またまたお久しぶりです。
ブログを放置していたにもかかわらず、拙ブログを訪問して下さってる方々に罪悪感を感じながらも更新が今日になってしまいました
5月は前半から中盤にかけて、盆と正月が一緒にきたような忙しさ。そして、そんな大事な時に腰をいわしてしまう私。
そんなこんなでいろいろと思うこと&反省もあったので忘れないうちに書いておきます。
まずは夫の人工股関節置き換え手術。
日本ではこの手術を受けた後、通常、数日から数週間の入院をするようですが、ここはアメリカ。
もちろん術後の経過によりけりだけど、ほとんどの人が手術後、数時間で帰宅。
で、夫もそのはずだったのに、まさかの術後2日間の入院。
手術日の1週間後には、ロサンジェルス郊外で古くからの友人の息子の結婚式参加を控えてた。
そんな大事なイベントが術後すぐにあるのをわかっていながら、手術日を決めた我が夫
私も私で術後すぐに帰宅できる=普通の生活ができると勝手に思い込んでいた。
が、夫の手術の数日前に情報を収集してみたら、
手術の部位にもよるけど、当分はクッションなしで椅子にも普通に座ることはできないし、車の運転なんて術後1か月半から2か月でなんて書いてあるのを発見
そんなだから、当分、夫は助けがなければ、パンツも靴下も一人で履けない。夫は術後の生活についてのセミナーも受けてたけど、そこまで細かいことは教えてくれないのアメリカあるある。
慌てて、マジックハンドの長い版みたいなのや普通より長い靴ベラ等々がはいった術後のお助けキットを購入。
一番優れものだと思ったのは、靴下を履くのを補助するもの。↓
(画像はGoogleから)
まず、座った状態でこのそうめん流しの竹のような部分に靴下をかぶせる。
靴下とこのキットの間にできた隙間に足を滑り込ませて、ロープを片方ずつ持って、足の形沿わせるように引っ張ると、あーら、不思議、靴下が履けちゃう。
最近は、夫もだんだんと靴下を履くスピードが早くなってきている。
作業療法士が訪問してくれた際、我が家はちゃんと準備してるって褒めてくださって、彼女が言ってたのは、一番、大事なのは、患者が自立して身の回りのことをすること。
夫も私も今まで普通に出来て当たり前だと思ってたことが、できない時もあると初めて気づいた。
まだ、私が夫の靴紐を結んだりしてるけど、夫はもうジムにも復帰してるし、お助けキットを駆使しながら、ほぼ普通の生活が送れている。
私は私で、術前、万が一、夫に何かあれば、やらなければならないことを二人で話し合って、術後は、夫の家族や友人たちへの夫の経過の報告と私がしっかりしなければと強く思った。
今まで夫にやってもらって当たり前だと思ってたことも、全部自分一人でやらなければならないようになって、以前、夫には、やってもらって有難うとは言ってたけど、今は本当に身に染みて感謝してる。
それに今回の夫の手術で、家族や友人、いろんな方達に支えてもらって、人は一人では生きてるんじゃないと痛感しました。
逆に人に頼りすぎるのもダメだとも。
何もない時には全く何にも気づかないんだけどね