自宅用アンプとして長年愛用してるMarshall Lead12のスピーカーを交換してみた。 | 山アリ谷アリ平地ナシ

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これまでに

何度も紹介して来てるけど、

 

ワイが2010年ぐらいにヤフオクで入手して、

それから今日まで長年自宅用アンプとして愛用してる

【Marshall Lead12】

 

もう散々説明して来たので細かな事は省くけど

 

Marshall初の家庭用小型アンプ、

そしてソリッドステートアンプとして発売されたものになる。

 

「Lettle JCM800」

 

と別名で言われる程にそのサウンドには定評がある。

 

ワイもZakk Wyldeにハマって、

Zakk Wyldeと言えばJCM800で、家の練習でもその手の音を出したいって所から探し始めて入手したもの。

 

ワイのLead12は見ての通り、

フロントのネットが小麦色に変色してるが元は黒。

 

91年までの製造だったかな?

時期によって各部のパーツ変更があったり、

89年以降になるとGainが強くなったり、90年に入るとこの縦長の形から昨今のアンプ同様に四角になるとか、時期によるサウンドにも違いがある。

 

 

 

 

 

裏は

中間部が程良く空いたオープンバックとなってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Lead12の名の通り、ピークで12Wなのだが、

日本電圧で6Wとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家庭用小型アンプながら、

Marshallが気合を入れて製造開発したのが伺えるのが、

MarshallロゴはMarshallのヘッドアンプやキャビに付けられてるものと同じサイズのもの。

 

 

 

 

 

っで、

パイロットランプも同仕様

 

とMarshall好きには堪らない小型アンプとなってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

83年か84年頃から製造販売されてるが、

ワイのは頭文字がVで始まる

所謂「Vシリアル」の87年製の個体になる。

 

この近辺の時期はネットが小麦色に変わりやすい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

 

定番の

改造の1つとしてスピーカーケーブルを

BELDENのウミヘビへと交換してる。

 

 

 

 

 

更に、

オープンバックを

クローズドバックにしてる。

 

これにより低音感が少し増す仕様となってる。

 

コーナンで買って来た木材をサイズに切って黒く塗ってはめ込んでるだけなんだけど(笑)

 

この木材、軽いのでもう少し重い木材にするとより低音感増すかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

最初の写真でお気付きの方もいらっしゃるかも知れないが、

アンプのプラスチックの足を外してる。

 

足を外す事で

床に直置きとなりより低音感を出す事が出来る。

 

Zakkファンなら御存知だろうが、

Zakk Wyldeもステージ後に置いてるキャビはキャスターが外されていてステージに直置きとしてるのが基本。

 

そして、

必ずBキャビである。

 

っとまぁ、

ワイも低音感増したかったのもあるにはある。

 

「クローズドバックに直置きでそんな低音感増す意味ある?」

 

って言われそうだが、

 

これまで紹介して来た写真で、

この様にワイ普段はスティールラックの中にアンプを入れてる。

 

先日ジナパパさんがツイートされていたが、

スティールラックにいれると床から浮かせた状態になる分低音が薄くなる。

 

スティールラック全体にアンプの振動が分散されるのもあるからね。

 

とは言え、

ワイはマンションの4Fに住んでるし、

マンションの2F以上に住んでる人にとっては、アンプを直置きで鳴らすってのは自殺行為(笑)

 

ワイもLead12は昼間しか鳴らさないし、

角部屋なのでアンプは隣に部屋が無い外壁の方にスピーカーが向いて置いてある。

 

なので、

スティールラックに入れて床から敢えて浮かせる事で下の部屋の人への考慮としてる。

 

ツイッターを見ていると、

デカイアンプを悠々と鳴らしてる方々が居て麻痺しそうになるけど、

一般の日本の住宅時事情ではこんな小型アンプですらヴォリュームを少ししか上げれないのですよ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、

 

先月の事、

ドクターMUSICチャンネルにて、

Marshall Lead12を取り上げた回の動画を見まして、その流れで改めてLead12の動画だったり、レビューや記事を見漁ってた際に、Lead12のスピーカーを交換と言うのにいくつか当たった。

 

その中で

 

「交換して始めてスピーカーが劣化してた事に気付いた」

 

と言う旨を書かれてる記事だったか、レビューだったかを読んだ。

 

そっか、

そりゃ何十年と経ってればそうだよなぁ~

 

と思った流れから

 

「なら、ワイもスピーカー変えてみるか!」

 

って事に至った訳(笑)

 

まぁ、

特に既存で付いてるスピーカーに不満があった訳じゃないけど、そもそもスピーカー比較をした事が無いから気付かなかった部分もあるんだろうと思うしと考えたのよ。

 

参考になるかと、

Lead12でスピーカー交換をしてる動画や記事はとても少なかった。

 

 

 

 

 

っで、

色々とスピーカーを調べた結果!

