない人たちは自己主張ができない人たち
「断る力」がないと「2ちゃんねる」で不満をぶちまけてしまう ほか)
第2章 ホップ 自分の揺るぎない軸を持つ(自分の責任を持てるのは自分だけ
ビートたけしさんの「毒舌」の正体とは? ほか)
第3章 ステップ 相手への建設的な影響力を発揮する(「空気」を読んだ上で無視できる力をつける
「影響の輪」を常に意識しよう ほか)
第4章 ジャンプ 「断る力」で、自分と周囲の好循環を作る(「断る力」を身につけると、人間関係が目に見えて変わる!!
人との関わりの中で「自分の軸」が革新していく ほか)



出版前に今度の著作は新書と聞いて、内容薄いのかなと勝手に予想していたら大間違い。やはり勝間さんらしい内容が満載でした。


「断る」ことの重要性については、勝間さんのこれまでの著作の中でもたびたび触れられていました。「いい人でいるといろいろなことをまかされてしまって、どんどん自分の時間がなくなってしまう」というような理由です。

実際私も仕事でも友人関係でも、評価を無意識のうちに気にしてしまい、「頼まれたら断れない」ということが非常に多かった反面、そのぶん一つ一つの頼まれごとについては、「とりあえずこなせばいいや」というスタンスで、その質や成果にはあまりこだわっていなかったような気がします。結果的に大きな評価は得ていなかったことでしょう。


この本が勝間さんらしい所以はその「断る」ということについて、「なぜ断る必要があるのか」「断れるだけの自分自身の能力や軸が必要」「断ることで何を得ようとするか」ということについて書いてある点だと思います。

一般的なコミュニケーション本だと、具体的な言い方などについての例が載っているものはありますが、この本ではそのようなものはほとんどありません。

ですから、この本を「断る」ためだけの本だと思わないほうが良いです。それよりもむしろ「自分らしさを発揮するために、軸を持ち能力を高めていくための手法の本」です。そこを勘違いしてしまうとAmazonの書評などにあるような「実際に会社で断ることなんてできるわけない」のような感想が出てしまうでしょう。


大切なのはあくまで「自分らしさ」であり、そのための「自分の軸」と「日々の努力」です。


最近努力はしているけど、軸は相変わらずないなぁと感じた私です。