私って、お人よしなのか!? | 海蛍のブログ

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ガーデニングと食べることと日々の徒然

明け方かなりの雨が降ったものの日が昇ると雨は止み、雨のあとのひんやりした心地よい風が吹き抜ける、絶好の園芸日和になりました。片付けたい鉢はあったけど、雨で鉢土が濡れていたため今日は中止。週末までは晴が続くから、乾くのを待って片付けます。

 

昨日ラナンキュラスラックス・ヘラの塊根が分割できたので、今日は他のも分けられないかと思い、乾燥してあったのを持ち出して土を払いながらやってみました。

 

まずは一番大きいミノアン1号。

トレイの横幅は20cm弱なので、塊根は10cmくらい。ハート形の凹んでるところ、真ん中やや右上あたりに割れ目があるように見えたので、そこから割れるようにそっと引っ張ってみました。

ミノアンは根っこが長く、他の根っことくっついてあまり広がらず下に伸びてるのでなかなか割れないあせるでも古い根や土を落としながらちょっとずつ動かしてると、段々割れ目が広がって来て、やがてするっと外れました。

 

2つに分割。

これ以上は絡まり合ってて外せそうになかったので、この塊根は2つにして終わり。

 

ミノアン2号は4つに分割。

 

大きい塊根1つと小さい塊根2つだった、ケラモス。

大きい方が5つに分かれました。ケラモスは、ミノアンに比べて分けやすかった。真ん中の一番大きい塊根、横にはっきりと割線が見えてるのに割れなくてちょっと悔しい。面白くなってぽこぽこ割ってたけど、小さいのが沢山あるのと、大きく1つにまとまっているのとでは、どちらが花付きがいいんでしょう?もしかして、あんまり小さくしない方が良かったのか!?気づいた時はもう遅かった汗

 

ラックスは登録種苗なので、塊根が増えても人に上げるわけにはいきません。こんなにたくさん分けられたと知ったら、品種登録のことなんか気にも留めない向こう通りのおばちゃんが、「一つ、ちょうだい💖」と言ってくるのは必至。見られなくて良かったあせる

でもこれ以上株を増やしても手に余るし、来年からはもう分割するのは止めてそのまま大きくして育てよう。

 

それからシクラメンの手入れ、アーンド種取り。

一昨年買ったガーデンシクラメン。球根が8cmくらいに育ってた。

この株は去年、完全に葉っぱが無くなって休眠しました。今年は葉っぱがたくさん残ってるなあと思ってたけど、株元を見ると葉っぱの付け根が軟らかくなって腐りかけてるもの多数。あわてて柔らかい茎をむしり取ったら、すっかりハゲてしまった。これは今年も完全休眠に入りそうです。今後は水やりを控えなくては。

他の株も、黄色くなる葉っぱが多くなってきました。球根が傷まないよう、こまめに手入れしようっと。

 

種もたくさん採れてます。全部播いたらえらいことになりそう汗去年のように1つづつ植えるなんてことは出来そうにないので、大きな育苗箱にまとめて播種し、春まで鉢上げせずに育てようと思ってます。シクラメンは親株と同じ色の花が咲くとは限らないとのことなので、何色の花になるか判らないなら種を分ける必要も無いしね。

 

ビオラ・ファルファリア。

種取りを諦め株を処分しようとしたら、株元からやけに元気よく新芽が出てたので、古い茎を全部カットし新芽だけにして植え替えてみました。まあダメ元で夏越しチャレンジです。どこに置いたらいいんだろう?日陰でも、お隣さんとの間のやや湿ったセメント張りの所がいいのか、横の庭の青楓の下がいいのか、それとも北側の山アジサイの下がいいのか?本気で考えだすと、難しいな。

 

挿し芽の美女ナデシコ、鉢上げ。

赤花・銅葉のナデシコ、試しに挿し芽してみたものです。時間は掛かったけど、挿し芽は全部根付きました。

これもピンク花のナデシコも、花後にしっかり実が付くので、挿し芽で増やさなくても種まきすればいいかと思ってたら、実のほとんどが空っぽでしたあせる一応、5、6個種は残せたけど、ちゃんと発芽するのか不安。挿し芽の方が確実かも。

 

あとは鉢の草取りとか、コンポストの混ぜ返しとかをやってたら、いつも散歩がてらにうちの庭を見ていくおばあちゃんが空の鉢を抱えてやって来ました。春にシレネ・ピンクパンサーを植えて差し上げた鉢だったので、返してくれるのかと思ったら、「マリーゴールドが、去年から何度も種まきしてるんだけど芽が出ないの。おばちゃんなら、何でもできるから播いてくれない?」とのこと。うちの庭で今マリーゴールドが3鉢満開になってるのを見て、種から育てたと思ったのかな?

 

しかし、おばあちゃんの持参した種は見るからにへらっとしてて、ちゃんと中身の入った種には見えません。それに自家採取したマリーゴールドの種は、発芽しにくいと聞いたことがある。

それを言ってみたけど「あらあ、だからダメだったのかなあ。でもおばちゃんなら、何とかならない?」・・・なりません。

「でも、播くだけなら播いて見ましょうか。芽が出なかったら、ごめんなさいね」

と種と鉢を受け取ったら、「朝顔の種もたくさんあるの。これもお願い」

「・・・2、3粒でいいですか?」

「20粒ほど」

鉢はどうするんだ、鉢は!?それに土は!?
お礼に、とキュウリ3本もらいましたが、そもそもキュウリは先日上げたアジサイの鉢植えのお礼だった。
つまり今回のミッションは鉢と土は持ち出しで、タダ働きすることになるのか!
それなのに、おだてられてホイホイ引き受けてしまう自分が恨めしいムキー
 
まあ、いいか。今なら使用済み培養土が置き場所に困るほど沢山あるし、マリーゴールドならマグアンプと腐葉土を混ぜておけば大丈夫だろう。と言うことで、おばあちゃんが持参した“私の”鉢に、マリーゴールドの種を播きました。
真ん中に植わってるのは、マリーゴールドの挿し芽。試しに挿し芽したら根付いたのですが、葉っぱを虫に食われたため植え付けずに残しておいたもの。薬を撒いておいたから、虫食いは止まっています。ツボミが付いてたので、種から芽が出なくても花は楽しめるだろう。余り苗が役に立って良かった。
 
こちらは朝顔。
黒ポットは200個くらいまとめ買いしたのが、たくさん残ってる。ビオラの種まき用に、と思ったけど、ちょっと使いにくいサイズだったので惜しくない。3粒ずつ播きました。白いプランターは運搬用なので、返してください、と言わねば。
 
おばあちゃんの種まきをしたせいで、予定していたペチュニアの切り戻しまでたどり着けませんでした。でも挿し芽用の土とポットは準備したから、明日はマドンナの宝石の切り戻しをやります。
 
ふと気づくと、花の写真が一枚も無い。少なくなったとはいえ、そこそこお花は咲いてるのに・・・。
心に余裕が無いからかな?明日はちゃんと花の写真を撮ろう!