【EMINENCE LEGEND 1058】

【EMINENCE RAGIN CAJIN】

 

の2つを買ってみた(笑)

 

「何故に2つ?」

 

ってなるだろうけど(笑)

 

まぁ聞いてくれ(笑)

 

 

 

 

 

Marshall Lead12には

【CELESTON G10D-25】

 

と言うスピーカーが搭載されてる。

 

なので最初は単純に

10インチのCELESTONのスピーカーを色々と見て見た。

 

定番として、

Vintage10やGreen Backが出て来て、

実際にLead12にこれ等を搭載した動画ってのもいくつかあった。

 

っが、

どうにもCELESTONのスピーカー、

10インチになると途端に評判が悪い(笑)

 

まぁ一般的にも12インチが基準であるから、

10インチになると一気に種類も少なくなるしってのは仕方無い。

 

しかしながら

あのCELESTIONがここまで評判悪いのかと(笑)

 

なら10インチのCELESTONのスピーカーに拘る必要が無いなと。

 

JENSENとかになると一気に値段が跳ね上がったりするし…

 

っで

このEMINENCEに行き着いたって訳。

 

EMINENCEになると10インチでもいくつか種類があって良いなと思ったので。

 

っで、シリーズいくつかあるけど、

基本的にはこのブルーコートとレッドコートの2種類に分けられる。

 

レッドコートはよりHR/HM向けな感じっぽい印象を評価とかから見たら受けた。

 

ワイの好みとしても

よりクリアでバランス良くと考えるとブルーコートだろうと。

 

Zakk Wyldeと言えば

「Electro Voice EVM12L Black Label」と自分のモデルのスピーカーが発売されていて、通常のEVM12Lともサウンドは違う。

 

っで

EMINENCEにも

このEVM12Lを基にしたスピーカーと言うのが販売されてる。

 

それはLEGENDシリーズのブルーコートになる。

 

そう言う所からもブルーコートの方が好みだろうなとレビュー等を見ながら思った。

 

っで、

先月に「EMINENCE LEGEND 1058」を購入したのだけど…

 

商品が既に発送された後に

 

「っあ、EMINENCE RAGIN CAJINの方が良かったかも!?」

 

ってなったのよね(笑)

 

っで

 

「ならこの際、次にRAGIN CAJIN買って比較すれば良いんじゃね?」

 

となり、

今、この記事に至るって訳(笑)

 

なので、

今回はスピーカーの交換と比較ってのがメインになる(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では

まずは

「CELESTON G10D-25」の音を聴いておきたいよね。

 

なので

 

 

 

 

【CELESTON G10D-25】

 

今回、

いつものセッティングに

ギターのヴォリュームを下げたちょいクリーンから、

ギターのヴォリューム全開、そしてSD-1をONと言う流れの動画にして見た。

 

うむ、

いつも自分が聴いてるサウンドである。

 

ちょっとハイがなぁ~

ってずっと思ってた所も正直あるけど

 

「こんなもんか」

 

と思ってた部分で大きくは不満は持っては無かった。

 

持ってたらもっと早くスピーカー交換してただろうし(笑)

 

 

 

 

では

「CELESTON G10D-25」を外す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改めて、

【EMINENCE LEGEND 1058】

 

その名の通り、

LEGENDシリーズとなり、

10インチの中でも人気もあるスピーカーで音屋での評価も高い。

 

 

 

 

 

「CELESTON G10D-25」と比較すると

こんな感じ。

 

マグネットの大きさが全然違うので、

「EMINENCE LEGEND 1058」の方が当然重い(笑)

 

 

 

 

 

 

スペックは

こんな感じ

 

 

 

 

 

 

音の波形も一応あったけど

こんな感じらしい。

 

まぁワイ波形とかあんま分からんし、

鳴らして見て「良い」とか「気持ち良い」とか思えたら良いって所あえるんよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っつーこって、

【EMINENCE LEGEND 1058】

 

搭載!!

