カーテン屋おおいしの日記 -102ページ目

カーテン屋の悩み(たくさんあるけど)

「カーテン屋おおいしさん」から寄せられた、お悩みです。
 

 

せっかく素敵なカーテンが付いたのに、
写真が全然上手に撮れなくて、良さがお伝えできない
このまま公開したら、きっとお客様もガッカリされてしまうだろうな
どうしたら良いのでしょうか(涙)

 

・・・だそうです。



わかります、わかります。
これは、切実ですね!
本当に、途方に暮れてしまいますね。
画像編集なんてテク、当然お持ちじゃないですよねぇ。
いまは、どんな問題があるのでしょう?

 

はい、こちらが問題の、【藤沢市M邸のカーテン】です。
リビングの窓からは、江の島が見え、日差しがたっぷりと入ります。
実に素晴らしいお住まいなんです。


 

そして、そのご新居には

M様が選ばれた、クラーク&クラークのStripeのカーテンが
いい感じについたというのに・・・
 


 

本当は、上質で洗練された大人カジュアルの雰囲気なんです!

 

 

嗚呼、それなのに、私が撮った写真には
全然、「素敵」が写っていません~!!!

 




 

近づいても遠ざかっても、上手に撮れない。
写真て、なんて難しい~。

こうした理由で、お見せできなかった施工写真、数多くあるのです。

私が未熟なばっかりに、、、M様、
今までにも、ご紹介できなかった、お客様のみなさま、、、
本当に申し訳ありません。

写真の勉強も、画像編集の勉強も頑張ります。
素敵だったお客様のカーテン、最高だったままを皆にも見てほしいんだもん。
いつの日にか必ず~あせる


でも、その前に、このかたが帰国したらお願いして撮ってもらったほうが
よっぽどイイに決まってるよね。

 

オーストラリアで憧れのヒトを撮影しちゃったりしてるみたいだし音譜

→ コレ

 

 

インテリアのプロでもある、Kimikoさんだから
視点がそもそも違うのよ。
パワーアップして帰国するのを、待ってるよ~笑い泣き

 

 

オーストラリアでつかんだ夢の暮らし
「ユメヲカタチニ」 三國希実子

 

 

 

 

 

 

 

 

杉並区E邸、その後

築35年のご自宅に、手を入れられた、杉並区のE様。

大がかりなリフォームではなく、傷んだところの修繕と
より住みやすくする為に手を加える、というのが今回の目的でしたので、
カーテン選びといっても、あまりご興味ないかしらん
という一抹の不安も無きにしも非ず、でしたが
実に楽しいカーテン選びとなりました。

少し時間があいてしまいましたが、
お客様とのやりとり①②を経て、カーテン終了いたしました。


Eさまのお住まいには、最近の住宅には決してみられない、
あちらこちらに「レトロ良い雰囲気」が満載で、
いやがおうにも、カーテンのお打合せも、盛り上がったのでした!
ヨカッタヨカッタ。


この味のある「レトロ良い雰囲気」に合わせて
ファブリックを選ぶのは、本当に楽しいものです。

ではまず、玄関からご紹介しましょう。
 

 

こちらがビフォ-


 

対面の壁面にはタイルが貼られていて、これがまた良いのです。
この良さを活かして、新しくカーテンをつけたのですが

窓から差し込む光を、より感じられるような
・・・そんなファブリックを、E様と一緒に選びました。


 

 

こちらが、アフター

 

 

植物模様に透過性をもたせた、印象的なオパールプリントのシアーを
障子の前に一枚掛けにしました。



 

模様が障子に影を落とし、それはそれは素敵でした。



 

応接間も、タイルの壁面がアクセントになっていて素敵です。
石膏ボードにビニールクロスで仕上げでは、この雰囲気は出せませんから。

 

 

ベースに皺加工がされた、のびやかな刺繍のレースカーテン。
豪華すぎない、でもよくみると、さりげなくエバ柄の裾仕様。
ちょっと可愛いのです。

 

ドレープカーテンは、ダマスク模様の織り柄で、
クラシカルな雰囲気にも調和しています。



 

