ベッカーズリポートネオその2 | スダコフツ167のブログ

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FC3Sとの日常と、戦車模型の考察が、中心です。

スダコフツ167の意味はドイツの4号突撃砲です。

いやいや参りました。
先月のグランドパワーを見てたら、なんだか色々と解ってきたんで、又妄想してみる。

その1 兵器局パリ支局とベッカー特別生産本部。
これが、資料によって同一視されてたり別だったりで良くわからない元凶なんですが…。
基本的に兵器局パリ支局は兵器局の外局なんで所属は陸軍OKHってのは理解出来るんですが、ベッカー特別生産本部ってのは軍需省の命によりパリで組織されたってのもわかる。
多分、兵器局パリ支局はフランス戦終了後に設けられて、捕獲車両の管理運用を任せられてたと思う。
後は当方予想通り、ベッカー特別生産本部と兵器局パリ支局はパリのクレベール通りの同じ建物に入ってたそうです。
兵器局パリ支局は組織的にはベッカー特別生産本部を管轄下に置いてたそうです。
つぅか当時のドイツ軍人さんは現役のまま、あちこちの省庁に組み込まれてるんで、マジややこしい…(泣)。
つまりは、ベッカーが色々やりたい放題やろうとしたら、やっぱり兵器局パリ支局長さんは…
あのお方しか考えられないわ…(笑)。

その2 異文化交流。
ドイツの自走砲の歴史はⅠ号戦車改造の47mm対戦車自走砲とSIG33B 150mm重歩兵砲の自走化から始まりましたが、基本的に兵器局第6課は将来の自走砲にホイッシュレッケってなんか怪しい複雑な自走砲で迷走してましたが、
ここに、ベッカーって怪しい予備役将校が、ガーデンロイド系軽戦車改造のミッドシップレイアウトの自走砲のコンセプトを実戦の使用実績と共に殴り込み掛けたのが1942年の2月頃か❔。

追記。動くロレーヌシュレッパーの動画発見❕❕。

更にはロレーヌシュレッパー改造の自走砲群の実績により、遂には新規製造の自走砲はミッドシップレイアウトが採用されてしまいます。
これってやっぱりベッカーの功績なんですかね…(笑)。



『YouTubeでまさにベッカー特別生産本部製のH39改105mm砲兵戦闘車の動画です。詳しくは不明ですがソミュール博物館ですかね❔。』
その後、ベッカー特別生産本部には、アルケット社から、元の戦車をを改造した自走砲の技術が逆輸入されて、ホチキス及びFCMの改造自走砲が出来たのも異文化交流の最大の成果かもしれない。

その3 絶対表に出ないと思うけど…💧。
とにかくベッカーって良くわからないのは、最初のイギリス製軽戦車改造の自走砲を作った時の資金と資材をどっから捻出したのかわからない❔。
いくら旧式だからって制式採用の大砲を20門も持ってくるのはドイツからの輸送を含めて、相当な手続きが必要だろう。
だってさ、中隊長決済の資金ぢゃ絶対に足らないし、しかも故郷のクレフェルトから技術者や装甲版を製品として納入なんて、常識的に不可能だろう。
捕獲車両には、個人的努力って書いてあったけど納得出来ないわ…(笑)。
例えば連隊長のフォイヒティンガーの決済だってちと無理ぢゃない❔。
安易に軍票決済もどうかと思いますが…
そう考えると…やっぱり色々横流しや賄賂その他やってたとしか考えられないわ…。
イメージは兵站軍ね…(笑)。


まとめ。
まぁ、色々調べてみましたがベッカーは資料提供したわりには肝心なところは何故かシュピールベルガーに忖度されちゃってるのはどうなのよ…(笑)。