 

しっかりクローズドバックに戻して、

 

弾いて見た。

 

【Instagramにアップ後動画貼り付けます】

 

 

 

 

どうだろうか。

 

単純にワット数が75Wあるので

音量が少し上がったと言うか音圧が出てる。

 

っで

気になってたハイが大分抑えられてる。

 

とてもワイドレンジだと感じた。

 

全体的に落ち着いた感じがする。

ギターのヴォリューム全開、SD-1をONでは低域がちょっと「ゴォ」って感じするかなぁ~見たいな。

 

うむ、

悪くない、人気のスピーカーで評価が高いのも頷ける。

 

ハイが抑えられてる分、

ハイが出て耳に痛いかなって思ってしまうストラトやテレキャスのリアPUとは相性が良さそうに思えるが、ハムだと少々物足りないのは否めないかな?と言った印象。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に、

 

「やっぱこっちだったかも?」

 

ってなって

後から購入した

【EMINENCE RAGIN CAJIN】

 

こっちは更にマグネットがデカイ(笑)

 

ブルーコートのもう1つのPatriotシリーズとなる。

 

 

 

 

っで、

何故か…

 

こっちだけ

こんな付属品が…

 

 

 

 

 

中身は

EMINENCEを入れてますよ~ってプレートとピック

 

このプレートはLead12のネット左下に貼り付けようかしらね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では

 

「CELESTON G10D-25」

と見た目比較

 

マグネット4倍ぐらいあんじゃね?(笑)

 

 

 

 

 

そして、

 

「EMINENCE LEGEND 1058」と

見た目比較。

 

「EMINENCE LEGEND 1058」より約10kg(実際は0.9kらしい)重い。

 

マグネットだけで

「EMINENCE LEGEND 1058」より0.40kg重い事になってる。

 

 

 

 

 

スペックは

こんな感じ。

 

 

 

 

 

波形は

こんな感じの様だ。

 

ワイ、

この波形を見て、

「LEGEND 1058」よりもちょっと出てるし、

音屋の評価数も少し多く、評価も高いので「やっぱこっちだったかも?」と思った所はある。

 

とは言え、

波形は波形、実際音出して見ないとって部分は大きかったけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では

【EMINENCE RAGIN CAJIN】

 

搭載!!

 

 

 

 

 

鳴らして見る

 

 

 

 

【EMINENCE RAGIN CAJIN】

 

どうだろうか。

 

ワイ、

これ音出した瞬間に

 

「っあ!」

 

ってこえでてもうたしぬ(笑)

 

「LEGEND 1058」で抑えられてたハイが戻って来た印象を受けるね。

 

レンジ自体は

「LEGEND 1058」より少し狭くなってるんだけど、それが良いのか全体的のバランスが良い感じがする。

 

波形で見ても、

ピークとなってる部分が少し違うので、

「EMINENCE RAGIN CAJIN」は良く見るピーク位置かな?

 

その良く見るって事は

慣れ親しんだ、肌に合ったって部分があるのだろうか。

 

とても弾いてて気持ち良いと感じる。

 

数日後に改めて動画を聴き比べても

「LEGEND 1058」よりも非常にクリアで

Gainを少し下げたんじゃないか?って思う程。

 

音量、音圧としては

同じ75Wながら感度は微妙にこちらが高いのでその辺も体感として感じる部分があるのかも知れない。

 

 

 

 

最初から出来レースみたいで申し訳ないが(笑)

 

スピーカーは

 

【EMINENCE RAGIN CAJIN】

 

で決まりである!(笑)

 

この動画の後、

自分のメインのボード類を繋いでも鳴らして見たが、より気持ち良く弾けた!

 

とてもクリアだし

歪ませても良い感じでこれは良い!

 

まだ鳴らしたてで

これからエイジングが進んだらまたちょっと変わっては来るんだろうけどね。

 

12インチだったら種類も多いし無茶苦茶悩みそうだけど、10インチで全体の種類も少なかったし、その中で2つ選んで1つを選べたのは大きい。

 

もう最初の

「G10D-25」には戻れそうに無い(笑)

 

勿論、

スピーカーなんかは好みではあるし、

自分の出したい音により近付く為のもので。

値段的にも1万五千前後とPUを交換する感覚に近いかも知れない。

 

まぁ

たかが自宅用小型アンプ、されど自宅用小型アンプなのよね。

 

ギター弾くのが楽しくなる要因の1つとも言えるし。

 

 

 

 

 

 

っつーこって、

 

 

【自宅用アンプとして長年愛用してるMarshall Lead12のスピーカーを交換してみた。】

 

と言う記事でした~

 

良い結果に満足です。

 

「LEGEND 1058」も良いスピーカーなんだけどね。

 

こればっかりは好みですわ。

 

ふむ

「LEGEND 1058」どうしようかね。

 

10インチスピーカーの

アンプ使ってる友達や知り合い居たかなぁ~…

 

もう少ししてヤフオクにでも出そうかしらね。

 

 

 

 

っつーこって、

 

今回はこの辺で~

 

では!!