カーテン屋おおいしの日記 -101ページ目

お客さまは元同僚。とのやりとり①

次に、ご紹介するお客様とのやりとりは、
もう10年以上前、某インテリアショップKで一緒に働いてた、
もと同僚Aさんとのやりとりです。

 

“あの、じつはマイホームを建てることになりまして、
まだこれから着工なのですが、ちらっとカーテンの相談をしたいなぁと。
湘南に行ければいいんですけど、そちらでオーダーするのは
場合によっては難しいのですが。”


 

というメッセージがきたのが、2016年4月の終わりごろ。
彼女いま近畿地方で子育て中だから、
直接会って打合せするのは、難しいの。

 

 

ほんとは湘南ファブリックに、来てもらって
ショップで、サンプルを見てもらえると、わかりやすいんだけどね。

これ↓湘南ファブリックですわ。


湘南ファブリックのショップでは
心地よい天然素材をはじめ、国内外の多彩なコレクションを取り揃え
カーテン、シェード、ウッドブラインド、ロールスクリーンなどの
ご紹介と窓廻りのご相談をお受けしております。
以上、CM終了。
OK

 



カーテンのことを全く知らない相手だと、メールだけでやりとりするのは大変!
でも、彼女の場合は、そこはほら、昔とった杵柄。

たとえ、いまはインテリアの仕事をしてなくても、ちょっとくらいブランクがあっても
覚えた知識や経験は、決して無駄にならないのです。


だって、これが彼女からきたメール。

“白無地の透け感あるものでリネン素材で広幅の生地を探してます。”


やりとりをするにあたって、商品知識も必要なんだけど、
自分が何を求めているかを言葉であらわすことが出来る。
これが、カーテンの事を知らない「普通のヒト」は、できそうで出来ない。

いまは、ネットからたくさんの情報を得ることができるから
良く知ってるなぁ、とこちらが感心してしまうことも多いけど
どこかの偏った情報の受け売りだったり、
知ってるからって、それに固執しちゃってて
本来の目的から、はずれちゃってるヒトも少なくない。


なので、今回のやりとりを通じて、
オーダーカーテンって、どんな過程を経てカタチになっていくの?
をみていただく、いい機会になるかもね、と思いたって
ご紹介させていただくことにしました。
あくまでも、ひとつの例としてね。


“リビングの1間と1間半の掃き出し窓が
ウッドデッキを囲む感じでL型につきつけになっているので、
それぞれ片開きにしようと思いました。

で、せっかくなら接ぎがないほうがきれいだなぁと。・・・”

 

 


図面の段階で、カーテンの開き方や仕立て方まで・・・
これも、経験してみないとなかなか想像しづらいものです。


図面もちゃんと送ってくれましたよ。
って、なにこのオサレナ平面図!

なんか彼女らしいなあ、いい工務店さん選んだね。



というわけで、
お客さまは元同僚。とのやりとりスタートです。ニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海ちかの暮らし。

片瀬海岸の秋の夜空にあがった大輪の花火。

あの方もきっとご覧になったに違いない、
ご自宅から。


海が大好きなY様が、お嬢さんにつけた名前が
七海ちゃん。

念願かなって、海のお住まいを手に入れらたんですよね。

絶対どこかに使いたい!
とひと目で気に入って下さったのが、このファブリック。
 



フラがご趣味?と思ったら、ヤシの木が大好きなんですって。



朗らかで可愛らしい奥様が選んだカーテン。

 

 

 

 

 


リビングダイニングは、モデルルームのウッドブラインドが
そのままもれなくいただける、とのことでしたので
他のお部屋はカーテンにしましょうねと打合せ。
工夫をこらして、カーテン選びをお楽しみいただきました。

 

 




七海ちゃんは、
ドレープカーテンをフクロウのプリントにしました。
パープルのシアーをあわせて。
 

 

小学生のお嬢さんが選んだんですよ。イイよね、このコーディネート!
なんだか嬉しくなっちゃった。


 

そういえば、こどもは、みんなそうだ。
大人がこれでいいの?って聞くと、みんな
「これが、いい!」っていうの。

大人はね、みんな聞くんだよ。
「これ、合いますかね?」って。自分で選んでも聞くんだよ、
不思議だね。


寝室は遮光のカーテンでしたが、無地の遮光が味気ないので
シアーにこだわって、シアーをメインにしました。


 

(遮光ってどれもこれも、同じにみえちゃうんだよねー)
なんて私の個人的な意見に、共感を覚えるかたにお奨めです。

オパールプリントの繊細なシアーで
海のすまいに降り注ぐ(憧れる~)強い日差しも心配でしたし。


繊細な素材って、日光に弱いのよ?ご存知でしょ。
カーテンって、色褪せもするし、ボロボロになるんだから。

でも工夫して楽しみましょうね。
そもそも味気ないカーテンじゃ、楽しくないですもんね。

 

 

 

 

前後掛け替えて、気分で吊り替えもOKです。

いろいろお試しになってみて下さいね。



 


左側は腰高窓ですが、カーテンはたっぷり床までにして
レールの取付高さも同じに揃えました。

 

 

 

 

 

カーテンの丈をたっぷり長くすると
こんなふうに、ふわ~っと束ねることも出来ます。

丈が短いと、キュッとなっちゃって、
はちまきみたくなっちゃうから、お気を付け下さいね。

 

 

 

(ハチマキ画像なし)

 

 

 

お嬢さんのお部屋と同じサイズの窓でしたが、
カーテンの丈と吊り方が変わると、印象が変わるのが、
おわかりいただけましたか。




 

 

 

 

ライトな感じにしたいとか、
落ち着きのある大人の寛ぎ感で、とか
それによって、カーテンサイズを変えるといいって知ってた?
(いや、むしろ変えてほしい。)


って言うと、
でもサイズが大きくなると高くなっちゃう・・・って心配するでしょ。

安心して下さい、同価格ですよ。

なんて殺し文句も囁ける、それがカーテンのプロってもんですわ。

(もちろん全部のカーテンがじゃないですよ、一部商品)

 

一度さ、相談してみたら?
私で良ければ、ご相談お待ちしてますけど?


なんて偉そうに言ってますが、
Y様の斬新なアイデアには、脱帽&ニッコリした私です。

1Fの2部屋のカーテンを同じカーテンにしたら
外から窓が見えた時に、

「あたかも広ーい部屋が、あるように見えるのでは」作戦
Y様、最高~。

いつもこうして、お客様に色んなことを教えていただいて
お仕事を続けさせていただいております。

まだ見ぬお客様も、どうぞ宜しくお願いいたします。


 

昔の施工写真から2009年のお仕事、横浜市O邸.エジプシャンラ〜ンプ#インテリア #...