タイトルの「子ども」という部分と、たまたま知っていた和田秀樹という名前に惹かれて購入しました(笑)
- 子どもは公立に預けるな! (ソフトバンク新書 65)/和田 秀樹
この本では公立学校の危なさを様々な側面から解説し、
中学受験による私立中学入学を勧めています。
では公立学校の何が危ないのか?
まず第一に、基礎学力が育たないということ。
ゆとり教育や最近見直された新たな指導要領など教育法制に一貫性が無いことから
公立校では国の方針に変更があるたびに現場は左右され、まともな教育を受けることができない。
またみんなが横並びを求められることや、競争を否定されることにより
現実世界で必要な「競争力」や「学力」、「知識」などが身につかない。
実際に世界との比較では日本の学力水準は年々低下していることがわかっています。
第二に公立校はメンタルヘルスを蝕む。
客観的なテストの点数が内申書の評価基準になるのではなく、
「意欲・関心・態度」など抽象的なものが、内申書の評価基準になる。
その結果、実際の学力ではなく、先生に気に入られた生徒が評価されることになるとのこと。
そんな世界は子どもたちにとって悪影響です。
また「スクールカースト」の存在もあげています。
スクールカーストとはクラス内のステータスを表す言葉で(詳細は本書をお読みください)
子どもたちが自ら作る階層により下位の子どもたちはいじめの対象になっていくとのこと。
身分制がある中に子どもがいたらそのストレスは非常に大きいでしょうね。
そんな理由から筆者は中学受験を強く勧めています。
正直、読んでいて「理屈が無茶だな」と思うものもたくさんあります。
それにせっかくの中学受験も、ようは「良い大学に入るため」としています。
「やりたいこと」「夢」ではなく、単に「良い大学」という将来の学校選びは、疑問を感じざるをえません。
もちろん子どもを持つ親として、納得できる部分はたくさんあるんです。
公立校はあたりはずれが大きすぎるかなと。
まともな計算もできないような教育に子どもを預ける気にはなれません。
まあ子どもはまだ1歳5ヵ月なわけで、まだまだ時間はたっぷりあります(笑)
(少なくとも幼稚園や小学校から私立に入れる経済力は我が家にはないので・・・)
自分の子どもについてはゆっくり考えたいと思います。