第3回目の撮影を振り返ります。
前回の撮影の1枚目の写真が運よく雑誌に掲載されたので、今回の撮影でも掲載されるような
写真が撮影できればいいなあということで、撮影の狙いは季節の先取りとマルボケを背景に
取り入れた写真を撮ることでした。
当時在住していた場所から少し移動した川沿いの公園での撮影で、真夏のような気温が
ぶり返した秋口に真冬の衣装に帽子とマフラーをお願いしました。
彼女は帽子は似合わないとさんざん言われたのですが、ポイントとして帽子が欲しかったので
無理やりかぶってもらったのですがとてもかわいらしく、その後の帽子シリーズに続くことになります。
季節先取りの理由は掲載までの時間を考えると2か月くらい季節を先取りすると
ちょうど掲載時にいいタイミングであることをお話しし、彼女も理解いただいていたのですが、
さすがに暑すぎたようです。
当時は彼女が暑さに弱いことはしらなかったため彼女には酷なことをしたと思います。
それでも彼女はとても協力的なものですから、なんとか目に止まる一枚を見つけようと
努力はしたのですが私の力量ではたいしたことができませんでした。
その後もう一度すすきをバックに撮らせてほしいとわがままを言ってリトライさせていただいた
のですが正直撃沈して 意気消沈してその日は終了したのです。
ところが1枚目はその後雑誌に掲載され、2枚目も掲載されたものですが、この一枚がきっかけで
その後の撮影会に参加を決めたカメラマンさんがいたり、プロカメラマンから彼女に連絡が
ありその後の彼女の電子写真集の発売につながったりと、とても思い出深い撮影の回になったのです。
この日の撮影の行き来の時間でよりSNSで目に止まる写真はなんだろうと作戦を二人で話しあった
結果 彼女は制服、和装がとても好きだし造詣も深いことがわかり、それに私の好きな白ワンピを
加えたものを彼女のブランディングの三本柱にしようと二人で決めた日でもありました。
比較的彼女のイメージを聞くとこれらのイメージが強いようで、ブランディングとしては成功した
ほうなのかなと思っています。