二十数年もギターを弾いていながら、
いくつもバンドをやって、
ライブをやってきながら、
HR/HMをプレイしてきながら、
俺はシルバー・アクセ関係は長年身に付けなかったし、タバコは一度も吸った事ないし、タトゥーなんて彫ろうなんて考えた事も無い。
当然、一時期クロムハーツがブーム的になった時も周りは相手の身につけてるシルバーアクセを見て「それクロムハーツの~だよね?」から話が盛り上がってたり、いつのまにかタトゥーを彫っている音楽仲間がいたりと俺以外は「見た目」の「ファッション」を髪の色や長さ、ステージ衣装以外に普段でも主張する様にシルバーアクセやタトゥーに求めてた感はあった様に思う。
当然Rock的な見た目は大事だったけど、シルバーアクセやタトゥーに興味は無かったし、好きな瀧川一郎さんはタバコを吸う姿は格好良く様になってたけど、俺は吸おうと思わなかった。
いや、少し思ったかも?(笑)
まぁ、それよりもギターを巧くなりたかったし、練習したかった。
だからか、XやLUNA SEAを中学、高校1年と聴いてたけど、割と早い段階で化粧バンド、今で言うヴィジュアル系(以下V系)は、それはそれと思ってたし、V系で下手なヤツを見ると「化粧する時間があるなら練習しろ!」と言っていたし、「女装したいならオカマバーででも働けよ!」と言っていた(爆)
それでも、嫌々ながら高校2年ぐらいに出た高校生ロック選手権でLUNA SEAのコピーをした時は化粧したし、大阪出て心斎橋のMUSEでやった時のバンドでも化粧した覚えがあるね。
そのMUSEでのライブで汗で化粧ドロドロで、「二度と化粧しねぇ!」と自分に誓って、次のライブは他のメンバーが化粧したり、衣装をバッチリしてるのに、Tシャツにジーンズ、化粧一切無しと完全にCRAZE時の瀧川一郎さんに気持ちは成り切ってた(笑)
CRAZEのライブでロッドこと、藤崎賢一さんが「化粧なんて落ちてしまえ!」って言葉はずっと心に残ってるね。
まぁそんなんで2回のライブにしてバンドは解散したんだけど(爆)
つまりは、シルバーアクセやタトゥー、化粧に衣装に何等思わなかったと。
髪の毛は染めた事あったけどね。
っと、長い前置きだったが(笑)
そんな俺もここ数年では、知っての通り、BURRN!で当たったBlack Label Society(以下BLS)の指輪をしてたり、前に指輪をはめようと買ったヤツも引っ張り出してきて、BLSの指輪と共に両手の指にそれぞれはめてたり、去年買った逆十字架のペンダントは身に付けてる。
身に付けてると当然、汚れがたまって、黒ずんだりくすんだりするので、手入れが必要になる。
まぁ指輪もペンダントも休みの日出掛ける時しか身に付けなかったんだけど、長年そう言ったものを身に付けなかったから付け慣れてなさもあって、最近では会社の行き帰りも指輪ははめる様にして、慣れる様にしてる。 ペンダントは休みの日だけだけど。
まぁ仕事中はさすがに指輪は外すんだけどね。
すると、より汚れ、黒ずみ、くすみは溜まる。
そこで手入れが必要になる。
まぁ、ギターでもパーツ、ペグやブリッジ、フレット等、金属のものへの手入れとして、FERNANDESのSCRATCH MENDER 946と言う金属磨きが昔から有名だったりする。
しかしながら、値段は¥600~700ぐらいで80g程、あまり使わないでいると液状になりすぎて使えなくなる場合も…
(事実、俺はそうなった経験アリ)
大昔から有名なのは歯磨粉を使ってパーツを磨くってヤツね。 研磨剤なんで、何等問題無く使える(笑)
ただ水を付けてしまうと泡がブクブク、香りや味付きだと、フルーツやミントの香りが(爆)
現在では、それぞれ各専用の金属磨きが販売されてたりして、それ等を買えば問題なかったりするが、値段もマチマチで意外と高いものも、後処理が大変なものだってある。
そこで登場なのは誰もが御存知の!
