CATACOMBS OF THE BLACK VATICAN | 山アリ谷アリ平地ナシ

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4月8日、日本盤は1日遅れの4月9日に発売となった、Black Label Societyの新譜を買ったので、紹介。





【BLACK LABEL SOCIETY】
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【CATACONBS OF THE BLACK VATICAN】
1.FIELDS OF UNFORGIVENESS
2.MY DYING TIME
3.BELIEVE
4.ANGEL OF MERCY
5.HEART OF DARKNESS
6.BEYOND THE DOWN
7.SCARS
8.DAMN THE FLOOD
9.I'VE GONE AWAY
10.EMPTY PROMISES
11.SHADES OF GRAY

[Bonus Track]
12.DARK SIDE OF THE SUN
13.HELL AND FIRE

通算9枚目になるスタジオアルバムになる。

発売日前日の8日に仕事が終わってから買いに行って、帰宅後に早速聴いた。

まず、1度目アルバムを一通り聴いた感想は「っん!?」って感じだった(笑)

「Black Sabbathっぽいな」と。
ZAKK WYLDEは自身もこれまで幾度と無く発言しているが、Black Sabbath、Led Zeppelin、Randy Rhoads、Eddie Van halenに影響を受けていて、それがリフや曲、ソロリックにも出ているのは当然としている。

それとAllman BrothersやLynyrd Skynyrd、Mountain等々、サザンロックに影響を受けているのはファンなら当然、知ってる事である。
これまでのアルバムでも、それは随所、アルバム全体を通しても出ていたが、今作「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」はよりそのZAKK WYLDEのコアの部分がより出てる様に思った。

まぁ俺の個人的感想なので、異論は認める(笑)

Souuhern Metal(サザンメタル)、Doom Metal(ドゥームメタル)と言える。
同じ所では、俺の好きなDownやC.O.Cなんかに近い感じも受けるね。 これまでのアルバムでも、近い感じはあるけど、ZAKK WYLDEのポテンシャルでDOWNやC.O.Cとは異なってたけど、「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」はちょっと近づいたと感じた。

「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」はSouthern Doom Metalと言うのが実にしっくりくる。

リード曲の「MY DYING TIME」は早くにYouTubeに公式に上がっていて、アルバム発売数週間前にPVも上がっていたが、ズッシリとした感じは変わらないBLS特有さは変わらないものの、より明確になったサウンドとメロディになったと感じたけど、それは「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」全体にも通じてた。

「FIELDS OF UNFORGIVENESS」や「BELIEVE」、「HEART OF DARKNESS」、「BEYOND THE DOWN」、「DAMN THE FLOOD」、「I'VE GONE AWAY」や「EMPTY PROMISEE」と、今回ヘヴィな曲のバッキングトラックでは、これまでRebelが使われていたが、メイプルネック、メイプル指板のVertigoでレコーディングされているので、その分全体的なトーンが明るく明確になってるって部分も大きい。

そして、リフに関してもメインリフが単音で弾いてるものが多いのも特徴だとも思った。 これまでも普通にあったのだけれど、ノリの良い耳馴染みな感じが薄く、「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」ではミディアムテンポの楽曲でも単音リフがアルバムの前半に来てる為にSabbat感を感じるんだと思う。

中でも「BELIVE」は非常にシンプルで、「HEART OF DARKNESS」、「DAMN THE FLOOD」はノリや耳馴染みは良い。

「ANGEL OF MERCY」、「SCARS」、「SHADES OF GRAY」のメロウな曲はよりSouthern Rockを感じる。
「SHADES OF GRAY」のクリーントーンは耳に痛い感じでは無く、丸びを帯びたトーンなのもこれまでとの変化と言える部分だとも思う。
BONUS TRACKSの「DARK SIDE OF THE SUN」は世界共通のBONUSとなっており、これも単音リフで一番Sabbthっぽさを感じるし、DOWNっぽい。「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」の雰囲気には合ってる。

