ドラッカーが読めた!「ネクスト・ソサエティ」ピーター・F・ドラッカー | 地域包括で働く社会福祉士のBlog

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福祉の現場のこと、介護のこと、読んだ本のことや子育て奮闘記など日々の気づきの記録です。

数年前にドラッカーの「プロフェッショナルの条件」を読んだのですが、途中で挫折しました。知識社会の到来と言われてもいまいちピンとこなかったのが実感で、結局最後まで集中力が続きませんでした。


しかし今年に入り、3冊ドラッカーの本を読んでいます。フォトリーディングで読んでいるので、通読しているわけではないのですが、大まかな内容はつかめていると思いますし、自分にとって必要な情報は獲得できたと感じています。


そのなかでも一番印象に残っているのが今日ご紹介するこちらです。

ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる/P・F・ドラッカー
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目次

第1部 迫り来るネクスト・ソサエティ(ネクスト・ソサエティの姿
社会を変える少子高齢化 ほか)
第2部 IT社会のゆくえ(IT革命の先に何があるか?
爆発するインターネットの世界 ほか)
第3部 ビジネス・チャンス(起業家とイノベーション
人こそビジネスの源泉 ほか)
第4部 社会か、経済か(社会の一体性をいかにして回復するか?
対峙するグローバル経済と国家 ほか)

これからの世界を変えるのは、「経済」ではなく「社会」であるとドラッカーは言っています。

そしてその社会が大きく変わろうとしているのが、今という時代です。


この本は2002年に出版された本ですが、現在の日本の、世界の様々な社会問題について語っています。

たとえば知識社会の到来により製造業の地位の変化が起こることについてこの本では書かれていますが、昨今のコンサルタント人気から知識社会志向がうかがえますし、製造業の工場が賃金の安い海外に流出していくこと、またごく最近の非正規雇用の問題にもリンクしているように感じます。



さらに私がこの本を含めてドラッカーという人に今惹かれている理由の一つとして、政府や公的機関、非営利企業の役割についても様々な角度から意見を述べているからです。

私自身が地方公務員として、今後どのような自治体を目指すべきなのか、その中でどのような役割を果たすべきなのかを考える上で、非常に参考になりました。



いまさら私が言うことではないでしょうか。すさまじい方ですね。ドラッカーは。

私は今回特にこの本を公務員に薦めたいと思います。

一緒によいネクスト・ソサエティをつくりましょう。