せっつのブログ -112ページ目

南房総市ロードレース

・先週土曜日までのあらすじ

こう暑いととても走る気にもなれない…とはいいつつも、9月に入って週2回は走っていました。5kmが限度だったけど。しかも、暑さのため、どうもスピードが出ない。最後に5km走った時は29分半もかかったし…
そんななかで、状況打破の意も兼ねて火曜日にフットサルに参加したのが裏目に。フットサルが走りまわる競技ということばかりが念頭にあり、ボールを蹴る競技ということを忘れてました(笑)。慣れないことをしたためか、右足の皮がむけたのはともかく、左親指のつけねが、蹴るのに使ったせいか靴を履いて歩くとなかなかに痛い。さすがに棄権も考えてました。

そうはいいつつも徐々にマシにはなっているので、大会前日の土曜に走れるかだけでも確認してみる。なんと、ちゃんと走れたどころか、走ってるときはそんなに痛くない。走ったのは1.8kmだが、これで出られるかな?という感じになる。

・大会当日

ここまで書くのを失念してましたが、出場したのは
「南房総市ロードレース」のうちの「ハーフマラソン」
です。

千倉は朝電車を乗り継いでいくにはあまりに遠いので、今回は前乗り。ここ2回ランニングクリニックにも出た同志と千倉のペンション風の宿に泊まる。宿の中のバーで飲めたし、何よりも会場まで車で送迎約5分というのが、何にも代え難く楽ちん。気がかりなのは朝から降っている雨。宿のオーナーはすぐに止むタイプの雨ではないと言うが…

果たして雨は止まず。それどころか、それなりの大雨である。スタート前の時で全く戦意喪失。
スタート時点でかなりびしょぬれ状態、しかも、シューズの中に雨がだんだんたまってくる…。また、持ってきたはずのキャップが見つからず(終了後カバンの中で発見される)、頭も濡れ放題。良いこととしては、練習の通りに左足指はほとんど問題なしということ。ただ、雨のせいだか、練習のペースを踏襲しているせいだか、結局スピードは出てない。5kmまでで29分以上かかる。まったく練習は裏切らないものだ…。
まあ無理してペースアップする気もないので、また人について行く作戦をとる。1人目は割とペースが速い人だったので途中であきらめ、2人目は10kmくらいまでついていく。その後は2人同じようなペースの人がいたので、その辺りの集団で一緒に走る。5km以降は雨も小止みになり、ウェアやシューズも乾いてきて大分やる気が戻ってくる。といいつつも、ペースはキロ当たり5分台後半。記録的には狙えないけど、フルマラソン本番でのペースの参考になるかなとか思う。このペースはフルでは理想的かもしれない。

そうしているうちに15kmにさしかかり、海沿いの道へ。風が気持ちいい!と思ったものの、それは一瞬のこと。さっきまではむしろ蒸し暑いくらいだったのに、海沿いに出ると涼しいのは良いのだが、実は雨と向かい風によるとんでもないコース。しばらくは海の景色を楽しもうとしてがんばったが、途中からはシューズが水をふくむは、ウェア、特にパンツが湿って足が上がりにくくなるは、まさに踏んだり蹴ったり。前回のハーフ同様残り3kmになったら「全力」というのも頭にあったが、それどころではなく、ひたすら粘りの走り。まるでフルマラソン中盤(25kmあたり)の気分。18km~19kmのところではキロ6分以上かかる。
ようやくゴールがしっかり目に入ったところで、500mほどダッシュ。そのままゴールに走り込む。公式タイムは、2時間3分4秒。もともと走れるかわからないところから始まってるので、充分満足な数字。ほんとは2時間切りたかったけど、この条件じゃ仕方ないでしょう。むしろ、先述したように、今日の途中のペースをフルマラソンのペース感覚の基準としようと思います。
走ってる途中例の左足は結局問題なく、かばったからなのか、腿の辺に少しだけ張りが出たくらい。むしろ、翌日に普通の靴を履いたら左足の例の場所が相変わらず痛かったし。
後から気付いたのが、「そういえばストレッチは?」ということ。完全に存在を忘れてました。もちろんいつもの膝裏の攣りは全くありません。塩飴をレース前と10kmのところでしっかりなめた効果もあるかも。
トイレ問題は、気候のせいか、直前に行けたせいか、全く大丈夫でした。
km表示は、最初3kmまでは発見できず。後はしっかり表記されてました。最後の方は19kmからがなく、残り2km、1kmとなっている。係の人がボードを持っている場所の少し後に表示が出てきてそちらの方が正しい、という箇所があったのが、ちょっとだけ残念。
給水は5km未満に1回あるというくらいで、気候からしても充分すぎるほど。水とアクエリアスだけだけど、まあハーフだからね。千倉のみなさんがこの雨にもかかわらず応援で沿道に出てきていたのには、力づけられました。

今回のまとめ
・雨中レースを体験できたこと自体が収穫
・今日のペースくらいでフルの前半を行けるのが理想
・レースの週に未体験の運動をするような無茶はやめよう
・途中のストレッチも忘れずに

