【室津下漁港】
11月1日 6時着 szl kmr 同行
色々あったので長文日記となる
先日kmrがサゴシが爆釣したとかで
kmr案内のもと初めての場所での釣行
幸いこのブログでの公開の条件にも合ってる(釣具屋での釣り場紹介がある)
あの辺だとフィッシングパークくらいにしか行った事は無い
1時間もあれば着くと言うが
朝は3時起きで2人を拾い4時発というハードスケジュール
人数が多いと釣り人の課題である
朝一番の消化物及び老廃物を排出する行為の為に
ちょくちょく休憩挟みながら移動する事になるので
こんな時間設定となる
そのおかげで6時には到着できたが辺りはまだ暗い
暗い時に釣り場に行く時はできれば下見がしたいのだが
まあ人数多い分多少のトラブルは何とかなろう
そんで今回の作戦
①カワハギ狙い
そもそもいるかどうか分からんが
近くに磯もあるようだし狙う価値はあろう
かつてフィッシングパークでの釣行でこの仕掛けを散々フグに持って行かれたので
やや不安ではある
餌はアサリの剥き身
②szlの初心者入門
後日フルメンバーでの釣行予定が立ったので
せめてszlには真っ直ぐキャストできるようになってもらう
釣行回数が少ないのもあるが
現状では教え魔垂涎の初心者ぶりを発揮している
釣り人多いシーズンには色々危険であろうし
ちょっとした嫌がらせも企んでいる
③サゴシ狙い
お守り代わりのジグである
ナブラなんかがあったら一先ず投げさせてもらう
そんで真っ暗な中到着とはいえ
szl唯一の釣り具のリールにリーダー結束したりなんだりしてると明るくなって
自分の仕掛けを投下した状態がトップの写真
すっかり明るくなっている
この時はフグとの壮絶なバトルを想定していたのだが
何か海が騒がしい
ナブラとまではいかないまでも
やたらと色んな魚が跳ねている
ハイテンションでルアーを振るkmrとそれにつられるszl
尚szlにはエギングロッドとダイソーVJを貸し出している
そうそうナブラも起きまいとこちらはちょくちょく置き竿のテンション管理
時々アサリが無くなっているので捉えきれないアタリがあるんだろう
穂先を見ていると丁度置き竿の延長上で何かが跳ねた
正直釣れるとは思えんが
こんだけ騒がしい海に何の手も打たないのは多くのルアーマンから顰蹙を買うであろう
とりあえず
こんなノリでダイソーのメタルジグ40を投げてみる
無論何もない
そして餌竿の方をチェックするも何も居ない
そんでもう一回とジグを振ると
何か掛かった
突如重くなり走り出すダイソールアー
今まで泳がせなんかでそれなりのもん釣った事はあるが
こいつは明らかに質が違うし時々ドラグを鳴らしてくる
そして海面までそこそこ高さがある
多分タモがいる
そう思いkmrを呼ぶも遥か堤防の先
近くには1レベルが上がったばかりのszl
須佐のシーバスに続きまたこのパターンである
そして見えてくる銀色の魚体
この時点でもう見ただけで分かる
明らかに美味しく食える奴
覚悟を決めて引っこ抜く
無事ランディング成功
サバか?などと言いながら見に来るkmr
そこにタモは無い
俺も一瞬サバかと思ったが
(スマガツオ)
背中の柄がサバっぽいが直ぐにそのフォルムからカツオだと分かる
twitterでアップするとさらにスマガツオだと判明
腹の斑点がお灸痕に見える事からヤイトガツオとも呼ばれるそうな
そして皆さん口を揃えて言う
無茶苦茶美味しいと
サイズは最大1mまで行くそうだがショアから釣れる分には十分であろう
尚この写真がtwitterの方でプチバズを起こし戸惑う事になる
その後も暫くジグを振り回すが何もない
とりあえず休憩とちょいと離れたトイレに向かっていると
kmrから(やべえ)とのLINEが入る
