自分らしく生きるための『断る力』 | 地域包括で働く社会福祉士のBlog

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福祉の現場のこと、介護のこと、読んだ本のことや子育て奮闘記など日々の気づきの記録です。

勝間和代さんの新作を早速読みました。

断る力 (文春新書)/勝間 和代
¥945
Amazon.co.jp

目次です。

第1章 総論「断る力」の圧倒的な効用を理解する(「断る力」がない人たちは自己主張ができない人たち
「断る力」がないと「2ちゃんねる」で不満をぶちまけてしまう ほか)
第2章 ホップ 自分の揺るぎない軸を持つ(自分の責任を持てるのは自分だけ
ビートたけしさんの「毒舌」の正体とは? ほか)
第3章 ステップ 相手への建設的な影響力を発揮する(「空気」を読んだ上で無視できる力をつける
「影響の輪」を常に意識しよう ほか)
第4章 ジャンプ 「断る力」で、自分と周囲の好循環を作る(「断る力」を身につけると、人間関係が目に見えて変わる!!
人との関わりの中で「自分の軸」が革新していく ほか)



出版前に今度の著作は新書と聞いて、内容薄いのかなと勝手に予想していたら大間違い。やはり勝間さんらしい内容が満載でした。


「断る」ことの重要性については、勝間さんのこれまでの著作の中でもたびたび触れられていました。「いい人でいるといろいろなことをまかされてしまって、どんどん自分の時間がなくなってしまう」というような理由です。

実際私も仕事でも友人関係でも、評価を無意識のうちに気にしてしまい、「頼まれたら断れない」ということが非常に多かった反面、そのぶん一つ一つの頼まれごとについては、「とりあえずこなせばいいや」というスタンスで、その質や成果にはあまりこだわっていなかったような気がします。結果的に大きな評価は得ていなかったことでしょう。


この本が勝間さんらしい所以はその「断る」ということについて、「なぜ断る必要があるのか」「断れるだけの自分自身の能力や軸が必要」「断ることで何を得ようとするか」ということについて書いてある点だと思います。

一般的なコミュニケーション本だと、具体的な言い方などについての例が載っているものはありますが、この本ではそのようなものはほとんどありません。

ですから、この本を「断る」ためだけの本だと思わないほうが良いです。それよりもむしろ「自分らしさを発揮するために、軸を持ち能力を高めていくための手法の本」です。そこを勘違いしてしまうとAmazonの書評などにあるような「実際に会社で断ることなんてできるわけない」のような感想が出てしまうでしょう。


大切なのはあくまで「自分らしさ」であり、そのための「自分の軸」と「日々の努力」です。


最近努力はしているけど、軸は相変わらずないなぁと感じた私です。