ちなみに帰りは、千倉駅前でビール&めし→各駅で館山へ→バス券近い時間なし→特急を待ちながらモヒート→特急でだらだら帰る
と、がんばった(がんばれた)自分をほめまくりながら帰りました。

FUJI ROCK 2012 コラム1:太陽からの逃避

今年は稀に見る好天候であった。山の天気は変わりやすいという言葉に見られるように、いくら雲ひとつない晴天でもいつのまにかどこからか雲が集まってきて雨タイムになるというのがフジではお決まりの光景なのだが、今年の場合、少なくともメイン時間(真夜中を除く)のライヴ中はそういうことはなく、曇ってきたとしても「雨が2、3粒」降る程度。長靴の重装備で行った方はおつかれさま。
ただ、これは良いことばかりとは言えず、昼間はかなりの灼熱となる。我々の「基地」(シートを敷いた4畳半ほどの空間)も、ここで座って観ようとすると、ライヴを観ているというよりもむしろ海辺で身体を灼いているというような気分になって来るもので、どうしても立ちあがって「奥地」の方へ涼みに出かけてしまう。今回私がとったいくつかの手段を紹介しておくことにしよう。

・最奥のBAR
オレンジコートからさらに奥へ奥へと進んでいくと。Café de Parisを擁する空間が出現。ここにあるBARは太陽から逃れられるし、座席に座れるし、酒も飲めるという天国のような場所。2007年の時はもう少しBAR然とした感じでちゃんとシェイカーで作るサイドカーを何杯か飲んだものだった。その後形態が代わりあまり使えなさそうになっていたので寄りつかなかったが、聞いてみるとBAR側としては変えた意識はなかったようで10年ぐらいやってると言っていた。2日目の昼ごろ行ったときはすいていて良かった半面、店員あるいは関係者とみられる人物が普通に客席に座って延々と雑談をするなど、どうも一般客としては除け者にされている印象。
もうひとつ隣りにラーメンと餃子を出している店があり、こっちの方が対応など好感が持てた。ビールは先述したBARで買っての持ち込みだが餃子との相性は鉄壁で、もう1回来た際は餃子&麦焼酎ロックを注文するが、焼酎もなかなかであった。

・川
これは鉄板。裸足でひたるだけで一瞬にして涼む。ところ天国の近くと最奥地の辺りで2回体験。

・オレンジコートの山の中腹
日影の場所はどんどん埋まっていくので、横の斜面を少し登ってそこに陣取る。ステージも一応見えるので、適当にくつろいで観るのにはよろし。

・木道亭
そしてついにこれを体験。2日目の13:30の出演者を観ようと思うと、なんと人の多さでヘヴンから出られないという誤算の為失敗。おそらく星野源人気。3日目はそこまで人気者がいなかったのか、20分前から木道亭に陣取る。出演者が出てきたのだが、ちょうど木の死角に入り全く見えないため.、結局横の方に移って観る。かなり涼めました。

・レッド・マーキー
これは悪例として。太陽からは逃れられるが、熱がこもり、風がなかなか通らず酸素も薄くなるため、却って体力を奪われがち。

まあ、こんな天気のいいことも滅多にないと思うので、これが参考になることもないでしょう。

次回更新でDAY2行きます。

FUJI ROCK 2012 Day1

2007年以来の3日間フル参加。
2003年に参加した時に友人のグループに便乗して宿に泊めてもらってそこから通ったのだが、今回も同じ宿に宿泊。ちなみに場所は猿ヶ京からさらに少し平地方面に降りた湯宿という場所。着いてみて中に入ると、宿のつくりの複雑な構造とか、浴室の湯船の感じとかそういえばこんなだったと思いだしてくるから不思議なもの。朝食は毎日こちらでいただき、なんとも健康的な感じのメニュウで、しかもご飯もお代わりしたので、フジに対しての充分な備えになりました。また次も来たいですね。

そんなわけで、本編へ。

●初日

例年になくチケットの売れ行きが良かったのか、リストバンドの行列が長いのなんの。通常ならリストバンド交換所の近辺で何回か折り曲がったりしていたのだが、今年はそれに加えゲートから反対側の緩い勾配の上の方に向かって延々と行列が続き、さらにそこから折り返しが何回かあるというもの。しかも絶好の好天で、陽射しがじりじり。結局この付近に来てから1時間は並んだと思う。

元々最初の目当ては12:30からのエド・シーランだったが、それにはなんとか余裕を持って間に合う。他の友人とも前もって到着して作っていてくれた「基地」で合流でき、いざグリーン前方へ。

・ED SHEERAN *GREEN
1曲目“Give Me Love”。最初から最初までピン出演だったのだが、初っ端から自分のギターとかコーラスを録音させてそれに合わせて歌って行くという多重録音方式でインパクト大。これって2年前のAtoms For Peaceでトム・ヨークが同じ場所でやってたな。多重方式だからか1曲目からかなり長く、コール&レスポンスはさせるなど、いかにも一人ライヴに慣れた感じ。中でも圧巻は“You Need Me, I Don’t Need You”、早口で有名なこの曲だが、これまたやたらと長い。しかも早口箇所も多く、歌詞大分追加してるんだろうか。ただ、逆に代表曲“The A Team”が物足りなくなるという現象が発生。メロディーもしっかりしていて、早口部分も適度にあるという“Drunk”がもっともバランスがとれていたという印象。

