さて、
先日購入しようとして数年待って、やっと購入出来た、
【TRABEN Phonix 5 Blood Red】
この5弦ベースを紹介した
【 久々に竿をMy New Gear!! ~TRABEN Phoenix 5 Blood Red~ 】
の記事でも言ってる通りに、完全に見た目だけで購入をしてるので音なんてのは二の次、三の次ではあった。
でも購入するの同時にPU交換、プリアンプの交換は頭の中にあった事は否めない。
まぁ、
誰でもそうだと思うけど、購入する前ってのはその竿について色々と調べる訳で。
調べてると、同じPhoenix 5や4弦のPhoenix 4を使用してる人ってのも当然居る訳で、そう言う方のSNSを拝見すると、音に関しては賛否あった。
「良い音」
と言う人も居れば、
「相応の音」、「そんなには良くない」
とか。
まぁこの辺は好みだろう。
Phoenix 4であればTRABENのオプションとして購入時にDuncanのPUとプリアンプに交換出来るアップグレードが用意されていて、ヤフオクにもDuncanが載ったものが出品されていたのを見た事がある。
そもそも5弦ベースの多くは5弦、つまりLow-Bを出すのに低い音が故、その輪郭がボヤけたりしない様に殆どの5弦ベースにおいて、プリアンプ搭載だったり、アクティブPUが搭載されてたりする。
このTRABEN Phoenix 5もプリアンプ搭載だ。
しかしながら、勿論以前の紹介記事の後、ベース用のペダルボードを使って音を出してる訳だが、その音は言われてる様にまでは悪い音では無いと感じた。
しかしながらPUの性能か、少し5弦のボヤけを感じたかな。
まぁセッティングとかもあるだろう。
でもやっぱり、PUを替えたくなるのが常と言うか(笑)
少ないとは言え、他にも同じPhoenix 5を使用してるベーシストの方が居るってのを調べて知った以上は同じは嫌でどこかしら替えたいって思うのはプレイヤーとしては当たり前の部分だよね(笑)
っで、
交換する事を当初通り決めた訳だけど…
交換するPUの条件として、
「元々載ってるPUがカヴァードであるから、交換するPUもカヴァード」
ってのが自分の中であった。
それはPhoenix 4のDuncan搭載ものを見た時に、このベースのルックスにポールピースのあるPUが載ってるのはルックス的にダサい!
と思ったから(笑)
それで行くと、当然最初に出て来るのがEMG。
俺の好きなBlack Label Societyのベース、Jhon 'JD' DeSavioもそうだから。
EMGのパッシブであるEMG HZシリーズを探してみるが…
5弦用、特にこのPhoenix 5のフロントがJ Type、リアがMUSIC MAN Typeでって言うのが無い。
そこから色々と調べて見るが…
5弦ベースのPUの選択肢の少なさを垣間見た。
5弦ベースが少しずつ出てきて、今や当たり前に使われる様になった昨今、それに反してか5弦ベース用のPUの種類があまりにも少な過ぎる…
でもまぁ調べて、次に候補としてはbartolini。
出て来たのはMUSIC MANのリスプレイスメント用として
「72MM5C」
と言うPU。
しかしながら、よくよく調べると…
このPUでは横幅の長さが短い。
そう、MUSIC MANのリスプレイスメント用として販売されてるもの、MUSIC MAN以外のベースにこのタイプが載ってるものでもPUのサイズが違うものがある事が分かって来る。
MUSIC MANでもそれだけに対応したサイズのものと、LaklandやTobiasに対応したサイズ。
前者は横幅は101mmに対し、後者は横幅117mmとなってる。
そうPhoenix 5の幅は117mmで後者しか俺には選択肢が無かったと言う(笑)
LaklandからはL'Arc~en~CielのtetsuモデルのPUが販売されているが、3~4万とかしてるのと、俺は特にL'Arc~en~Cielの音が出したい訳じゃないと言うね(笑)
っで決まったんだが…
フロントのJ Typeの幅117mmのPUってのがまぁ~無い(笑)
もうね、調べに調べたけどフロントPUの交換は諦めた(爆)
そんでもってプリアンプですよ。
調べた結果、bartoriniにPUを替えるのならプリアンプもbartoriniでしょ!
とベーシストの中でも定番となってるXTCTに決めて見るも…
調べると、標準でPhoenix 5に載ってるプリアンプとXTCTではどうやら配線方法が違う見たい。
PUの用に配線を外した所に同じ様に半田付けすれば良いって訳には行かない様だ。
うむ、この辺はもっと良く調べて勉強してから交換するのが得策だろうな。
っーこって、
まずリアPUだけの交換を決め音屋で注文して
届きましたよっと。
では、開封
勿論、交換用のベース弦も注文。
っで、
交換を決めたPUってのが、
【bartorini (バルトリーニ) DL5CBC】
まぁこれしか選択肢は無かったとは言え、ルックス的にもカヴァードである事はクリアしてるのでOK!(笑)
では
箱を開封
bartoriniを購入するのは初めてだけど、こんな感じで入ってるのね。
取り出すと
プチプチにう巻かれてる。
プチプチを開き、
キター!!
