こんばんは
児童発達支援や放課後等デイサービス等の療育事業所や例えば支援学校と普通学校への進路選択等の様々な選択をされる際、どんな事業所や学校等がお子様ご本人の成長に適切であるのか、保護者様は皆さま悩まれることかと思います
私の意見を端的に結論から伝えると、療育事業所や学校等もそれぞれの運営方針があるので、そこをある程度理解していけば、後は結局はそこで務めていらっしゃる職員さん(先生)の人柄によると思っています。
こんなことを療育事業所の経営者が言うのもおかしいですが、少なくても療育事業所の提示している情報なんてどこも良さげに書くのは当たり前です
何故なら福祉と言ってもビジネスですから。
特に最近は療育事業所にもFC加入店が増えてきていたりして、FCの看板だけで現場に反映されていない事業所だって少なからずあるのも事実です。(FC加入店が悪いと言いたいわけではありません)
逆にいうと例えばパンフレットやHPがきちんと書かれていない=そこの事業所はあまり良くないというのは安直だと思います。
(個人的にそこは逆にビジネスとしてどうなのかなとは思ってはしまいますが…スミマセン)
少しでも悩んだらとりあえず見学をするべき
これに尽きます
「百聞は一見に如かず」ではありませんが、どんな外部情報よりも実際に見て話した情報の方が確実です
事業所だったら管理者さんや児童発達支援管理責任者さん、指導員さん、学校だったらそこの先生がどれだけ一生懸命にお子様と向き合ってくれるのかを保護者様の目でご判断してみて下さい
お子様の療育をするのは、事業所でも学校でもありません、そこで働く人間なのです。
療育の考え方一つにしても色々な考え方があると思います。
例えば私は「叱る」という行為にあまり効果がないと思っている児童発達支援管理責任者なのですが、他の療育事業所の児童発達支援管理責任者様の中には、お子様の療育において「叱る」ことは大切だと考える方も沢山いらっしゃると思います。
その考え方一つにしたって、保護者様の考え方とマッチングしなくては良い療育はできません。
仮に私が保護者様に「うちの子どもには厳しく、悪いことをしたらきちんと叱って下さい」と言われたら、「悪いことをしたら、勿論注意は促しますし、正しいことを伝えますが、厳しくするよりも、出来ることを少しでも増やせるように褒めて伸ばしていきます。」とお答えすると思います。(実際はもうちょっと保護者様の考えを尊重してやんわりと言うとは思いますが…)
「怒る」と「叱る」の違い 何故叱ることがあまり効果がないのか? | 児童発達支援・放課後等デイサービス事業所の社長ブログ (ameblo.jp)
それに対してどう感じるかは保護者様次第であり、事業所としても療育方針はブレてはいけないので、同じ方向で向かっていけないのなら、恐らく別の事業所で保護者様の考えと同じ考えの事業所の方が良いと私は思います。
こういう細かい情報って口コミなら何となく伝わるのかも知れないですが、基本的に実際に見学して職員と話をしなくては伝わりません。
私は
とにかく見学して、沢山質問してみること
を凄くお勧めします
その質問に対してどれだけ真剣に応えてくれるのかが重要です
あまり色々聞きすぎて面倒くさい親だと思われそうとか思わない方が良いと私は思います。
逆にそう思ってしまうような事業所だったり学校なら少し雲行きは怪しいのかも知れませんよ
お子様の将来に関わる事なのですから、保護者様には大変かもしれませんが、沢山見学して一生懸命になってどこが良いのか審査してもらいたいのが私の本音です
そこが上手くいけば保護者様もあとがきっと楽になりますので
以上で今回のブログを終わりにします
少しでもお役に立てたら幸いです
最後までありがとうございました
お子様の発達支援において私が知っておくべきだと思う考え方その4(感覚統合) | 児童発達支援・放課後等デイサービス事業所の社長ブログ (ameblo.jp)