既に行列中から問題だったのだが、au iPhoneの電波が入らない。モバイルスポットを発見し、WiFi通信でようやくメールやTwitterを読む。今回のフジでは何度もここに通うことに。サークルの後輩と連絡をとろうとするも、相手側も通信状態がだめだったようで、この日は結局会えず。
オアシス・エリアに繰り出し、昨年も行ったもち豚+エチゴビール。もち豚今年はもうひとつか。

・OWL CITY *GREEN
エド君とは打って変わってバンド。しかもアダム君ギター持ってるし。やっぱりバンドの方が落ち着くな。そこまでピコピコ感も多くない。キーボードの女の子が身体を大きく動かしながら弾くのがかわいさを演出してる感じで、しかも時々コーラスに参加するところが何かを予感させる。途中で出てきた“Fireflies”は最初のサビでいきなり観客にマイクを向けるという無茶ぶり。なんかこの人の雰囲気のせいか、観客が彼を見る目が妙に温かい。むしろ、キーボードの女の子のせいか?ラストは予想通り“Good Time”。カーリーは当然出てくることなく、例の女の子がカーリー役で、微笑ましい協演によってライヴは終了となりました。いやあ癒されました。

・チャットモンチー -RED
レッドマーキーに向かうが、正攻法で後ろから入ろうとすると結構な混雑ぶりでなかなか奥に入れない。今朝の行列の印象も強く残っており、入るのを断念して外で聴くが、やっぱり画像がなく音だけだとありがたみがなく(笑)、しかもあんまり良く思えなくなったので撤退。横から入ればなんとか少しは見れたかも。残念。

苗場食堂できゅうりのついでにそうめんを所望。けっこう当たりかも。
この後、奥地探検へ。

・EARNEST RANGLIN -HEAVEN
ジャズのカルテット。バンドかソロかわからなかったが、メインの人がEARNESTのようだ。なかなか気持ちいいが、だんだんそれ以上のものを感じなくなってきたので、オレンジへ。

・MORITZ VON OSWALD TRIO -ORANGE
正直こちらの方が面白かった。ドラムスとマニピュレーターらしき2人で延々と無機質な音を出す。なぜトリオかと思ったが、バイオを見るとちゃんと3人いるので、単に陰にいて見えなかっただけか。なんだかんだ20分くらいは滞在。
情報によると、体調不良で2人での出演だったとか。

BEADY EYEに向けてグリーンへ。途中ハイジカレーにてトマト1個をいただく。みんなきゅうりを頼んでいたので天邪鬼。ここは野菜スポットとしてはあり。時間経つと売り切れるけど。

・BEADY EYE *GREEN
サマソニで熟睡したのでリベンジ。しかし、少しうとうともしたので返り討ちかも。敗因(?)は基地で座って観たこと。途中で立つと全然音質が良くなって、これまではなんだったのかという感じ。でもやっぱり、音としてはいいんだけど曲としてはもうひとつなんだろうか。それを実感したのが、オアシスの“Rock And Roll Star”、“Morning Glory”を演ったとき。特に後者。アンディ他メンバーの後から加入したメンバーが、自分たちが関わらずに制作された時の曲を演るのだからその意味で気合が入ってるのかと思ったが、よく考えたらオアシスの時から演っていたか。

オアシス・エリアにて毎年食べてるカレー、今年はレッドカレー。美味なのだが、暗い混雑してるところで食べるのは、どうも快適ではない。

・THE STONE ROSES *GREEN
これはやられました!そもそも3日参加したのはノリ的なところもあり、彼らを観るためではなかったです。それから、実は彼らを以前唯一観たのが96年のレディングで(すでにレニもジョンもいない)、その時の評価があまりにひどかったために完全解散したといういわくつきのもの。そこまで悪いとは思わなかったのだが。
しかし、観て納得。ローゼズはあんなもんじゃなかった。何しろバンドの出す音の生命力がすごすぎる。まるで生き物のようにひたすら蠢く。特にリズム隊の表現力。それに対する観客の反応もまさに祝祭という感じ。また、スクリーンに白黒で映し出されるのが、それをさらに増幅する。
彼らのアルバムは2ndを聴いただけで、ファーストはなぜだか抜け落ちてました。曲自体は一部の曲を除いてはそこまですごいとも思えないのですが、これをあの演奏で演られると、ぜんぜん見え方が違ってきます。そして、彼らが失速した後に一気に上がってきたのがオアシスなんだよなあ、とマンチェスター勢の興亡について想いを巡らせてしまいました。
最後に4人が横に並んで手をつないで挨拶に出てきた風景はじんと来ましたね~。あとイアンがブルース・リーの人形で遊んでる絵が映し出されたのも印象的。

ホワイトのジェームス・ブレイクに行くという計画もあったのですが、ローゼズのこの余韻の後だと、さすがにそれはなくなりました。


中日につづく

*は完走したもの