 

 


寝室にお選びいただいたのは、こちらも選んでいる時
その場に居合わせた一同で、盛り上がったファブリックです。



この生地は、風通(ふうつう)といわれる織り方で織られています。
二重織りともいわれ、2枚の織物を綴り合わせたような織り方が特徴です。
 

 

 


こちらを寝室のカーテンにお選びいただきました。

 








この特性をいかして、ワザとカーテンの裏側を見せて
こんなタッセルの束ね方も、おススメです。



 

 

 

玄関のシアーカーテン、応接間と寝室のドレープカーテンはメイドインジャパン。
​日本で作られているファブリックです。
 

 

キッチンには暖色系を、というご要望で
こちらのカーテンが選ばれました。

 

シックなカラーのストライプが、お洒落なシアーカーテンは、トルコ製。
深みのあるカラーのドレープカーテンは、台湾製です。



それぞれの特徴と良さがいかされた、杉並区E邸のカーテン選び、

いかがでしたでしょうか。

 

 

 

 

余談ですが、少女文化や児童文学の研究をなさっているお客様の御宅には、貴重な絵本や雑誌がたくさんあって、なかでも執筆や挿絵を野口雨情や北原白秋、岡本帰一や黒崎義介、東山魁夷・・・という錚々たるメンバーがいた「コドモノクニ」という雑誌をみせていただいた時には、もう仕事を忘れて夢中で見入ってしまいました!
おまけに、とっても珍しい「紙で作るお雛様の御殿」をずうずうしくも、いただいてしまいました。E様、たのしいひと時を本当に有難うございました!

E様のお書きになった「算法少女」という本は、昭和48年岩崎書店から出版されたのち、
復刊ドットコムにて、多くの再販を希望する声に押され、平成16年ちくま学芸文庫より出版されました。私も読ませていただきましたが、とっても面白かったです!

 

 

 

 

*コドモノクニとは、1922年1月から1944年3月にかけて東京社(現ハースト婦人画報社)から出版されていた児童雑誌。子供のために描かれる童画という絵画ジャンルの確立に寄与した、大正時代を代表する絵雑誌である 。(wikiより)
 

 

 

 

 

 


E様、このたびは誠に、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロファイル3

フジエテキスタイルさんの新作発表会に行ってきました。
PROFILE.3


いいです!もの凄く。
 

「これ売れてるから、うちも次これね」みたいな
どっかにあったのを持ってくるのではなく
 

企画されてるかたの意思が、感じられた
なんて生意気なこと…言っちゃっていいのかな。


胸が高鳴りました。
共鳴、共振してました。

うまく言えないので、あとは写真で。

 

 

たとえば、こちらのアカリという、桜染めのカーテン。

淡く柔らかな発色でいて、深いのです。(浅くない感じって伝わる?)
 

 

▶サキゾメ と アトゾメ
糸を染めてから織る先染め、布地を織ってから染める後染め
がありますが

このアカリは、ワタゾメ
綿の状態で染めあげているそうです。


桜がぎゅっと凝縮されたような、とても美しい色です。
枝には、こんな色が秘められていたのですね。
本当に不思議です。

 

 

 

麻のベースに、雪のような糸のアクセントが施された
コンコという商品や、
フェルトのアップリケ刺繍がされた
シタテという商品が愛おしくて。
 

 

 

 

いつも、トリムやタッセルにも
ただならぬ情熱を感じさせてくれるフジエさん。

そんなフジエさんならではの、このコレクション。
ACCESSORIES

 

 

 

 

ときめきを感じないヒトが、いるのでしょうか?

 

 



ヨアケという商品。

 

夜が明ける直前の茫漠とひろがる海には
麻のベースクロスに、ラメ糸のぼかしがはいっています。

静かで美しいですね。

 

 

 

 

フジエテキスタイルさんのHPは、こちらです。
PROFILE.3は、まだ更新されていないようです)

 

 

だから好きなんだ、このお仕事。うん。
 

 

FUJIEさん、ありがとうございますと、思わず呟きました。
ツィッターはやってないから、心の中で。