szlがカツオを掛けたらしい
付属動画には竿を曲げるszlの姿
あえなくランディングには失敗したようだが
これにてszlはルアーメインに方針は決まるであろう
実は今回の釣行
後日釣行で貧果続きのdelの前で初心者のszlに大物を釣らせ
delに絶望を味わってもらう
という目的もあったりする
その程度の道楽でもなければ
教え魔嫌いの俺がわざわざ人に物を教えたりはしない
よもや今日引っ掛けるとは思わなんだが
そんでその後俺が一回カツオランディング失敗
やはり海面までの高さがネックである
そしてお互い離れすぎてタモが間に合わない
しかし恐るべきはダイソー
高級そうなルアーを使っているkmrより現状好釣果
szlと調子に乗ってダイソーを褒めたたえていると
突如kmrが騒ぎ出す
まあカツオは結構走るからいきなり来るとびびるよね
などと思いながらタモもってホイホイ近づくと
ありえん勢いでドラグが鳴っている
こりゃあサメか何かかと思ったが
走り方が尋常じゃない
タモ持ちながらkmrの左右に走るラインを追いながら思った
ヒラマサくせえ・・・
四苦八苦しながら浮いてきた魚体は
細かくは見えんが間違いなく青物御三家のどれか
タモ入れしたくねえ・・・
とんでもないプレッシャーの中進行方向にタモを下す
ちなみにこのタモの径は60㎝
kmrがこれ買ったときは
んなデカいもんそうそう釣れねえよとバカにしたもんだが
このタモ小さい・・・
どんな姿勢になっても入りそうにない
海面にギリ届く距離で制御も難しい
何とか頭がタモに入った時タモ網にフックが引っ掛かる
最悪である
ならばと以前何かで鰓を海面から出して弱らせるって聞いた事がある気がして
それを実践してやろうとしたところ
バラす
残されたのは伸びたフックのルアーと疲労困憊のkmr
そしてとんでもない罪悪感を抱いた俺
タモの径と比較して冗談抜きでメートルあったんではなかろうか
その後szlが無事カツオを一匹ランディング
そいつも40㎝くらいはあったはず
初心者の初釣果としては十分なサイズのはずだが
小さく見えるとボヤくszl
何とも贅沢な初心者アングラーが出来上がってしまったもんである
色々あったが人間様の餌の為
12:00納竿
んで最初の目的のカワハギはというと
全く気配無し
それなりにナブラもあったりしてジグ持って走り回りもしたが
餌竿の方も一応色々手は打っている
底を探ると
こいつ
ウキでタナを探ると
スズメダイ3連
そんでたまに
フエフキの幼魚っぽい何か
【余談】
最近釣行当日は疲労の為かブログでの誤字が目立ち
翌日修正という事が多かったので
釣行翌日にブログ投稿というスタイルにしていたのだが
今回はkmrが今日(11月1日)は書いてくれるなと言ってきた
明日(11月2日)に再チャレンジしたいからカツオの回遊をあまり知られたくないとか何とか
こんな泡沫ブログの釣果をアテにするアングラーがどの程度いるか知らないが
ひとまずお願いは守って翌日(11月2日)夜に投稿
そんでkmrの報告によれば無事本日カツオもサゴシも全く気配は無かったんだとか
回遊魚の釣果情報なんてそんなもんである
【食】
タモ入れ失敗というトラウマ負ったが
やっぱり釣れたもんは嬉しいし
皆さん美味だというこの魚
果たしてどんなもんかと楽しみに食ってみると
臭みの無いカツオ
しかし感じる脂はトロっぽい
あまり今まで食った事無いタイプの食味
こりゃあ確かに美味である
しかしこの切り方故か写真の下一列の5切れ程度で満足してしまう
薄く切って握りにでもしたらさぞ美味かろうが
2日目の刺身はあまり食う気になれず残りは漬けに
写真は無いが漬けの方はもっちり触感になりまた別の味わい
刺身ほどの脂を感じずこれはこれで美味であった