【日本磨料工業株式会社 Pikal METAL POLISH (ピカール 金属みがき)】
50年以上の実績とコーナンやホームセンターで簡単に手に入るし、安くて使いやすので有名。
金属を磨くにはコレに限るね!
これは300gの液状で¥370ぐらい。
ホームセンターでカテゴリー的に「どこのコーナーにあるの?」ってなりそうだが、コーナンでは車用品のコーナーに置いてある。
特殊コーティングや金銀メッキや塗装を施してなければ、それ以外どんな金属にでも使用できるし、液状だから粉っぽさや後残りも無く、皮膚への影響も特別な後処理もいらなく、小学生でも簡単に使えるってのは言わずも知れた事やね。
車やバイク、自転車に使ってるって人も多いかと思う。
かなり綺麗にピカピカになるしね。
さて、磨くにはピカールだけじゃなく、擦ったり、拭き取ったりするクロスやウェスなんかの布が必要ではあるよね。
本当、真っ黒になるから、使い捨てになるし、あまり良いものや高いものを買って使うのは逆に損になる事もある。
まぁ、シルバーアクセやパーツ、車やバイク等々、使用用途や使用面積によっての使いやすさも考えなければならないけどね。
今回はシルバーアクセを綺麗にって事なんで、高価出なくて良いし気軽に使いやすいヤツが良い。
そこで「何か良いの無いかなぁ」と先日調べてたら、どうやら「キムワイプ」が良いらしいと言うのを見た。
「これだ!」
っと思って、コーナンに買いに行った。
店内をぐるっと回って見付けれなかったので、
店員に、
俺「キムワイプってどこにあります?」
って聞くと、
バイト店員「キム…ワイプですか?…」
っと、分からなかったのか上司的な人、まぁ社員さんかな?を連れてきた(笑)
再度その店員に聞くと
店員「キムワイプですか?」
っと、その店員も分からなかったのか、「どう言ったものです?」なんて聞かれ、簡単に説明したりして、店員は手に持ってたタブレットでググり初めて、「これですよね?」と画面を見せて来た(笑)
俺「それです!」
っと、電気工具を置いてるコーナーでウェスが置いてあるところに行って、置いてないのを見ると、
店員「ちょっとウチには置いてない見たいですね」
と言われ、コーナンより少し離れた所にホームセンターがあるので、そこに行こうと店を出ようとしたら、店員が追い掛けて来て、
店員「お客様、ありました!」
っと、手にキムワイプ持って来た(笑)
俺「っあ、どこにありました?」
店員「別のウェスを置いてある棚に。少し見えずらかったですね。 でも今、2箱しか無いんです。」
俺「じゃあ2箱貰いますわ。 有難うございます。」
っと、店員は「置いてない」と言った後、少し探してくれてた見たいで有り難かった。
コーナンだと、同じ商品が2つの場所に置いてある事もあって、見えやすい場所には売れてる商品、棚とかには関連商品と一緒にとかってあるから、1つの所で「置いてないや」と思いがちだったりもするしね(笑)
ってな訳で、
【日本製紙クレシア株式会社 キムワイプ S-200】
これは、一言で言うと紙製のウェス。
ティッシュに似ているけど、ティッシュよりも厚く、硬い手触りで、毛羽立ちが無く、水に溶けにくい。 使用時のパルプくずが出ないと、紙の中では優等生過ぎる製品(笑)
一般的には実験器具の掃除だったり、液体の吸い取り、電子部品のワイピング、理学、工学、農学、医学、薬学、家政学等の実験等々と用途は広いそうだ。
S-200のシートサイズは120mm×215mmで200枚入りとなってる。
これで価格は¥180だ。
ティッシュ感覚での使用が出来る。
簡単に使い捨てれるし使い勝手も良いし、破けづらいある程度の強度もある。
コイツはかなり良い!