仕様は
■5弦ベース用ピックアップ
■デュアルコイル・ハムバッカー
■Music Man (Stingray) 用
■寸法:縦48mm、横117mm、Lakland/Tobias対応
■DC Resistance: ~4.6KΩ each coil
っで、
スティングレイ用のリプレイスメント・ピックアップです。デュアルコイルによるファットな低域とブライトな高域が特徴です。不要なフィードバックやマイクロフォニック・ノイズに強いエポキシ樹脂を採用。
の説明となってる。
bartoriniはこのPU自体に「bartorini」と中心に盛り上がってるのが特徴よね。
俺、実はギター用PUでPUの表にメーカー名「Duncan」とかそうだけど、あれが書いてるのはあんま好きじゃないのよ(笑)
勿論
「PU替えてますよ」
感ってのが前面に出ていて、それを出したいって人がいるのは多いってのは知ってるけど。
俺は逆に人に言われて初めて
「ああ、替えてますよ」
ってのが好きだったりする(笑)
まぁギターのメインはEMGなんでね、アレはアレしかないんだけど(笑)
bartoriniもギター用はあるんだけど、実は昔はbartoriniのルックスは嫌いだった(笑)
嫌いだったのはギター用なんだけどね。
今回のベース用は普通に見た目良いなと思ってる。
っで、
説明書。
でも、この説明書では意味が無い(笑)
そう、Phoenix 5ではこの説明書とはコントロール・キャビティが違うから。
今回ベースのPU交換で色々調べて分かった事は、
ベーシストはベースのPU交換するだけでも色々と大変だって事(笑)
ギターだと対外決まったコントロール・キャビティしかないから配線を外した所に付け直せばOKなんだけど、ベースの場合はそのコントロール・キャビティが様々あって多岐に渡るので、そのベース自体のキャビティを理解した上で、それに交換出来るもの、相互性のあるものを選択しないと駄目って所で大変だなと。
では、
弦を外して交換して行きますよっと。
もうね、Phoenix 5を交換して弦だけで9千円使ってますよ…トホホ(泣)
っで、実は昨日、
このPU交換からクリーニング、弦交換、音出しチェックまでキャスにてラジオ配信ではあるけど、ずっと生配信してた(笑)
フォロワーさん2人だけ来てくれたけどね。
弦を外したら、
バックパネルを外し、
元のPUの
配線を半田を溶かし外す。
っで、ネジを緩め、
PUを取り外す。
bartoriniにはネジは付いてないので、このネジを流用。
ほで、
これが元々付いていたPU
「 Traben Custom Combo Humbucher 」
とPhoenix 5の説明にはあったかな。
裏は
こんな感じで、
スポンジが貼り付けられていて、
4つの短いバネがはめられ、本体とPUの隅間を埋める様になってる。
bartoriniにも必要であれば、下にスポンジを入れる必要があるが、
比べて見ると、
左がTraben Custom Combo Humbucherで右がbartorini DL5CBC。
そう、bartoriniの方が高さがある為、ベース本体に取り付けて見て必要なら薄いスポンジを敷こうと。
では、
Phoenix 5本体にbartoriniをネジ止めして載せる。
うむ、しっかり調べたのでサイズはピッタシカンカン!
っで、高さも良い感じでスポンジをPUの下に敷く必要は無さそうだ。
では、
bartoriniの配線を半田付け。
多分この写真では良く分からないだろうとは思う。
俺、個人的に配線は「付ければ良い」ってタイプでは無くて、しっかり、ポットだったり、他の配線と混在したり、絡まったりしない様にしっかりと配線を振り分けして纏めて、邪魔にならない様にしてから半田付けをするのでね(笑)
bartorini DL5CBCはデュアルコイルなので4芯+アースとなっていて、最初からホットとアース、ホットとコールドのそれぞれが半田付けされた状態なので、そのままポットに半田付けすれば良いだけなので、かなり楽。
っで、
ポットに配線しないホットとコールドに熱収縮チューブを嵌めて配線(半田付け)完了!
この辺はサクッと出来たね。
クリーニング&弦交換より早い(笑)
っで、
クリーニングと弦交換をして、
PU交換完了!!
bartoriniの文字が映えて、交換してますよ感出てるね!
PUを比較した時の写真で分かる通り、
元のPUに比べてbartoriniは艶消しなので、フロントがそのままな分、プロントとリアでの光沢感は変わるのは仕方無いね(笑)
っーこって、
TRABEN Phioenix 5 Blood Red with bartorini DL5CRC
ボディだけ
撮影。
見た目もやっぱカヴァードに拘って正解だね!
ルックス的にbartoriniのカヴァードで違和感無しだし。
見た目は大満足よ!
では、
肝心のサウンドだが、
鳴らして見て、フロントとのバランスはまぁまぁかな。
リア単体で鳴らした際のパワー感やバランス、低音の輪郭のボヤけ無さは最高に良い感じ。
まぁ俺自身がまだまだPhoneix 5を扱いきれて無い部分があるが、色々とバランサーを弄って様々な音を試して見てもbartoriniはかなり良い感じになってくれる。
うむ、サウンドも満足だわ!
っーこって、
TARBEN Phoneix 5のPUをbartorini DL5CBCに交換したよ
っと言う記事でした~
今後はね、プリアンプの事をもうちょっと調べて、自分で交換する条件を満たしたら交換しようかと思ってる。
プリアンプ交換と言う更にサウンド変化の余力が残ってるって所でもまずPU交換で良い感じになった分ワクワクするね。
とは言え、このベース…
家でしか弾かないんだけどね(笑)
いやね、
このベースもあるし、4弦ベースもあるし、
しっかり組んだベース用のペダルボードもある訳ですよ。
本当ね、そこいらのベーシストよりベーシストしてるんじゃないか?とは思ってますがね(笑)
でもやはり
「餅は餅屋」
なのでね、ベーシストとしても俺は需要無いかと。
もし界隈の方で、
ベーシスト居ないんだよねって言われる方が居ればお声かけ頂ければベース、弾きますよ(笑)
っーこって、
今回はこの辺で~
では!!