「HELL AND FIRE」は日本と言うか、アジア圏のBONUSかな?
「Knockin' On Heaven's Door」がそのまま歌えそうな楽曲(笑)



ZAKK WYLDEはアルバムにコンセプトを持たせないのは当然の事で、今回も思い付いたままに曲を作り、レコーディングして仕上げたアルバムになる。

「BLACK LABEL SOCIETYってどんなの?」って人に対しては「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」は個人的にあまりお薦め出来ない。

やはりそう言う人には前作「ORDER OF THE BLACK」を勧めてしまうだろう。
「ORDER OF THE BLACK」にはライブでもプレイされる「CRAZY HORSE」や「OVERLORD」、「PARADE OF THE DEAD」、「GODSPEED HELLBOUND」と言ったノリも馴染みの良い曲があり、どれもリード曲として相応しかったりするから。

そう言った意味では「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」はBLS玄人向けだと思う(笑)

それに聴けば聴く程に味が出るアルバム。

雑誌では「多彩」と言った言葉が使われるが、俺的に「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」は奥行があるアルバム、深みがあるアルバムだと言える。

まぁ、各雑誌でインタビューを読めばZAKK WYLDEの考えが分かり、また違った印象を受けるだろうし、ライブでは「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」からも4曲ぐらいはプレイされるだろうか? ライブのプレイを聴けばまた印象は変わる(笑)

BLACK LABEL SOCIETYの基盤はそのままに、これまでとは違った作風となった「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」と思う。


勿論、購入後はヘヴィローテーションで聴きまくってる(笑)




さて、日本盤の初回盤にはピックが付属されている。

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BLACK LABEL SOCIETYのロゴ。

裏は、
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Jim Dunlopの市販ピックやWahやMarshallやEMG-ZWに付属してるピックと同じ様にZAKK WYLDEのサインが入ってる。










さてさて、4月10日にはYouTubeにて予告動画が上がっていたが、
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【YOUNG GUITAR 2014年5月号】
表紙に加えインタビュー、付録DVDにて、「FIELDS OF UNFORGIVENESS」、「MY DYING TIME」のリフ、ソロリックを公開し教えてる。

仕事帰りに近場の本屋に寄ったら、1冊しか無くて焦った(笑)

これまでのアルバム発売に連動したヤンギのDVDとしては、今回は2曲と少なくも思うが、ZAKK WYLDEは最近色んな所でプレイしていて、スケジュールもかなりなものだと思う。

いつもの素人バンドとセッションをやるBoot Campに加え、Joe Bonamassaとセッション、前に紹介した「Bass Player Live」、最近までは「EXPERIENCE HENDRIX TOUR」としてJimi Hendrixのカヴァーをやるツアーで数々のミュージシャンが参加してる。

そして、現在はOZZY BANDでも一緒だったRob ZombeのBRASCOと一緒に「Metal All Stars」と言うツアーに参加して、Black Sabbathのカヴァーをやっている。

この後、「CATACONBS OF THE BLACK VACTICAN」のツアーが予定されている。

かなり働き詰めで、色んな所に顔を出してる(笑)

それを知ってるから、今回のヤンギDVDの少なさは理解。 そんな中ヤンギは頑張ったと思う(爆)










さてさて、少し前に紹介したコレ。
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【GUITAR APPRENTICE ZAKK WYLDE SIGNATTRE EDITION】
最近はコレを使ってギターの練習をしてる(笑)

既に「CRAZY HORSE」、「OVERLORD」、「PARADE OF THE DEAD」は弾いてたんだけど、コレを見ると今まで弾いてたのは耳コピやなんかでやってたから、やっぱ違ってた(笑)

適当なのは俺の悪い癖。
スケールも「なるほど、こう使ってるのか」とボス(ZAKK WYLDE)の教えに従って弾いてる。

今後、曲やアドリブでソロリックを考えたり、弾いたりする時に役立ちそうだ。





またヤンギDVDを使って、ギターの練習だぜ!!