まぁまかり間違っても水分を吸収しにくいので、トイレなんかには流さない様!!(爆)
っで、早速シルバーアクセをピカールを使い、キムワイプで擦って磨く。
さすがピカール!
いつ使ってもピカピカになって行くぜ!!
そしてキムワイプ!
破けづらいのとザラザラしてるので、擦るのにも最適だし、シルバーアクセや金属の手入れはかなり真っ黒になるので、安くて使いやすく使い捨てしやすいキムワイプは気軽に次々使えるぜ!(笑)
っと言う訳で、まずは逆十字架ペダントを磨いたら、こうなりましたよ!
「どーですかー!? お客さーん!」(笑)
ピカピカですわ!
前回紹介した写真は下リンクより↓
【前回の逆十字架ペダント】
前回でも結構使ってたんで、かなりすくみや角は汚れがあったからね。
何度か定期的に綺麗にはしてたけど。
ピカールとキムワイプの組み合わせは最強じゃね?(笑)
そして、BLSの指輪
ピカピカ!
前回の写真は下リンク↓
【前回のBLSの指輪】
綺麗にする前の状態は撮り忘れたんだけど、前回の写真は届いてすぐの写真なのよ。
つまり、初期状態よりもピカピカになってるし(笑)
指輪はどうしても両サイドが指に触れるから一番汚れるんだよね。 すぐ黒ずむから。
あまり細かな造形をしてる指輪とかだと、爪楊枝の先にキムワイプを巻き付けて掃除するとか工夫は必要だね。
そして、マスキングテープと手袋も買って置いた。
これは昨日話したスタジオに入る為、弦交換をする際に、フレットも磨こうと思ってたからね。
手袋は今回も使用したけど(かなり真っ黒になるので)、こう言うのより、もって指にピッタリ付く手袋の方が細かな作業はやりやすいし、力も入れやすいね。
この手袋は失敗。
俺のメインギターは知っての通りのルックスなんで、ピカピカよりくすんでる方が俺的には格好良いと思ってたんだよね(笑)
新品より塗装が剥げてたり、打痕や擦り傷とかボロボロの使い込んだ格好良さと言うかね。
フィギュアードやキルトの木目の綺麗さには憧れはあるけど、俺からしたら眩しいんよ。 俺には似合わない(笑)
PRSとかアートな優等生ギターだと感じるからね(笑) PRSは優等生過ぎるのと、音的にも俺の好みでは「PRSでは足りない」と言ってしまうんよね。 良いギターなんだけどね。
まぁそんな感じで、俺はレモンオイルとかも使わねぇし、結構その辺はアバウトと言うか、弦交換の時にタートルワックスでザッと拭いたり、指板はある程度水分を吸収させて蒸発させるのを定期的にしないと、ローズやエボニーは乾燥させ過ぎて割れる何て事も起こりうるから、ぬるま湯で指板の汚れは擦って落としたりはしてたけど、パーツは特別何かしたりはしなかったからね。
フレットぐらいは綺麗にしようかと思ったんだよね(笑)
他のパーツよりもペグがやっぱ一番くすんでるからピカピカじゃなくても、適度に綺麗にするのも良いかも。
っで、昨日話したスタジオの為に弦交換をした際にフレットを磨いて、ペグも軽く磨いた。
フレットは見違えたね。 っつーか、何だかんだ言わないでフレットは磨くべきだと思った。 フレットがピカピカってだけで演る気になるんだなぁ~これが!(爆)
やっぱり、汚れやくすみは少しザラ付いた滑りなのか、フレット磨くと程良くキュッと締まると同時にスムーズな滑りだと同じフィンガリングしても思うね。
ここで言う「滑り」はベンドの際に弦とフレットが擦れる状態が主。
その内、ありとあらゆる金属を磨きそうやなぁ(笑)
結構、楽しいし、ピカピカになるのがやりがいあるね。
ギターの次は自転車でも綺麗にするか!